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生産性を高めるアクティビティ
最終更新日 2024年3月27日

ファイルをアップロード

UiPath.MicrosoftOffice365.Activities.Files.UploadFile

説明

Microsoft Graph の Resumable upload API を使用して、ローカル ファイルを OneDrive または SharePoint アカウントにアップロードします。

プロジェクトの対応 OS

Windows - レガシ |Windows

構成

アクティビティの本体
  • アップロードするファイル - アップロードするファイルです。フィールドの横の [参照] アイコン docs image をクリックし、ファイルを参照して選択します。このプロパティでは、String 型変数と文字列形式の値がサポートされています。
    注: v2.0.1 以降では、ファイル名の文字 (&) と (#) 文字がアンダースコア (_) で置き換えられます。これは、Graph API が原因で起こることです。
  • アップロード先フォルダー - ファイルのアップロード先フォルダーです。空のままにすると、ファイルは OneDrive のルート フォルダーにアップロードされます。このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートします。
  • 新しい名前 (任意) - アップロード後のファイルまたはフォルダーの新しい名前です。 このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートします。
  • 競合の解決方法 - 同じ名前のファイルが既に存在する場合の競合の解決方法を指定します。[置換][失敗][名前を変更] の 3 つのオプションのいずれかを選択します。既定値は [置換] です。

    注: ファイルやフォルダーを後からオートメーションで使用するために、[ファイル/フォルダーを取得] アクティビティを使用して保存することができます。
プロパティ パネル

共通

  • 表示名 - デザイナー パネルに表示されるアクティビティの名前です。このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートします。

入力

  • メタデータ - アップロードするファイルに関連付けるメタデータです (SharePoint ドキュメント ライブラリに格納されたファイルにのみ対応しています)。メタデータは 2 つの列を含む必要があります。1 つ目の列はフィールドの表示名を表し (String 型)、2 つ目の列はその値を表します。このフィールドでは DataTable 型の値のみがサポートされています。
  • 他のオプションについては、「アクティビティの本体」をご覧ください。

    注:
    [メタデータ] パラメーターに渡される DataTable オブジェクトの [ドキュメント ライブラリ] 列の表示名を使用する必要があります。

その他

  • プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。 このフィールドでは、Boolean 値がサポートされています。

オプション

  • アカウント - OneDrive を所有するユーザーの ID またはユーザー プリンシパル名です。認証の種類が ApplicationIdAndSecretApplicationIdAndCertificate の場合は、このパラメーターを設定する必要があります。

出力

  • 参照名 - DriveItem としてアップロードされるファイルです。後続のアクティビティで出力データを使用する予定がある場合は必須です。[ターゲット] プロパティで使用されたものとは異なる DriveItem 型変数を入力します。

動作のしくみ

以下の手順とメッセージ シーケンス ダイアグラムは、設計時 (つまり、アクティビティの依存関係と入/出力プロパティ) から実行時に至るまでの、アクティビティの動作のしくみの例を示したものです。

  1. セットアップ」の手順を完了します。
  2. プロジェクトに [Microsoft Office 365 スコープ] アクティビティを追加します。
  3. DriveItem オブジェクトを出力するアクティビティを追加するか、外部プロセスを実行します (例 : [ファイルやフォルダーを探す])。
  4. [Microsoft Office 365 スコープ] アクティビティ内に [アイテムをアップロード] アクティビティを追加します。
  5. [入力] セクションのプロパティに値を入力します。
  6. [出力] セクションのプロパティのために DriveItem 型変数を作成し、入力します。
  7. アクティビティを実行します。

    • 入力したプロパティ値は、Upload API に渡されます。
    • API は、[出力] セクションのプロパティ変数に DriveItem の値を返します。


  • 説明
  • プロジェクトの対応 OS
  • 構成
  • 動作のしくみ

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