Jira スコープ

UiPath.Jira.Activities.JiraScope

重要: この Jira アクティビティ パッケージでサポートされているのは Jira Cloud インスタンスのみです。

Jira アクティビティでは、OAuth 2.0 またはトークン認証を使用して UiPath と Jira 環境との間の接続を確立します。この接続によってロボットが Jira API を呼び出し、ユーザーに代わってリソースにアクセスできる権限が付与されます。

詳しくは「セットアップ」をご覧ください。オートメーション プロジェクトをはじめて構築する前にもこちらのページをご覧ください。

使用する認証の種類 ([認証の種類]) を選択し、[Jira スコープ] アクティビティに Jira サーバーの URL ([サーバー URL]) を入力します。

次に、OAuth 資格情報 ([クライアント ID] と [クライアント シークレット]) またはトークン資格情報 ([API トークン] と [ユーザー名]) を入力して、Jira アプリケーションへの認証されたコネクションするために必要な情報を指定します。

接続の確立後、親の [Jira スコープ] アクティビティは接続のレコードを Jira Connection オブジェクト ([Jira 接続]) に出力します。このオブジェクトは、後続の子アクティビティで使用できます。

動作のしくみ

以下の手順とメッセージ シーケンス ダイアグラムは、設計時 (つまり、アクティビティの依存関係と入/出力プロパティ) から実行時に至るまでの、アクティビティの動作のしくみの例を示したものです。

1. 「セットアップ」の手順を完了します。
2. プロジェクトに [Jira スコープ] アクティビティを追加します。
3. 使用する認証の種類を選択し、OAuth 認証またはトークン認証のプロパティの値を入力します。
4. [出力] セクションのプロパティのために Jira Connection 型変数を作成し、入力します。

   • この変数は、後続の [Jira スコープ] アクティビティで使用できます。

     
     

     

     
     

プロパティ

認証

• 認証の種類 - Jira サービスの認証の種類です。利用可能な 3 つのオプション ([API トークン]、[OAuth 2.0]、[既存の Jira 接続]) のいずれかを選択します。
• サーバー URL - アクティビティが操作を行う、Jira サイトの URL です。このフィールドでは Strings 型または String 型変数のみがサポートされます。

共通

• エラー発生時に実行を継続 - このフィールドでは Boolean 値 (True、False) のみサポートされています。このフィールドの既定値は False です。その結果、フィールドが空白でエラーがスローされると、プロジェクトの実行が停止します。値を True に設定すると、プロジェクトの実行はエラーに関係なく継続されます。
• 表示名 - アクティビティの表示名です。 このフィールドは、文字列または String 型変数のみをサポートします。

既存の Jira 接続

• 既存の接続 - 新しい接続を作成しない場合に使用する、既存の Jira スコープから取得した接続です。このフィールドでは Jira 型の変数のみがサポートされています。

その他

• プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。

OAuth 2.0 認証

• クライアント ID - Jira アプリケーションのクライアント ID です。このフィールドは、[認証の種類] に [OAuth 2.0] を選択した場合にのみ必須です。このフィールドでは String 型の変数のみがサポートされています。
• クライアント シークレット - Jira アプリケーションのクライアント シークレットです。このフィールドは、[認証の種類] に [OAuth 2.0] を選択した場合にのみ必須です。このフィールドでは SecureString 型の変数のみがサポートされています。

出力

• Jira 接続 - 認証された Jira 接続です。別の Jira スコープに渡すことができます。このフィールドでは Jira 型の変数のみがサポートされています。

トークン認証

• API トークン - アカウントに対して生成されたトークンです。このフィールドは、[認証の種類] を [API トークン] に設定した場合にのみ必須です。このフィールドでは SecureString 型の変数のみがサポートされています。
• ユーザー名 - メール アドレスです。このフィールドは、[認証の種類] を [API トークン] に設定した場合にのみ必須です。このフィールドでは String 型の変数のみがサポートされています。