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最終更新日時 2024年12月6日

AADSTS65001: The user or administrator has not consented to use the application

問題

[Microsoft 365 スコープ] で [ユーザー名とパスワード] による認証を使用すると、エラー「AADSTS65001: The user or administrator has not consented to use the application with ID <appID> named <appName>.Send an interactive authorization request for this user and resource. (ユーザーまたは管理者が、ID が <appID> であるアプリケーション <appName> の使用に同意していません。このユーザーとリソースに対話型認可要求を送信してください。)」が発生します。

このエラーは次の場合に発生する可能性があります。
  1. アプリケーションに権限が設定されていません。
  2. 管理者が組織全体規模で同意を与えていません。
  3. 管理者は同意を与えていますが、Azure の特定の設定に起因して、管理者が承認要求と同意をデスクトップ アプリ経由で送信する必要があります (例: UiPath)。

解決策

根本原因が 1 と 2 の場合:

  1. アプリの登録にアクセスして編集することを Azure 管理者に依頼します。

  2. 必要な権限を追加します。

  3. 組織全体を代表して同意を付与します。詳しくは「Grant tenant-wide admin consent to an application」をご覧ください。

根本原因 3 の場合: 管理者がアプリの登録から同意した場合でも、同意ワークフローに対する特定の設定が原因で、Azure によって認証が引き続き妨げられます。この問題を解決するには次の手順を実行します。

  1. 対話型トークン認証を実行するように [Microsoft 365 スコープ] アクティビティを設定します。

  2. プロセスを実行してデバッグします。

  3. 同意プロンプトが表示されるので、管理者にログインを依頼します。

  4. 管理者として、組織を代表して同意を付与します。この処理は、アプリの登録ごとに 1 回だけ実行すればすみます。その後で、認証の種類を [ユーザー名とパスワード] に戻してもかまいません。

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