Procurement - Root cause analysis

はじめに

[ Procurement] - [Root cause analysis ] ダッシュボードでは、望ましいプロセスとの差異を引き起こす具体的な根本原因を特定できます。

根本原因分析とは

根本原因分析を使用すると、特定の望ましくない動きが見られる発注品目の状態を分析できます。

[ Procurement] - [Root cause analysis ] ダッシュボードでは、発注明細の参照セットと比較した、特定の挙動が含まれる発注明細の発生回数を確認できます。 [ Reference purchase order items] のセットには、[期間] フィルターで指定された期間内に作成されたすべての発注明細が含まれます。 この発注明細のセット内では、分析する挙動を選択できます。 たとえば、特定のタグを持つ発注明細などです。 この選択項目は、「 選択した PO items」と呼ばれます。

Procurement - Root cause analysis ダッシュボード

[ Procurement] - [Root cause analysis ] ダッシュボードでは、特定のフィルター設定を使用して選択した一連の発注明細と、[ PO creation date ] フィルターで定義された発注明細の参照セットとを比較できます。 ダッシュボードで選択した属性に対して、選択した発注明細と参照発注明細内の、属性値の絶対頻度と相対頻度の比較結果が表示されます。

影響

「 影響]」 は、[参照として使用する 割合] との差です。 [参照として使用する割合] は、[ Reference PO items ] 内の [選択した PO items] の割合として計算されます。[参照として使用する 割合 ] との差が大きい場合は、選択したケースに大きな影響を及ぼす可能性があります。

注: 根本原因分析では、複数の属性を選択できます。「グラフを使用する」もご覧ください。

根本原因分析の実行

根本原因分析を実行するには、まず何を分析するかを定義します。 次に、ユーザー フィルターを追加して、分析のために [選択した PO items] を定義します。

詳細情報を表示する

根本原因分析の詳細情報を表示するには、以下の手順を実行します。

手順	操作
1	[ 分析] - [根本原因分析 ] ダッシュボードの右上にある [ 情報 ] アイコンをクリックします。

ポップアップ ウィンドウに、[ Procurement] - [Root cause analysis ] ダッシュボードに表示されるデータの詳細情報が示されます。 以下の画像に例を示します。