アクティビティ
最新
バナーの背景画像
生産性を高めるアクティビティ
最終更新日 2024年4月26日

Microsoft 365 アクティビティと Google Workspace アクティビティにおけるクラシックとモダンの違い

概要

Google Workspace や Microsoft 365 などのアクティビティ パッケージには、[クラシック] カテゴリにグループ化されたアクティビティが含まれています。

このセクションでは、「クラシック」アクティビティと「モダン」アクティビティの主な違いと、すべてのオートメーションでモダン アクティビティの使用をお勧めする理由について説明します。

モダン アクティビティを使用する理由

UI の改良

モダン アクティビティでは UI が大幅に改良され、ビジネスで使いやすくなりました。

  • 使いやすいファイルおよびフォルダー ブラウザー ウィジェットにより、Google ドライブ、OneDrive、SharePoint サイトのフォルダー構造内を移動して、ワークフローに必要な適切なフォルダーまたはファイルを選択することができます。
  • フィルターと条件ビルダーが使いやすくなりました。
  • 追加のファイル メタデータを含む、動的データテーブルが自動生成されます。
  • プロセス構築時の余分な手順を減らすその他の機能が追加されました。

モダン アクティビティでは、さらに機能が充実しています。Microsoft 365 パッケージには、クラシック バージョンでは利用できない SharePoint リスト アクティビティや、SharePoint リスト トリガーが含まれています。

トリガー ベースのオートメーション

モダン Google Workspace と Microsoft 365 アクティビティを使用して、トリガーベースのオートメーションを構築できます。各パッケージには、カレンダー/予定表、Gmail と Outlook、スプレッドシートと Excel Online、Google ドライブと OneDrive、および SharePoint リストなど、すべてのアプリケーションをカバーする 10 を超えるトリガー アクティビティが含まれています。

オンプレミスとクラウド

UiPath Automation Cloud を使用している場合は、UiPath Integration Service を介して認証するモダン アクティビティをお勧めします。これらのアクティビティは、クロスプラットフォーム プロジェクトと Windows プロジェクトで利用できます。クロスプラットフォーム プロジェクト対応とは、オペレーティング システムを問わず、Linux、Mac、Windows などで利用できることを意味します。これらのアクティビティはデスクトップ版の Studio、Studio X、Studio Web で使用でき、必要に応じて 3 つの Studio プロファイル間でプロジェクトを移動できます。

オンプレミス版の UiPath Orchestrator を使用している場合は、Windows プロジェクトと Windows – レガシ プロジェクトで利用可能なクラシック アクティビティを使用します。これらのアクティビティはデスクトップ版の Studio でのみ利用可能です。

コネクション

クラシック アクティビティは、[アプリケーション スコープ] アクティビティを介して異なる認証方法を使用します。 モダン アクティビティは、Automation Cloud と Integration Service のコネクタを介して OAuth 2.0 プロトコルを使用します。

Integration Service のエクスペリエンスでは、コネクションのバインド、共有、上書きなどが可能な、追加のコネクション機能が提供されます。

  • コネクションの共有: 個人用ワークスペースまたは共有フォルダーにある複数のプロジェクト間でコネクションを共有できます。
  • コネクションとプロパティ、バインドと上書き: デプロイ後に、各ユーザーのニーズに合わせてコネクションと一部のアクティビティのプロパティを更新できます。 これにより、オートメーションの会社全体への配布や、オートメーションの開発環境から運用環境への移行が容易になります。

つまり、組織内の個々のユーザーやグループ間で Integration Service のコネクションを共有し、管理することができます。以下のことが可能です。

  • 特定の共有可能なフォルダーでシステム コネクションを作成、管理、および制御します。
  • 個人、グループ、Attended または Unattended の実行やロボットとコネクションを共有します。
  • Orchestrator のフォルダー構造と権限管理を再利用して、UiPath Assistant、Apps、Studio、Studio Web 経由でコネクションを管理します。
セキュリティ

Integration Service のコネクタを使用するときに、認証資格情報がアクティビティ レベルまたはプロジェクト レベルで保存されなくなりました。認証資格情報は、コネクションが作成および管理される専用のシステムでプラットフォーム レベルで保存されます。また、ロールと権限を簡単に配布し、ユーザー、フォルダー、およびフォルダー コネクション コンテンツ全体でコネクション承認の制御を維持することもできます。

クラウドとサーバーレス

モダン アクティビティを使用すると、シームレスな無人デプロイが可能です。モダン アクティビティを Integration Service のコネクションと組み合わせて使用すると、設計時または実行時に使用するコネクションをチーム全体で設定および共有できるので、そうした資格情報をアセットとして Orchestrator に保存しなくても済みます。Integration Service は UiPath のクラウドファーストな製品であるため、Attended、Unattended、サーバーレスなど、あらゆる種類のロボットの設定を効率的に利用できます。Orchestrator テナント内にコネクションが作成され、コネクションが引き続き良好で、ロボットが Orchestrator にアクセスできるのであれば、準備は完了です。

パフォーマンス

アクティビティのキャッシュとバッチ処理により、実行時と設計時の両方でパフォーマンスが向上します。

  • 概要
  • モダン アクティビティを使用する理由

Was this page helpful?

サポートを受ける
RPA について学ぶ - オートメーション コース
UiPath コミュニティ フォーラム
UiPath ロゴ (白)
信頼とセキュリティ
© 2005-2024 UiPath. All rights reserved.