Excel Online アクティビティ

注: Excel ファイルで実行された変更が Microsoft API に登録されるまで数分かかる場合があります。 そのため、Excel アクティビティやトリガーのデバッグ時間が長くなる場合や、トリガーがイベントをキャプチャしない場合があります。

また、Excel ファイルがいつ更新されるかにも注意する必要があります。 デスクトップ版 Excel では、[保存] ボタンをクリックするとデータベースが更新されます。 オンライン版 Excel では、Excel ウィンドウを閉じるとデータベースが更新されます。

Microsoft 365 アクティビティ パッケージでは、以下の Excel Online アクティビティを利用できます。

アクティビティ	説明
シートを追加	指定した Excel ブックにシートを追加します。
範囲をコピー	Microsoft Graph の Get range、Add worksheet、および Update range API を使用し、範囲をコピーして別の場所に貼り付けます。
表を作成	Microsoft Graph の Add table API を使用して、指定された範囲からテーブルを作成します。
ブックを作成	新しい Excel ブックを作成します。
列を削除	シート、表または範囲から指定した列を削除します。削除された列の右側の列は、左に移動します。
範囲を削除	指定した Excel ブックからセルの範囲を削除します。
行を削除	ブックの範囲内の指定した位置から 1 つ以上の行を削除します。 行を削除すると、下のセルは上にシフトされます。
シートを削除	指定した Excel ブックからシートを削除します。
繰り返し (ブックの各行)	ワークシート内の指定した範囲の行を反復処理します。
繰り返し (ブック内の各シート)	ブック内のシートを反復処理します。
セルの色を取得	Microsoft Graph の Get Range Format API を使用して、ブック ([ブック]) のワークシート ([シート名]) 内の指定したセル ([セルのアドレス]) の色のプロパティを取得します。アクティビティは、色のプロパティを取得すると、セルの色 ([色]) を 16 進数値 (例: #FFFFFF) として返します。
セルを読み込み	指定した Excel ブックのセルから情報を読み込みます。
列を読み込み	Microsoft Graph の GetRange API を使用して、ブック ([ブック]) のワークシート ([シート名]) 内の指定した列 ([開始セル]) からセルの値を取得します。
範囲を読み込み	指定した Excel ブックのセル範囲から情報を読み込んで保存します。
行を読み込み	Microsoft Graph の Get range API を使用して、ブック ([ブック]) のワークシート ([シート名]) 内の指定した行 ([開始セル]) からセルの値を取得します。
シート名を変更	指定した Excel ブックのシートの名前を変更します。
範囲の色を設定	Microsoft Graph の Update range format API を使用して、指定した範囲の背景色を設定します。
VLOOKUP で範囲を検索	Microsoft Graph の Use workbook functions API を使用し、VLOOKUP 関数を使用して範囲の値を検索します。
セルに書き込み	指定した Excel ブックのセルに情報を書き込みます。
列を書き込み	列配列またはデータ列を使用して、選択した Excel ファイルに列を書き込みます。
範囲に書き込み	指定した Excel ブックのセル範囲に DataTable 型変数を書き込みます。
行を書き込み	[配列行] または [データ行] を使用して、選択したブック ファイルに行を書き込みます。

Excel アクティビティを使用する

• Excel ファイルで実行された変更が Microsoft API に登録されるまで数分かかる場合があります。 そのため、Excel アクティビティやトリガーのデバッグ時間が長くなる場合や、トリガーがイベントをキャプチャしない場合があります。
• また、Excel ファイルがいつ更新されるかにも注意する必要があります。 デスクトップ版 Excel では、[保存] ボタンをクリックするとデータベースが更新されます。 オンライン版 Excel では、Excel ウィンドウを閉じるとデータベースが更新されます。
• ショートカットはアクティビティで完全にはサポートされていないため、ブラウザー ウィジェットには表示されません。