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生産性を高めるアクティビティ
最終更新日 2024年4月26日

繰り返し (ファイル/フォルダー)

UiPath.MicrosoftOffice365.Activities.Files.ForEachFileFolderConnections

説明

OneDrive または SharePoint のファイルやフォルダーのリストを反復処理します。

繰り返し実行するアクティビティを [繰り返し (ファイル/フォルダー)] アクティビティに追加します。これらのアクティビティを設定するときは、[その他を表示] ボタンのメニューから [変数を使用] > [CurrentItem] の順に選択して、反復処理で各アイテムに対してアクションが繰り返されるように指定します。

注: このアクティビティでは、ページネーションを使用して多数の項目を処理し、パフォーマンスの問題を軽減します。このアクティビティでは永続性はサポートされていません。
重要: Microsoft Graph API では、フォルダーと OneNote ファイルが区別されないため、両方が返されます。
スコープ

このアクティビティには、次のスコープが必要です。

  • Files.Read
  • Files.ReadWrite
  • Files.Read.All
  • Files.ReadWrite.All
  • Sites.Read.All
  • Sites.ReadWrite.All

プロジェクトの対応 OS

Windows | クロスプラットフォーム

構成

  • Microsoft OneDrive & SharePoint - アクティビティで使用する Microsoft 365 アカウント用のコネクションです。
  • 検索場所 - ファイルやフォルダーを検索す場所です。取得するファイルまたはフォルダーの指定方法 ([[ID を入力][URL を入力] または [変数を使用]) です。
    • フォルダー ピッカーオプション - OneDrive または SharePoint のフォルダーを参照してファイルまたはフォルダーを選択します。このフィールドでは IResource 型の入力を使用できます。
    • [ID を入力] オプション:

      • ファイルまたはフォルダーの ID - ファイルまたはフォルダーの ID です。ID を取得するには、OneDrive Web でファイルを開き、その URL を取得します。URL 内の ID はエンコードされています。たとえば、URL が https://yourcompany.sharepoint.com/Doc.aspx?sourcedoc=%7BA1CA7E78-BA59-4DD4-A6B9-5F5BBC37FA85%7D&file=Merge_sheets.xlsx の場合、デコードされたファイル ID は A1CA7E78-BA59-4DD4-A6B9-5F5BBC37FA85%7B%7D となります。このプロパティでは、String 型の変数と文字列形式の値がサポートされています。
      • SharePoint サイト アドレス - ファイルまたはフォルダーを含む SharePoint サイトの URL です。ブラウザーで SharePoint サイトを開き、URL を取得します (例: https://yourCompany.sharepoint.com/sites/Marketing)。このプロパティでは、String 型変数と文字列形式の値がサポートされています。
      • SharePoint ドキュメント ライブラリ - ファイルまたはフォルダーを含む、指定した SharePoint サイト内のドキュメント ライブラリです。ブラウザーで SharePoint サイトを開き、[ドキュメント] タブに移動して URL を取得します (例: https://yourCompany.sharepoint.com/sites/Marketing/Shared%20Documents/Forms/AllItems.aspx)。このプロパティでは、 String 型変数と文字列形式の値がサポートされています。
    • [URL を入力] オプション:

      • ファイルまたはフォルダーの URL - ファイルまたはフォルダーの URL です。ブラウザーでファイルまたはフォルダーを開いて、URL を取得します。このプロパティでは、String 型変数と文字列形式の値がサポートされています。
    • フォルダーを変更し、最新のデータを取得する必要がある場合は、[その他を表示] ボタンのメニューを使用して変数を使用するか、[フォルダー ピッカーを再読み込み] オプションを選択します。

その他のオプション

オプション

  • 上限数 - 返されるファイルとフォルダーの最大数です。空白の場合、無制限になります。このフィールドでは、Int32 型変数と Int32 形式の値がサポートされています。
  • 返す対象 - 返される結果の種類 (ファイルとフォルダーの両方、ファイルのみ、フォルダーのみ) です。
  • 重複を除外 - Boolean 値です。重複するファイルやフォルダーを検索結果から除外する場合は、True に設定します。
  • 簡易検索 - 複数のフィールド (ファイル名やファイルの内容など) で、ファイルとフォルダーを検索するのに使用するクエリ テキストです。このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートします。[その他を表示] ボタンのメニューを使用すると、[詳細検索] に切り替えることができます。
    注: [簡易検索] は、企業アカウントと個人アカウントで利用可能です。[詳細検索] は企業アカウントでのみ利用可能で、[サブフォルダーを含む] オプションを指定できます。
  • 詳細検索 - ファイルとフォルダーをフィルター処理するために定義された詳細な検索条件です。このオプションは、個人用の Microsoft アカウントではサポートされません。 [詳細検索] では、 フィルター ビルダー を使用して検索条件を設定します。

    • サブフォルダーを含む - Boolean 値です。True に設定すると、選択した場所にあるすべてのサブフォルダーが検索対象に含められます。

出力

  • 処理されるファイル/フォルダーの総数 - アクティビティによって処理されるアイテムの総数です。[繰り返し (ファイル/フォルダー)] アクティビティの外で使用できます。これは自動生成される出力変数です。そのまま使用することも、別の名前で保存することもできます。
本文

オートメーションで使用される他のアクティビティを格納するアクティビティの本体です。

フィルターの制限事項
  • フィルター ビルダーでファイル拡張子でフィルター処理すると、特定の拡張子でフィルターが機能しない場合があります。たとえば、.avi、.svg、.gif、.ico、.jpeg、.jpg、.mov、.mp3、.mp4、.ogg、.png、.rtf、.tiff、.wav、.webm、.webp、.wmv などです。

  • [最終変更者] または [共有相手のユーザー] でフィルター処理すると、不完全な結果が返されることがあります。

  • Graph API では、検索値の先頭から特殊文字を除外します。たとえば、「_Sorted」を検索すると、API は「_」を省いて、名前に「Sorted」という単語が含まれるすべてのファイル/フォルダーを返します。

  • フィルターを設定せずに [詳細検索] を使用して OneDrive のルート フォルダー内のファイルを反復処理する場合、[サブフォルダーを含む]False であっても、OneDrive のルート フォルダーのファイルだけでなく、OneDrive のすべてのファイルが返されることがあります。
  • Microsoft の制限により [簡易検索] では画像ファイルは識別されません。代わりに [詳細検索] を使用します。フィルターには「ファイルまたはフォルダー名 次を含む .jpg」と設定します。
注:

API 呼び出しのバッチ処理は、[繰り返し (コレクションの各要素)] 内で次のアクティビティが使用されている場合にサポートされます。



以下の記事もご覧ください。
  • 説明
  • プロジェクトの対応 OS
  • 構成

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