- リリース ノート
- 2021.10.1
- 2021.10
- Purchase-to-Pay Discovery Accelerator および SAP Connector 2021.10
- TemplateOne 2021.10.0
- Purchase-to-Pay Discovery Accelerator および SAP Connector 21.4.0
- 基本情報
- インストール
- 構成
- Integrations
- 認証
- アプリおよびディスカバリー アクセラレータを使用する
- AppOne のメニューとダッシュボード
- AppOne の設定
- TemplateOne 1.0.0 のメニューとダッシュボード
- TemplateOne 1.0.0 セットアップ
- TemplateOne のメニューとダッシュボード
- TemplateOne 2021.4.0 のセットアップ
- Purchase-to-Pay Discovery Accelerator のメニューとダッシュボード
- Purchase to Pay Discovery Accelerator の設定
- Order to Cash Discovery Accelerator のメニューとダッシュボード
- Cash Discovery Accelerator の設定への注文
- 基本コネクタ (AppOne 用)
- SAP コネクタ
- SAP Order to Cash Connector for AppOne
- SAP Purchase to Pay Connector for AppOne
- SAP Connector for Purchase to Pay Discovery Accelerator
- SAP Connector for Order-to-Cash Discovery Accelerator
- Superadmin
- ダッシュボードとグラフ
- テーブルとテーブル項目
- アプリケーションの整合性
- 使い方 ....
- SQL コネクタを使用する
- 便利なリソース
Process Mining
Purchase-to-Pay Discovery Accelerator および SAP Connector 2021.10
公開日: 2021 年 10 月 25 日
このページでは、 Purchase-to-Pay Discovery Accelerator および SAP Connector for Purchase-to-Pay Discovery Accelerator について詳しく説明します。
Purchase-to-Pay Discovery Accelerator で、Purchase-to-Pay プロセスのうち、購入した商品やサービスのサプライヤーおよびベンダーへの支払いに関する買掛金 (Accounts payable) プロセスを分析できるようになりました。新しい [Accounts payable] メニューには、Purchase-to-Pay プロセスを請求書の観点から分析できる、以下のダッシュボードが含まれています。
- Accounts payable - Process
- Accounts payable - Invoice items
-
Accounts payable - Events
[Accounts payable] メニューの導入に伴い、[Analysis] メニューの名称を [Procurement] に変更し、メニュー内のダッシュボードも以下のように変更しました。
- Procurement - Process
- Procurement - Purchase requisitions
- Procurement - Purchase orders
- Procurement - Events
-
Procurement - Root cause analysis
Events ダッシュボード
[Procurement] - [Events] と [Accounts payable] - [Events] ダッシュボードを追加しました。ビジネス ユーザーは、Purchase-to-Pay プロセスで発生するイベントをより詳細に分析できます。ブロック イベントや変更イベントは、非標準値として指定されます。これらは、理想的には発生しないほうが良いイベントです。
Efficiency - On-time payment
[Efficiency] - [On-time payment] ダッシュボードを追加しました。割引を監視し、納期どおりの支払いや遅延している支払いを分析できます。このダッシュボードでは、支払いの早期完了や遅延による割引および損失に関する詳細情報が表示されます。詳しくは、「Efficiency - On-Time payment」をご覧ください。
詳細
Details - Invoices ダッシュボードと Details - Invoice items ダッシュボード
[Details] - [Invoices] および [Details] - [Invoice items] ダッシュボードを追加しました。請求書や請求書品目をさらに詳細に分析できます。このダッシュボードでは、請求書または請求書品目の属性の詳細と、それらに関連するイベントが表示されます。
Details - PO items
[Details] - [End-to-end] ダッシュボードの名称を、[Details] - [PO items] に変更しました。また、[PO items] ダッシュボード内に [Process overview] ダッシュボードを追加しました。ここでは、選択中の 1 つの発注品目の詳細情報と、その品目に関する全情報の概要を示すガント チャートが表示されます。
根本原因分析 (Root-cause analysis)
[Procurement] - [Root cause analysis] ダッシュボードを追加しました。ビジネス ユーザーは、望ましいプロセスとの差異を引き起こす具体的な根本原因を特定できます。根本原因分析を使用すると、特定の望ましくない動きが見られる発注品目の状態を分析できます。
以下のヘッダーに表示される根本原因分析アイコン:
- [Efficiency] - [Supplier performance] ダッシュボードの項目 [What is the late delivery rate?]
