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連携アクティビティ (クラシック)
Last updated 2024年11月8日

Slack スコープ

UiPath.Slack.Activities.SlackScopeActivity

概要

[Slack スコープ] アクティビティでは、OAuth 2.0 プロトコルに従って UiPath と Slack API の間で認証されたコネクションを確立します。

[Slack スコープ] アクティビティで接続を確立するには、ユーザーに代わってアクションを実行し、許可されたデータにアクセスするための認可が必要です。認可を付与するには、新しい Slack アプリを作成してワークスペースにインストールします (コーディングは不要)。このアプリを Slack App ディレクトリで一般に配布する必要はありません。自動化するワークスペースにインストールするだけです。

アプリを作成するときに、スコープ (すなわち権限) を割り当てて、アプリ (およびその後でアクティビティ) が呼び出すことができる API メソッドと、アプリがアクセスできる情報を定義します。

  • スコープを追加する詳細な手順については、「セットアップ」ガイドの「アプリの権限を追加する」をご覧ください。
  • このアクティビティ パッケージに必要なスコープの完全なリストは、「セットアップ」ガイドの「追加するスコープ」をご覧ください。

アプリの登録後、Slack は一意のクライアント ID ([クライアント ID])、クライアント シークレット ([クライアント シークレット])、OAuth アクセス トークン ([トークン]) を割り当てます。これらを [Slack スコープ] アクティビティに入力して、接続を開始します。

動作のしくみ

以下の手順とメッセージ シーケンス ダイアグラムは、設計時 (つまり、アクティビティの依存関係と入/出力プロパティ) から実行時に至るまでの、アクティビティの動作のしくみの例を示したものです。

  1. セットアップ」の手順を完了します。
  2. プロジェクトに [Slack スコープ] アクティビティを追加します。
  3. [認証 (有人)] プロパティと [認証 (無人)] プロパティの値を入力します。



アクティビティの本体

[Slack スコープ] アクティビティには、オートメーション モード (無人または有人) に応じて 2 つの異なる認証モデルがあります。

無人オートメーションと有人オートメーションには、[Slack スコープ] アクティビティに関して違いが 2 つあります。スコープの設定要件と、アクセスの許可です。

スコープ設定の要件

セットアップ」ガイドの「アプリの権限を追加する」セクションに記載されているように、無人オートメーションを実行する場合は、アプリの [OAuth & Permissions] 機能の設定を使用してスコープを設定する必要があります。

有人オートメーションを実行する場合、アプリの [OAuth & Permissions] 機能の設定を使用してスコープを設定する必要はありません (設定可能)。代わりに [スコープ] プロパティを使用してスコープを設定します (以下を参照)。

アクティビティの使用時に最適なユーザー エクスペリエンスを実現するには、アプリの [OAuth & Permissions] 機能の設定を使用して設定することをお勧めします (「セットアップ」ガイドを参照)。スコープを事前に設定しておくと、プロジェクトの構築時や実行時に無人オートメーションと有人オートメーションを自由に切り替えることができます。

アクセスを許可する

有人オートメーションの実行中に [Slack スコープ] アクティビティを実行すると、Web ページが開き、[許可] ボタンをクリックして、選択したスコープへのアクセスをアプリに許可するよう求められます。

無人オートメーションの実行時には、アプリへのアクセスはバックグラウンドでサイレント モードで付与されます (ユーザーの操作は不要)。

  • クライアント ID - Slack によってアプリに割り当てられた一意の ID です。String 型の値を入力します。
    • このプロパティは、クライアント ID の String 型の値のみ受け付けます。String 型の変数はサポートされていません。
    • クライアント ID を確認するには、作成したアプリの [Basic Information] ページに移動します。[App Credentials] にクライアント ID とクライアント シークレットの両方が表示されます。
  • クライアント シークレット - クライアント ID に関連付けられた一意の ID です。String 型の値を入力します。
    • このプロパティは、クライアント シークレットの String 型の値のみ受け付けます。String 型の変数はサポートされていません。
    • クライアント シークレットを見つけるには、アプリの [Basic Information] ページに移動します。[App Credentials] にクライアント ID とクライアント シークレットの両方が表示されます。
  • トークン - 無人オートメーションでのみ使用する、アプリの OAuth アクセス トークンです。このトークンは、アプリをワークスペースにインストールする際に Slack によって自動的に生成されます。String 型の値を入力します。このプロパティは、OAuth アクセス トークンの String 型の値のみ受け付けます。String 型の変数はサポートされていません。
    • OAuth アクセス トークンを取得するには、まずアプリをワークスペースにインストールする必要があります。アプリをインストールしたら、アプリの [インストールされたアプリ] の設定ページに移動します (上の画像を参照)。
    • 詳細については、「セットアップ」ガイドの「アプリをワークスペースにインストールする」をご覧ください。

プロパティ

認証
  • スコープ - アプリに付与するスコープ (または以前に「セットアップ」ガイドの手順を実行した際に付与されたスコープ) を分類したリストです。該当するスコープをすべて選択します。PublicChannels、PrivateChannels、DirectMessages、GroupMessages、Users、Chat、Files の 7 つのスコープがあります。

    • スコープの完全なリスト、およびアクティビティと前述の設定可能な値へのスコープのマッピングについては、「セットアップ」ガイドの「追加するスコープ」をご覧ください。
共通
  • 表示名 - アクティビティの表示名です。 このフィールドでは Strings 型または String 型変数のみがサポートされます。
その他
  • プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。
  • API エラーを例外として報告 - 選択すると、このアプリケーション スコープを使用するすべての子アクティビティにより API エラー応答がビジネス アクティビティ実行例外として報告されます。選択しないと、子アクティビティは API エラー メッセージを [応答ステータス] 出力プロパティに追加し、ワークフローの実行を続行します。ワークフローが正常に実行されたかどうかを確認するには [応答ステータス] プロパティを確認します。
出力
  • 接続 - 子のアプリケーション スコープに渡すことができる接続です。 このフィールドでは Connection 型の変数のみがサポートされています。

次の画像は、アクティビティの依存関係と入力/出力プロパティの値の例です。

ステップバイステップの手順および例は、「クイックスタート」ページをご覧ください。



  • 概要
  • 動作のしくみ
  • アクティビティの本体
  • プロパティ

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