接続ウィザードを設定する

このページでは、ロボット コネクションとデザイン コネクションの違いについて説明します。

重要: このページは、Studio の接続にのみ関係します。Studio Web の接続は 1 つだけで、この接続が設計時と実行時 (ロボット) の両方に使用されます。

ロボット コネクションは、プロセスの実行時に使用されるコネクションです。

デザイン コネクションは、Studio でプロセスをデザインする際に、アクティビティを設定していて、そのアクティビティがリモート サービスに接続してオブジェクトやオブジェクトのプロパティの一覧を取得する必要がある場合にのみ使用されます。また、特定のアクティビティのサンプル データの取得機能やサンプル データのテスト機能でも使用されます。

実行時とデザイン時に同じコネクションを選択できます。これが既定の動作です。

ただし、これらを異なる設定にしなければならない場合もあります。一方のコネクションを実行時 (ロボット) に使用し、他方のコネクションをデザイン時に使用したい場合などです。

これは、ロボットをサービス アカウントで実行しながら、デザイン時のプロパティにアクセスするために個人アカウントが必要な場合に特に便利です。

プロセス上で、特定のコネクタ (例: Salesforce) に対して使用できるロボット コネクションは 1 つだけです。ただし、デザイン コネクションはロボットの実行中には使用されないため、必要などちらのアカウントにも設定できます。

重要: 指定したロボット コネクションに関係なく、ロボット (プロセス) を UiPath Assistant または UiPath Orchestrator から開始する場合、この値を上書きできます。

複数のコネクションを作成した場合は、ロボット コネクションとデザイン コネクションの両方について、既定のコネクションに加えて、使用するコネクションをドロップダウンから選択できます。

注: すべての Integration Service のアクティビティ パッケージが、使用するコネクションを [コネクションを構成] ウィザードで選択する機能をサポートしているわけではありません。この機能がサポートされているかどうかを確認するには、使用するパッケージのリリース ノートをご覧ください。