- [Efficiency] - [On-Time payment] ダッシュボードの項目 [Discounts]
-
[Compliance] - [Maverick buying] ダッシュボードの項目 [Where does maverick buying occur?]
このマークをクリックすると、定義済みのフィルターが適用された状態で [Analysis] - [Root cause analysis] ダッシュボードが開きます。
以下の画像で例をご確認ください。
KPI
[Procurement] - [Process] ダッシュボードの KPI に、[Percentage first time right] を追加しました。
アクティビティ コードの属性
Events_base
テーブルで、Activity code
を任意の属性として使用できるようになりました。詳しくは、「Purchase-to-Pay Discovery Accelerator 2021.10 の入力テーブル」をご覧ください。
Activity code
の設定Activity code
を定義すると、SAP Connector for Purchase-to-Pay Discovery Accelerator で属性の説明を設定できます。
Activity code
属性を定義すると、メトリックやタグの算出・決定に、属性名の代わりにアクティビティ コードが使用されます。
Activity code
を使用してそのアクティビティを Purchase-to-Pay Discovery Accelerator 内の対応するアクティビティにマッピングすることで、メトリックやタグの算出に適切なアクティビティが使用されるよう設定できます。また、Activity code
属性を使用すれば、属性名をローカライズされた名前に置き換えてローカル言語で表示することもできます。
規定外購買 (Maverick buying)
[Overview] - [Procurement] ダッシュボードと [Compliance] - [Maverick buying] ダッシュボードの KPI である [Maverick buying] が、すべてのユーザー フィルターを考慮するようになりました。たとえばサプライヤーのフィルターを適用すると、[Percentage maverick buying] の KPI は選択したフィルター条件に適応し、選択したサプライヤーの規定外購買率のみが表示されます。
Efficiency - Automation ダッシュボード
Events_base
テーブルのすべてのエンティティのイベント ログに基づいて表示されるようになりました。
期間フィルター
ほとんどのダッシュボードで期間フィルターの名称を変更し、実際に適用される日付の種類が表示されるようにしました。たとえば、 [PO creation date] などです。
Value (値) の属性
すべての Value (値) の KPI とメトリックに、値が属するエンティティを示す情報が含まれるようになりました。たとえば、[Value (requested)]、[Value (ordered)]、[Value (invoiced)] のように表示されます。
割合を示すメトリック
同じダッシュボード上で Number of entity メトリックだけでなく Percentage of entity も確認できるようになりました。各カテゴリには、その他のカテゴリと比較したエンティティの相対的な割合が算出され、表示されます。
カスタマイズ性の向上
分布グラフと棒グラフのリンク、およびプロセス グラフと棒グラフとのリンクを、これらのグラフを含むすべてのダッシュボード上で解除しました。このため、KPI を追加しやすくなりました。
スタイル
ダッシュボードのスタイルを、TemplateOne や Process Mining Cloud のスタイルと統一しました。
ヒントや情報ウィンドウのテキストの改良
情報ウィンドウのテキストやヒントのオーバーレイに、基となる属性の意味も表示されるようにしました。
KPI バー
KPI バーに表示される KPI の順序を、すべてのダッシュボードで統一しました。
入力テーブル
[Accounts payable] プロセス用に新しい入力テーブルを追加し、既存のテーブルにも新しい属性を追加しました。詳しくは、「Input Data of the SAP Connector for Purchase-to-Pay Discovery Accelerator (SAP Connector for Purchase-to-Pay Discovery Accelerator の入力データ)」をご覧ください。