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生産性を高めるアクティビティ

最終更新日時 2024年12月18日

繰り返し (各メール)

UiPath.Mail.Activities.Business.ForEachEMailX

指定された Outlook フォルダー内の各メールまたはメールの招待、あるいは指定された Gmail ラベルが付いた各メールまたはメールの招待に対して、1 つ以上のアクティビティを実行します。このアクティビティは、[Outlook 365 を使用][Gmail を使用]、または [デスクトップ版 Outlook アプリを使用] アクティビティ内に追加する必要があります。

複数のメッセージが作業対象で、各メッセージに対して 1 つ以上のアクティビティを繰り返す場合は、このアクティビティを使用します。

  • デスクトップ版 Outlook アプリの場合、メールを反復処理するフォルダーを指定するか、プロジェクトの実行時に Outlook で選択されたフォルダーまたはメールを反復処理します。
  • Outlook 365 の場合、メールを反復処理するフォルダーを指定します。
  • Gmail の場合、メールを反復処理するラベルを指定します。カスタム ラベルまたは既定のラベル (受信トレイ、送信済み、および迷惑メール) のいずれかを選択できます。

繰り返すアクティビティを [繰り返し (各メール)] 内に追加し、アクティビティを設定するときに、プラス記号 メニューから [CurrentMail] を選択して、反復処理で各メッセージにアクションを繰り返すことを指定します。一部のアクティビティでは、各メールのメッセージ フィールド、すなわち [件名][本文] (プレーン テキストのメッセージ本文)、[本文 (HTML)] (HTML のメッセージ本文)、[日付 (テキストとして)][Bcc][Cc][宛先][送信元] (送信者と受信者のフィールドはメール アドレスのセミコロン区切りのリストを返します)、または [優先度] ([高]、[低]、[標準) の中から、使用するメッセージ フィールドを選択する必要があります。

このアクティビティの使い方については、以下をご覧ください。

アクティビティの構成

アクティビティの本体
  • 繰り返し - 反復処理内の現在のメールを参照するときに使用する名前を入力します。メールの種類を表す名前を使用すると、[繰り返し (各メール)] に追加したアクティビティを設定するときに、現在のメール オプションを簡単に識別して選択できます。たとえば、請求書を含むメールを選択する場合は、「Invoice」と入力します。既定値は CurrentMail です。
  • 対象フォルダー - フィールドの右側にあるプラス記号 docs image をクリックして、メニューから使用するフォルダーまたはラベルを選択するか、または、デスクトップ版 Outlook アプリを自動化する際には、[選択されたメール (複数)] または [選択されたフォルダー] を選択して、プロジェクトの実行時に Outlook で選択されているメッセージまたはフォルダーを使用します。または、[詳細エディターを開く] を選択し、VB の式を入力します。
  • メールの上限数 - 処理するメールの最大数の制限を入力または選択します。処理時間を短縮する場合は下限を設定してください。既定値は 100 通のメールです。
  • 未読メール - 未読メールのみを処理する場合は、このオプションを選択します。このオプションは既定で選択されていません。
  • 添付ファイルを取得 - メールと一緒に添付ファイルも取得する場合は、このオプションを選択します。
  • 添付ファイルがある場合のみ - 添付ファイルがあるメールのみを処理する場合は、このオプションを選択します。既定では、このオプションは選択されていません。
  • サブフォルダーを含む - このオプションを選択すると、選択したメール フォルダーのすべてのサブフォルダーが反復処理の対象に含まれます。既定では、このオプションは選択されていません。
  • 追加フィルター - 処理するメールの高度なフィルターを設定するには、このボタンをクリックします。

    [フィルター] ウィンドウで:

    • 最初のドロップダウン メニューで、フィルター処理するときの基準となるフィールドを、[Bcc][本文][Cc][日付][送信元][宛先][件名][カテゴリ] の中から選択します。
    • 2 つ目のドロップダウン メニューから、メール フィールドを評価する演算子を選択します。

      • [日付] および [カテゴリ] を除くすべてのフィールドの場合: [次を含む][次を含まない][次で終わる][次で始まる][次の値と等しい][空である]、または [空でない]
      • [日付] フィールドの場合: 3 つ目のフィールドで指定された期間に対して、[次より古い][次より新しい][次の値と等しい]
      • [カテゴリ] フィールドの場合: [次を含む][次を含まない]
    • 3 つ目のフィールドの右側にあるプラス記号 をクリックし、メニューのオプションの 1 つを使用して、選択したメール フィールドを評価する値を指定します。

      • プロジェクト ノートブック、親の Excel ファイルまたはメール アカウントからのデータです。たとえば、プロジェクトの実行時に Outlook で選択されているメールのフィールドを指定します。
      • 保存された値を使用 - プロジェクトで後で使用するために以前保存したデータを使用します。
      • テキスト - テキスト ビルダーにテキストを入力します。
      • 実行時に確認 - プロジェクトの実行時に値の入力を求めます。
      • クリップボードから貼り付け - プロジェクトのクリップボードに以前にコピーした値を貼り付けます。
      • 詳細エディターを開く - VB の式を入力します。
    • 他の条件を追加する場合は [追加] をクリックし、[すべて] または [いずれか] の条件を使用してフィルター処理するかどうかを選択します。

      重要:

      .NET 5 プロジェクトの [Outlook 365 を使用] アクティビティで使用する場合、一部のフィルターはサポートされません。

      [本文][宛先][Cc][Bcc] フィールドに適用されるフィルターはいずれもサポートされません。サポートされないフィルターの詳細なリストについては、以下の表をご覧ください。

サポートされないフィルター

フィールド

フィルター

件名

次を含まない

件名

行末

件名

空でない

件名

空である

行末

次に等しい

空でない

空である

プロパティ パネル

共通

  • 表示名 - デザイナー パネルに表示されるアクティビティの名前です。

その他

  • プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。

オプション

  • 「アクティビティの本体」のオプションをご覧ください。

    注: デスクトップ版 Outlook アプリを自動化する場合、アクティビティは Outlook データ ファイルにローカルに保存されているメールのみを処理します。一部のメールが処理されない場合の対処方法については、『StudioX ガイド』の「Outlook のトラブルシューティング」をご覧ください。
  • アクティビティの構成

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