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StudioX ユーザー ガイド
Last updated 2024年11月4日

チュートリアル: Outlook メールを反復処理し、添付ファイルを保存する

このチュートリアルでは、Outlook 検索フォルダーのすべてのメールの添付ファイルをユーザーのコンピューターに保存するオートメーションを作成します。

プロジェクトを作成したら始めに、使用する Outlook アカウントを指定する [デスクトップ版 Outlook アプリを使用] アクティビティを追加します。このアクティビティ内に [繰り返し (各メール)] アクティビティを追加して、フォルダー内のメールを反復処理するように指定します。次に、[繰り返し (各メール]) 内で繰り返すアクティビティを追加します。

  1. コンピューターと Outlook の検索フォルダーに Temp フォルダーを作成する
    1. コンピューターの C: ドライブのルートに Temp という名前のフォルダーを作成します。
    2. Outlook を開き、[フォルダー] ペインで [検索フォルダー] を右クリックし、[新しい検索フォルダー] を選択します。
    3. [新しい検索フォルダー] ウィンドウで、[カスタム検索フォルダーを作成する] > [選択] を選択します。
    4. [検索フォルダーのカスタマイズ] ウィンドウで、[名前] ボックスに「Last week's attachments」と入力し、[条件] を選択します。
    5. [検索フォルダーの条件] ウィンドウの [メッセージ] タブで、[時間の条件] の横にあるドロップダウン メニューから [受信日時][先週] を選択します。
    6. [詳細設定] タブで、[添付ファイル] を選択し、隣接するドロップダウン メニューから 1 つ以上の添付ファイルを選択します。
    7. [OK] を 3 回クリックしてウィンドウを閉じて、検索フォルダーを保存します。
  2. プロジェクトを設定します。
  3. Outlook アカウントをプロジェクトに追加する
    1. [アクティビティ] パネルで [メール] タブを選択し、[デスクトップ版 Outlook アプリを使用] をダブルクリックします。アクティビティがデザイナー パネルに追加されます。
    2. このアクティビティの [アカウント] フィールドには、あらかじめ既定のメール アカウントが入力されています。別のアカウントを使用する場合は、ドロップダウン メニューから選択します。
      [参照名] フィールドは既定値 Outlook のままとして、オートメーションでアカウントを参照するときは、この名前を使用します。
  4. Outlook フォルダーのメッセージを反復処理する
    1. [アクティビティ] パネルで [繰り返し (各メール)] アクティビティをドラッグし、[デスクトップ版 Outlook アプリを使用] アクティビティ内にドロップします。
    2. [繰り返し (各メール)] アクティビティで、[対象フォルダー] フィールドの右側にあるプラス記号 docs image をクリックし、[Outlook] > [フォルダーを検索] > [Last week's attachments] を選択して、アカウント Outlook に作成した検索フォルダーを選択します。選択は [対象フォルダー] フィールドに「Last week's attachments」と表示されます。

      これで、Outlook の検索フォルダーの [Last week's attachments] のメールを反復処理するように指定したことになります。



  5. 各メッセージの添付ファイルをコンピューターのフォルダーに保存する
    1. [アクティビティ] パネルで、[メールの添付ファイルを保存] アクティビティをドラッグして、[繰り返し (各メール)] アクティビティ内にドロップします。
    2. [メールの添付ファイルを保存] アクティビティで、次の操作を行います。
      • [メール] フィールドの右側にあるプラス記号 docs image をクリックし、[CurrentMail] を選択して、保存する添付ファイルの取得元のメールは、現在反復処理しているメールであることを指定します。
      • [次のフォルダーに保存] フィールドの横にある [参照] アイコン docs image をクリックし、添付ファイルの保存先のコンピューター上のフォルダーを参照して選択します。この例では、コンピューターの C: ドライブに Temp という名前のフォルダーを作成しました。


    3. StudioX のリボンで [保存] をクリックしてオートメーションを保存し、[実行] をクリックしてオートメーションを実行します。

      Outlook のフォルダー Temp にある各メールの添付ファイルが、コンピューターの Temp フォルダーに保存されます。

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