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Integration Service のアクティビティ
Last updated 2024年11月5日

オブジェクトと添付ファイル

概要

このガイドの目的は、以下の ServiceNow 系アクティビティを使用した、実用的なサンプルを作成できるようになることです。

  • ServiceNow レコードを挿入
  • ServiceNow レコードを取得
  • ServiceNow レコードを削除

この実用的なサンプルにより、ServiceNow インスタンスへの接続をすばやく確認したり、アクティビティの入力/出力データ型に習熟したりすることができます。

このページの手順を完了すると、以下のアクションを実行するオートメーション シーケンスが使用できるようになります。

  1. ServiceNow インスタンスへのコネクションを確立します。
  2. 新しい ServiceNow インシデントを作成します ([レコードを挿入])。
  3. レコードを取得し、予期されるエラー メッセージを出力します ([レコードを取得]、[条件分岐 (if)])。
  4. 作成したインシデントを削除します ([レコードを削除])。

前提条件

はじめる前に

  1. ServiceNow 認証 の手順を完了します。
  2. ServiceNow レコードに添付するローカル ファイルを用意してください。

手順

プロジェクトをビルドする
  1. コネクタのドキュメントに記載されている手順に従って、接続を確立します。
  2. [ServiceNow アプリケーション スコープ] アクティビティを追加します。 [ 構成 ] ボタンをクリックし、目的の接続を選択してテストしてから、[ 保存] をクリックします。
  3. [ServiceNow アプリケーション スコープ] アクティビティ内に [ ServiceNow レコードを挿入 ] アクティビティを追加します。

    • [ServiceNow レコードを挿入] アクティビティの [設定] ボタンをクリックします。
    • [ オブジェクトを選択 ] ドロップダウン リストで、[ Incident] を選択します。
    • sys_idに対し、String 変数を作成して入力します (例: sysID)。
    • [単一のフィールドを追加] テキストボックスに 「short_description」と入力します。 short_description を入力します (例: "UiPath-Attachment")。
    • [完了] をクリックします。
    • [ServiceNow のステータス] の値に対し、ResponseStatus 変数を作成して入力します (例: insertRecordResponse)。
  4. [ レコードを挿入 ] アクティビティの後に [1 行を書き込み] アクティビティを追加します。 次のテキストを入力します: "Record created: "+insertRecordResponse.Success.ToString+" | sys_id: "+sysID (sysID は、上記の [sys_id] フィールドに対して作成された変数です)。
プロジェクトをテストする
  1. [添付ファイルを削除] アクティビティの後に、[レコードを取得] アクティビティを追加します。

    • [ServiceNow レコードを挿入] アクティビティの [設定] ボタンをクリックします。
    • [ オブジェクトを選択 ] ドロップダウン リストで、[ 添付ファイル] を選択します。
    • sys_id のフィールドで、[レコードを挿入] アクティビティに対して作成した sys_id 変数を入力します。
    • [完了] をクリックします。
    • [ServiceNow のステータス] の値に対し、ResponseStatus 変数を作成して入力します (例: getRecordResponse)。
  2. [ レコードを取得 ] アクティビティの後に [条件分岐 (if)] アクティビティを追加します。

    • [条件] プロパティに 「getRecordResponse.Success=False And getRecordResponse.Message.Contains("No Record")」と入力し、エラー メッセージを確認して、添付ファイルのレコードが削除されたかどうかを判断します (getRecordResponse は上記で [ServiceNow のステータス] プロパティに対して作成した変数です)。
    • [ Then ] ステートメント ボックスに [1 行を書き込み ] アクティビティを追加します。 [ テキスト] プロパティに 、「"Test passed: "+getRecordResponse.Message」と入力します。
    • [1 行を書き込み] アクティビティの後に [ServiceNow レコードを削除] アクティビティを追加します。

      • [添付ファイルを追加] アクティビティの [設定] ボタンをクリックします。
      • [オブジェクトを選択] ドロップダウン リストで、[Incident] を選択します。
      • [ ID ] プロパティに、[ レコードを挿入 ] アクティビティに対して作成した sys_id 変数を入力します (例: sysID)。
      • [ ServiceNow のステータス] の値に対し、 ResponseStatus 変数を作成して入力します (例: deleteRecordResponse)。
    • [ ServiceNow レコードを削除 ] アクティビティの後に [1 行を書き込み ] アクティビティを追加します。[ テキスト] プロパティに 、「"Record deleted: "+deleteRecordResponse.Success.ToString」と入力します。
    • [ Else ] ステートメント ボックスに [1 行を書き込み ] アクティビティを追加します。 [ テキスト] プロパティに 、「"Test failed: "+getRecordResponse.Message」と入力します。
  3. [実行] をクリックして、[出力] ウィンドウに期待される [1 行を書き込み] の値が含まれていることを確認します。

完了です!

  • 概要
  • 前提条件
  • 手順

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