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クイックスタート - 検索、ダウンロード、返信
このガイドの目的は、さまざまな Slack アクティビティ ([検索]、[ファイルをダウンロード]、[返信]、[返信を取得] など) を使用した、実用的なサンプルを作成できるようになることです。
この実用的なサンプルにより、Slack ワークスペースへの接続をすばやく確認したり、含まれるアクティビティの入力/出力データ型に習熟したりすることができます。
このページの手順を完了すると、以下のアクションを実行するオートメーション シーケンスが使用できるようになります。
- Slack ワークスペースへの接続を確立します ([Slack スコープ])。
- キーワードを使用して Slack チャンネルを検索し、結果を返します ([検索])。
- [検索] アクティビティで見つかった最初のファイルをダウンロードします ([ファイルをダウンロード])。
- [検索] アクティビティで見つかった最初のメッセージに、添付ファイルを付けて返信します ([返信])。
-
ダウンロードしたファイルと添付したファイルの名前を出力して、[返信] および [ファイルをダウンロード] アクティビティの結果を検証します ([返信を取得] と [1 行を書き込み])。
はじめる前に
- Slack の「セットアップ」の手順を完了します。
-
[Slack スコープ] アクティビティを介して接続する Slack チャンネルに、添付ファイルを付けてメッセージを送信します。メッセージには、[検索] アクティビティの [クエリ] プロパティで使用できる一意のキーワードを含める必要があります。
- このガイドの作成時に使用したメッセージは「Attached is a demo file」、添付ファイル名は「DemoFile.docx」でした。
プロジェクトをビルドする
- プロジェクトに [Slack スコープ] アクティビティを追加します。
- Slack アプリのクライアント ID を入力します。
-
Slack アプリのクライアント シークレットを入力します。
- クライアント ID とクライアント シークレットの詳細については、「セットアップ」ガイドの「新しい Slack アプリを作成する」をご覧ください。
-
[スコープ] ドロップダウン リストから、表示されているすべてのスコープを選択します。
* スコープの詳細については、「セットアップ」ガイドの「アプリの権限を追加する」をご覧ください。
-
デザイン パネルで [接続] ボタンをクリックします。
* このボタンについて詳しくは、[Slack スコープ] アクティビティの詳細ページの「トークンを接続および取り消す」をご覧ください。
- [Slack スコープ] アクティビティに [検索] アクティビティを追加します。
-
Slack アプリケーションで使用するものと同じ検索修飾子を使用して、検索の [クエリ] を入力します (例: "in:#slack-quickstart demo file")。
- 詳細については、Slack のヘルプ ドキュメントの「Slack 内の検索方法」をご覧ください。
-
[FirstFileFound] 出力プロパティのために
SlackFile
型変数を作成し、入力します (例: firstFileFound)。- 変数を作成する場合、その型には UiPath.Slack.Models.SlackFile を選択します。
-
[FirstMessagFound] 出力プロパティのために
Message
型変数を作成し、入力します (例: firstMessageFound)。- 変数を作成する場合、その型には UiPath.Slack.Models.Message を選択します。
- [検索] アクティビティの後に [ファイルをダウンロード] アクティビティを追加します。
- [ファイル] プロパティに、[検索] アクティビティの [FirstFileFound] プロパティ用に作成した
SlackFile
型変数を入力します (例: firstFileFound)。 -
[パス] プロパティに、ファイルのダウンロード先のローカル パスを入力します。このガイドの目的に合わせて、ローカル パスの末尾に新しいファイル名を追加します (例: "C:\UiPath_Projects\ReplyFile.docx")。
- [パス] プロパティとファイルの命名の詳細については、[ファイルをダウンロード] アクティビティの詳細ページのパスをご覧ください。
- [ファイルをダウンロード] アクティビティの後に [返信] アクティビティを追加します。
- [メッセージ] プロパティに、[検索] アクティビティの [FirstMessageFound] プロパティ用に作成した
Message
型変数を入力します (例: firstMessageFound)。 - [テキスト] に返信のテキストを入力します。
-
[ファイル] プロパティに、[ファイルをダウンロード] アクティビティに入力した値と同じ値を入力します (例: "C:\UiPath_Projects\ReplyFile.docx")。
-
[返信] 出力プロパティのために
Message
型変数を作成し、入力することをお勧めしますが、この例では、アクティビティの結果を検証する際に変数は適用されないため、作成および入力の必要はありません。
-
プロジェクトをテストする
- 返信メッセージと添付ファイルが正常に送信されたことを確認するために、[返信] アクティビティの後に [返信を取得] アクティビティを追加します。
- [メッセージ] プロパティに、[検索] アクティビティの [FirstMessageFound] プロパティ用に作成した
Message
型変数を入力します (例: firstMessageFound)。 -
[返信] 出力プロパティのために
Message[]
型変数を作成し、入力します (例: replies)。- 変数を作成する場合、その型には UiPath.Slack.Models.Message[] を選択します。
- 返信の出力を処理して確認するには、[返信を取得] アクティビティの後にアクティビティを追加します。
- [TypeArgument] プロパティで [UiPath.Slack.Models.Message] を選択します。
- [値] プロパティに、[メッセージを取得] アクティビティの [返信] 出力プロパティ用に作成した
Message[]
型変数を入力します (例: replies)。 - [1 行を書き込み] アクティビティの [テキスト] プロパティに「item.Files(0).FileName」と入力して、添付したファイルの名前を出力します。
- [繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティの後にもう 1 つ [1 行を書き込み] アクティビティを追加します。
- [テキスト] プロパティに「firstFileFound.FileName」と入力して、[検索] アクティビティで見つかったファイルの名前を出力します。
-
[開始] をクリックし、出力ウィンドウの結果を確認します。
完了です!
準備ができたら、他の「クイックスタート」ガイドにも挑戦し、さまざまな Slack アクティビティにさらに習熟してください。
Slack アクティビティの詳細 (プロパティの入力/出力の例を含む) については「アクティビティ」をご覧ください。すべてのアクティビティがまとめられたリストと、アクティビティの詳細な説明ページへのリンクが記載されています。