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生産性を高めるアクティビティ

最終更新日時 2024年12月18日

フォルダーを作成

UiPath.MicrosoftOffice365.Activities.Files.CreateFolder

説明

Microsoft Graph の Create folder API を使用して、指定した親ディレクトリ ([保存先フォルダー]) 内に、新しいフォルダー ([フォルダー名]) を作成します。

フォルダーを作成すると、アクティビティは DriveItem オブジェクト ([フォルダー]) を返します。これは、後続のアクティビティで入力変数として使用できます。
スコープ

このアクティビティには、次のスコープが必要です。

  • Sites.ReadWrite.All

プロジェクトの対応 OS

Windows - レガシ |Windows

アクティビティの構成

アクティビティの本体
  • フォルダー名 - 作成されるフォルダーの名前です。 このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートします。
  • 保存先フォルダー - このフォルダーが作成されるディレクトリの DriveItem です。このオブジェクトは [ファイルやフォルダーを探す] アクティビティを使用して取得できます。ドライブのルートにフォルダーを作成する場合、このプロパティは空のままにします。ドライブのルート以外の場所を指定する場合は、[ファイルやフォルダーを探す] の出力プロパティ変数 ([最初] または [結果]) を使用します。[ファイルやフォルダーを探す] アクティビティの [結果] 出力プロパティを使用する場合、配列内の使用する項目を指定します (例: myFolders(0))。
    注: ファイルやフォルダーを後からオートメーションで使用するために、[ファイル/フォルダーを取得] アクティビティを使用して保存することができます。
プロパティ パネル

共通

  • 表示名 - デザイナー パネルに表示されるアクティビティの名前です。このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートします。
入力
  • 「アクティビティの本体」のオプションをご覧ください。
その他
  • プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。 このフィールドでは、Boolean 値がサポートされています。
オプション
  • アカウント - OneDrive を所有するユーザーの ID またはユーザー プリンシパル名です。認証の種類が ApplicationIdAndSecretApplicationIdAndCertificate の場合は、このパラメーターを設定する必要があります。
出力

参照名 - 他のアクティビティでこのフォルダーを参照するときに使用する名前です。

動作のしくみ

以下の手順とメッセージ シーケンス ダイアグラムは、設計時 (つまり、アクティビティの依存関係と入/出力プロパティ) から実行時に至るまでの、アクティビティの動作のしくみの例を示したものです。

  1. 手順を完了します。
  2. プロジェクトに [Microsoft Office 365 スコープ] アクティビティを追加します。
  3. DriveItem オブジェクトを出力するアクティビティを追加するか外部プロセスを実行します (例 : [ファイルやフォルダーを探す][ブックを作成][アイテムをコピー])。
  4. [Microsoft Office 365 スコープ] アクティビティ内に [フォルダーを作成] アクティビティを追加します。
  5. [入力] セクションのプロパティに値を入力します。
  6. [出力] セクションのプロパティのために DriveItem 型変数を作成し、入力します。
  7. アクティビティを実行します。

    • 入力したプロパティ値は、CreateFolder API に渡されます。
    • API は、[出力] セクションのプロパティ変数に DriveItem の値を返します。

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