Integration Service のアクティビティ

最終更新日時 2025年10月2日

UiPath GenAI アクティビティパッケージについて

UiPath GenAI アクティビティコネクタを使用すると、モデルのサブスクリプションを個別に管理することなく、さまざまな主要プロバイダーの大規模言語モデル (LLM) を使用して生成 AI をオートメーションにシームレスに統合できます。これらのアクティビティは、UiPath が管理する LLM と直接連携するように構築されており、AI Trust Layer などの UiPath の AI サービスによって強化されています。これにより、AI 機能を、準拠した方法で監視の下で安全に使用できます。

UiPath GenAI アクティビティは、Studio Web、デスクトップ版の Studio、および Apps の設計環境全体にわたって入力と出力を直感的に処理できる、品質が最適化された、プロンプトベースのエクスペリエンスを提供します。

このパッケージには、汎用のテキスト生成用の柔軟な [コンテンツ生成] アクティビティが含まれており、自分でプロンプトを定義したり、モデルを選択したりできます。さらに、[要約] や [翻訳] など、ユースケースに固有の定義済みアクティビティのライブラリが続々と提供されており、生成 AI の一般的なシナリオをより素早く実装できます。

コンテキストグラウンディング

コンテキストグラウンディングは、データを取り込み、より正確で信頼性の高い GenAI 予測を生成できるようにする UiPath AI Trust Layer のコンポーネントです。コンテキストグラウンディングは、埋め込みモデル、ベクトルデータベース、または大規模言語モデル (LLM) へのサブスクリプションを追加しなくても、ビジネスデータを LLM 対応にすることができるように設計されています。

UiPath GenAI 機能が実行時にコンテキストの証拠として参照できるビジネスデータの代表的なインデックスと埋め込みを作成できます。その主な機能とユースケースの詳細については、「コンテキストグラウンディングについて」を参照してください。

動作のしくみ

UiPath GenAI アクティビティは、モデルプロバイダーに送信する要求の正規化と変換に使用するさまざまな UiPath 内部サービスと直接対話します。認証パラメーターの使用やサードパーティのサービスへのサブスクリプションを必要とせずに、コネクションを直接作成できます。ただし、Studio と Studio Web のワークフローや Apps で使用するには、コネクションを作成して維持する必要があります。

注: GenAI アクティビティは、Automation Ops の AI Trust Layer ポリシーを使用して無効化できます。詳しくは、『Automation Ops ガイド』の「AI Trust Layer ポリシーの設定」をご覧ください。

See the activities page for a complete activity list and for more information. To learn about the connector, see the UiPath GenAI Activities page from the Integration Service user guide.

GenAI アクティビティで使用される LLM について詳しくは、サポートされているモデルに関するページをご覧ください。

ライセンス

GenAI アクティビティは、ライセンスプランに基づいて、実行 (設計時と実行時を含む) ごとに AI ユニットまたはプラットフォームユニットのいずれかを消費します。ライセンスプランのフレームワークについて詳しくは、こちらをご覧ください。

AI ユニットを含むフレックスライセンスプラン: 各 GenAI アクティビティの実行は、トークンのサイズに関係なく、利用可能な割り当てに対して 1 AI ユニットが課されます。コンテキストグラウンディングの要求は別途請求されません。
GenAI アクティビティの使用に伴う AI ユニットの消費量は、Automation Cloud の [管理] で、組織レベルとテナントレベルの [ライセンス] ページの [消費状況] タブに表示されます。
プラットフォームユニットを含むユニファイドプライシングライセンスプラン: 各 GenAI アクティビティの実行は、トークンのサイズに関係なく、利用可能な割り当てに対して 0.2 プラットフォームユニットが課されます。コンテキストグラウンディングの要求は別途請求されません。

注: UiPath は、プレミアムアクティビティや機能の使用パターンや追加に基づいて、消費ルールを将来更新する権利を留保します。