フォルダーを削除

UiPath.Box.Activities.Folder.DeleteFolder

[フォルダーを削除] アクティビティは、Box の Delete folder API を使用して、指定したフォルダー ([フォルダー ID]) を削除します。

フォルダーの削除後、アクティビティは Boolean 値を出力して、削除が成功したかどうかを報告します ([成功かどうか])。

動作のしくみ

以下の手順とメッセージ シーケンス ダイアグラムは、設計時 (つまり、アクティビティの依存関係と入/出力プロパティ) から実行時に至るまでの、アクティビティの動作のしくみの例を示したものです。

1. 「セットアップ」の手順を完了します。
2. [Box スコープ] アクティビティをプロジェクトに追加します。
3. Folder.Id の値を出力するアクティビティを追加するか外部プロセスを実行します (例: [フォルダーの情報を取得]、[内容を検索])。
4. [Box スコープ] アクティビティ内に [フォルダーを削除] アクティビティを追加します。
5. [ 入力] セクションのプロパティに値を入力します。
6. [出力 ] セクションのプロパティのために Boolean 型変数を作成し、入力します。
   • 入力プロパティ値は、Delete folder の API 操作の要求に渡されます。
   • 操作は、Boolean の値を出力プロパティ変数に返します。
     
     

     

     
     

プロパティ

共通

• エラー発生時に実行を継続 - 例外がスローされた際にアクティビティの実行を継続するかどうかを指定します。このフィールドでは、Boolean 値のみがサポートされています。
• 表示名 - アクティビティの表示名です。 このフィールドでは Strings 型または String 型変数のみがサポートされます。

入力

• フォルダー ID - 削除するフォルダーの ID です。このフィールドでは Strings または String 型の変数のみがサポートされています。フォルダー ID の値を取得するには、Folder.Id オブジェクトを出力するアクティビティを追加するか外部プロセスを実行します (例: [フォルダーの情報を取得]、[内容を検索] など)。

その他

• プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。

オプション

• 再帰 - 選択すると、空でないフォルダーも削除されます。選択しない場合、フォルダーが空の場合にのみ削除されます。

出力

• 成功かどうか - 削除が成功したかどうかを報告する Boolean 型の値です。Boolean 型の値は次のとおりです。
  • True - ファイルが削除されました。
  • False - ファイルが削除されませんでした。