メッセージを取得

UiPath.Slack.Activities.Messages.GetMessages

概要

[メッセージを取得] アクティビティは、Slack の conversations.list および conversations.history API を使用して、指定した会話 ([会話]) から最新のメッセージを取得します。

メッセージを取得すると、アクティビティはプロパティを Message[] オブジェクトで返します ([メッセージ])。これは、後続のアクティビティで入力プロパティ変数 (例: [ファイルをダウンロード] の Message(0).Files) として使用できます。

動作のしくみ

以下の手順とメッセージ シーケンス図は、設計時 (つまり、アクティビティの依存関係と入/出力プロパティ) から実行時に至るまでの、アクティビティの動作方法の例を示したものです

1. 「セットアップ」の手順を完了します。
2. プロジェクトに [Slack スコープ] アクティビティを追加します。
3. [Slack スコープ] アクティビティ内に [メッセージを取得] アクティビティを追加します。
4. [入力] セクションのプロパティに値を 入力 します。
5. [ 出力] セクションのプロパティのために Message[] 変数を作成し、入力します。
6. アクティビティを実行します。

アクティビティの本体

• 会話の種類 - メッセージの取得元の会話の種類です。[Channel]、[DirectMessage]、[GroupMessage] の 3 つのオプションが利用可能です。
• チャンネル名 - メッセージの取得元のチャンネルの名前です。String または String 型変数。
• チャンネル ID - メッセージの取得元のチャンネルの ID です。String または String 型変数。
• 既読にする - 取得したメッセージをワークスペースで既読としてマークするかどうかを指定します。選択すると、Message 配列で返されるすべてのメッセージ ([メッセージ]) が Slack ワークスペースで既読としてマークされます。
• 結果の最大数 - Message 配列で返されるメッセージの最大数です。Int32 または Int32 型変数を入力します。
• メッセージ - 指定した会話に基づく、見つかったメッセージです。Message[] 型変数を入力します。このアクティビティを使用して配列の出力を処理する予定の場合は、[TypeArgument] として [UiPath.Slack.Models.Message] を選択します。
• ユーザーのメール アドレス - メッセージの取得元の DM を持つユーザーのメール アドレスです。String または String 型変数を入力します。
• 会話名 - メッセージの取得元のグループ ダイレクト メッセージの ID です。このフィールドは Strings または String 型変数のみをサポートします。1 人以上のユーザー間のダイレクト メッセージは「mpdm-Person1-Person2-Person2-Person3-1」という形式を取ります。

プロパティ

共通

• 表示名 - アクティビティの表示名です。 このフィールドでは Strings 型または String 型変数のみがサポートされます。

その他

• プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。

出力

• 応答ステータス - 要求のステータスです (成功/失敗に関する情報)。 ResponseStatus 型変数を入力します (UiPath.BAF.Models.ResponseStatus)。 ResponseStatus オブジェクトには、他のアクティビティで使用できる 3 つのプロパティが含まれています。
  • Success - Boolean - API 要求が成功したかどうかを示します。
  • ErrorCode - String - API 要求が成功しなかった場合の応答エラーです (Success=False)。
  • Message - String - エラー メッセージです。