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生産性を高めるアクティビティ
Last updated 2024年11月15日

Word 文書を管理する

次の例では、ファイルからテキストを読み取ってメッセージ ボックスに表示し、テキストを追加して置換する動作を、Microsoft Word を開かずに実行することにより Word ドキュメントをカスタマイズする方法を説明します。ここでは、[テキストを読み込み][テキストを追加][文書内のテキストを置換] などのアクティビティを使用します。これらのアクティビティは、UiPath.Word.Activities パッケージに含まれています。

サンプルと同等のオートメーション プロセスは以下のように構築できます。

  1. Studio を開いて、新しいプロセスを作成します。
  2. この例にあるプロジェクトを含むアーカイブをダウンロードして展開し、document.docx ファイルをプロジェクト フォルダーにコピーします。
  3. デザイナー パネルに [シーケンス] コンテナーをドラッグします。

    • 次の変数を作成します。

      変数名

      変数の型

      既定値

      text

      文字列

      N/A
  4. [シーケンス] コンテナー内に [メッセージ ボックス] アクティビティをドラッグします。

    • "This is the original document."[テキスト] フィールドに追加します。
  5. [メッセージ ボックス] アクティビティの下に [テキストを読み込み] アクティビティをドラッグします。

    • "document.docx"[ファイル パス] フィールドに追加します。
    • [テキスト] フィールドに変数 text を追加します。
  6. [テキストを読み込み] アクティビティの下に [メッセージ ボックス] アクティビティをドラッグします。

    • [プロパティ] パネルで [ボタン] ドロップダウン リストから [OK] オプションを選択します。
    • [テキスト] フィールドに変数 text を追加します。
    • [最前面] オプションのチェック ボックスを選択します。これにより、メッセージ ボックスが常に最前面に表示されるようになります。
  7. 前の [メッセージ ボックス] アクティビティの下に [メッセージ ボックス] アクティビティをドラッグします。

    • [プロパティ] パネルで [ボタン] ドロップダウン リストから [OK] オプションを選択します。
    • "A new paragraph is added"[テキスト] フィールドに追加します。
    • [最前面] オプションのチェック ボックスを選択します。これにより、メッセージ ボックスが常に最前面に表示されるようになります。
  8. [メッセージ ボックス] アクティビティの下に [テキストを追加] アクティビティをドラッグします。

    • "document.docx"[ファイル パス] フィールドに追加します。
    • [テキスト] フィールドに式 "Nulla eu arcu a urna ultrices scelerisque nec in lectus. Suspendisse iaculis cursus turpis. Sed sed nibh in augue molestie egestas sit amet ac justo. Suspendisse facilisis, mi scelerisque mattis elementum, leo nisi euismod turpis, sed consequat nibh nulla non ipsum. Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit. Aenean mauris risus, aliquam vel tristique blandit, consectetur ac nunc. Phasellus convallis dolor ligula, non auctor nulla lobortis sit amet. Nulla eu lectus fermentum, porttitor metus in, consectetur ex. Vivamus gravida justo et auctor fermentum. Cras nisl urna, blandit et elementum sit amet, sodales ut tellus. In sit amet semper lectus. Donec ac ipsum vel libero mattis porta vitae id velit. Nullam facilisis porttitor elementum. Ut congue tristique nisi, ornare porta enim mattis eu. Donec in lacus risus. Class aptent taciti sociosqu ad litora torquent per conubia nostra, per inceptos himenaeos." を追加します。
    • [改行する] オプションのチェック ボックスを選択します。
  9. [テキストを追加] アクティビティの下に [テキストを読み込み] アクティビティをドラッグします。

    • "document.docx"[ファイル パス] フィールドに追加します。
    • [テキスト] フィールドに変数 text を追加します。
  10. [テキストを読み込み] アクティビティの下に [メッセージ ボックス] アクティビティをドラッグします。

    • [プロパティ] パネルで [ボタン] ドロップダウン リストから [OK] オプションを選択します。
    • Text (テキスト) フィールドに値 text を追加します。
    • [最前面] オプションのチェック ボックスを選択します。これにより、メッセージ ボックスが常に最前面に表示されるようになります。
  11. 前の [メッセージ ボックス] アクティビティの下に [メッセージ ボックス] アクティビティをドラッグします。

    • [プロパティ] パネルで [ボタン] ドロップダウン リストから [OK] オプションを選択します。
    • Text (テキスト) フィールドに値 "Replace all the occurrences of the word "lorem" with "REPLACED"" を追加します。
    • [最前面] オプションのチェック ボックスを選択します。これにより、メッセージ ボックスが常に最前面に表示されるようになります。
  12. [メッセージ ボックス] アクティビティの下に [テキストを置換] アクティビティをドラッグします。

    • "document.docx"[ファイル パス] フィールドに追加します。
    • [置換] フィールドに値 "REPLACED" を追加します。
    • [検索] フィールドに値 "lorem" を追加します。
  13. [テキストを置換] アクティビティの下に [テキストを読み込み] アクティビティをドラッグします。

    • "document.docx"[ファイル パス] フィールドに追加します。
    • [テキスト] フィールドに変数 text を追加します。
  14. [テキストを読み込み] アクティビティの下に [メッセージ ボックス] アクティビティをドラッグします。

    • [プロパティ] パネルで [ボタン] ドロップダウン リストから [OK] オプションを選択します。
    • Text (テキスト) フィールドに値 text を追加します。
    • [最前面] オプションのチェック ボックスを選択します。これにより、メッセージ ボックスが常に最前面に表示されるようになります。
  15. 前の [メッセージ ボックス] アクティビティの下に [メッセージ ボックス] アクティビティをドラッグします。

    • [プロパティ] パネルで [ボタン] ドロップダウン リストから [OK] オプションを選択します。
    • Text (テキスト) フィールドに値 "This activity doesn't need to open Word to interact with it. Thank you and goodbye!" を追加します。
    • [最前面] オプションのチェック ボックスを選択します。これにより、メッセージ ボックスが常に最前面に表示されるようになります。
    • ワークフローは次のようになります。



  16. プロセスを実行します。複数のメッセージ ボックスに、ドキュメントの元のテキスト、パラグラフが追加されたテキスト、単語が置換されたテキストが表示されます。

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