自動化の推定値を追加する
はじめに
AppOne の [ 概要] - [自動化 ] ダッシュボードでは、ビジネス ユーザーが自動化の候補として考えられる手動イベントを特定できます。イベントの実行に伴うコストに関する情報など、イベントの自動化によりもたらされるメリットを示す情報が表示されます。 以下の画像に例を示します。
イベント コスト は、イベントを実行するためのコストです。
イベントの処理時間 は、イベントに対して実際に作業に費やされた時間として定義されます。
イベントコストはデータセットから計算できます。 ただし、この情報がソース システムに存在しない場合は、自動化の推定値を計算するために使用する情報を含む Automation estimates.csv
ファイルをアップロードすることもできます (例: イベントの労働コスト)。
自動化の推定値は、入力データから取得されるか、 Automation estimates.csv
ファイルのデータから算出されます。
Automation estimates.csv
ファイルに、少なくとも 1 つのアクティビティに対するイベント コストまたはイベント処理時間が含まれる場合、このデータを使用して自動化の推定値が計算されます。ファイルにすべてのアクティビティのイベント コストまたは処理時間のデータが含まれていない場合、警告メッセージが表示されます。
以下の表は、自動化の推定値に対する入力データの提供方法を示したものです。
自動化の推定値を定義する
Automation estimates.csv
ファイルを作成し、ワークスペースにアップロードします。ヘッダーに含まれるのは、 アクティビティ、イベントのコスト、イベント 処理時間 (hh:nn:ss)のみです。 以下の画像に例を示します。
Automation estimates.csv
ファイルを編集し、関連するイベントのコストと処理時間を含むアクティビティを追加します。以下の画像で例をご確認ください。
自動化の推定値を追加したら、 Automation_estimates_input
の表を再読み込みして、自動化の推定値がコネクタに表示されるかどうかを確認できます。 以下の画像に例を示します。