IBM Watson NLU テキスト分析

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重要:

指定したテキストからキー情報を抽出して、IBM Watson NLU 固有の複数のデータ型と未処理の結果を .json 形式で返し、String 型変数に格納します。Natural Language Understanding サービスの詳細については、こちらの公式ドキュメントをご覧ください。

プロパティ

共通

• 表示名 - アクティビティの表示名です。

入力

• キー - IBM Watson テキスト分析ツールへのアクセスに必要な API キーです。このフィールドは String 型変数をサポートします。
• テキスト - 分析するテキストです。このフィールドは文字列または String 型変数をサポートします。
• サービス URL - テキスト分析サービスへの接続に使用される ローカルまたはリージョンの IBM Watson インスタンス のカスタム Web アドレスです。 実行時にフィールドが空の場合、このフィールドの既定値は「https://gateway.watsonplatform.net/natural-language-understanding/api/v1/analyze」です。 このフィールドは、文字列と String 型変数のみをサポートします。
• サービス バージョン - 使用する Natural Language Understanding サービスのバージョンです。このフィールドの既定値は "2017-02-27" です。このフィールドは、文字列と String 型変数のみをサポートします。
• パスワード - Natural Language Understanding サービスへのログインに使用するパスワードです。このフィールドは、文字列と String 型変数のみをサポートします。
• ユーザー名 - Natural Language Understanding サービスへのログインに使用するユーザー名です。このフィールドは、文字列と String 型変数のみをサポートします。

その他

• プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。

オプション

• 分析の種類 - 指定したテキストに対して実行する分析の種類を選択します。使用できる種類は、[Categories]、[Concepts]、[Entities]、[Keywords]、[Sentiment] です。選択した分析の種類に応じて出力のプロパティが異なります。

出力

• カテゴリ - 指定したテキストが属するカテゴリです。<KeyValuePair<String,Double>> 変数のリストに格納されます。リスト内の項目にはそれぞれカテゴリ名とカテゴリ スコアが格納されます。
  注:

  カテゴリ階層の詳細については、こちらの IBM 公式ドキュメントをご覧ください。

• 概念 - 指定したテキストから抽出された概念です。<KeyValuePair<String,Double>> 変数のリストに格納されます。リスト内の項目にはそれぞれ概念と概念スコアが格納されます。
• エンティティ - 指定したテキストから抽出されたエンティティです。IBMEntity 変数のリストに格納されます。IBMEntity 変数にはエンティティごとに次の情報が格納されます。
  • Type - エンティティの種類です。
  • Sentiment - エンティティのセンチメント スコアとラベルです。
  • Relevance - 指定したテキストにあるエンティティの関連性です。
  • Emotion - すべての定義済みの感情に対応するスコアです。
  • Disambiguation - 指定したテキストに存在し、エンティティと結び付いているその他の概念です。
  • Count - 指定したテキストの中でエンティティが言及されている回数です。

IBMEntity の情報と構造を示す .json テキストの例を次に示します。

{  
         "type":"Location",
         "text":"Europe",
         "sentiment":{  
            "score":0.0,
            "label":"neutral"
         },
         "relevance":0.677612,
         "emotion":{  
            "sadness":0.336228,
            "joy":0.044658,
            "fear":0.075551,
            "disgust":0.355227,
            "anger":0.076605
         },
         "disambiguation":{  
            "subtype":[  
               "MusicalGroup",
               "BroadcastArtist",
               "FilmMusicContributor",
               "Lyricist",
               "MusicalArtist",
               "RecordProducer",
               "Continent"
            ],
            "name":"Europe",
            "dbpedia_resource":"http://dbpedia.org/resource/Europe"
         },
         "count":2
}

• エラー - IBM Watson NLU サーバーからエラー メッセージが送信された場合にメッセージを抽出して String 型変数に格納します。
• キーワード - 指定したテキストから抽出されたキーワードです。IBMKeyword 変数に格納されます。IBMKeyword 変数にはキーワードごとに次の情報が格納されます。
  • Sentiment - キーワードのセンチメント スコアとラベルです。
  • Relevance - 指定したテキストにあるキーワードの関連性です。
  • Emotion - すべての定義済みの感情に対応するスコアです。

IBMKeyword の情報と構造を示す .json テキストの例を次に示します。

{  
         "text":"Occidental",
         "sentiment":{  
            "score":0.0,
            "label":"neutral"
         },
         "relevance":0.377729,
         "emotion":{  
            "sadness":0.093656,
            "joy":0.56355,
            "fear":0.037183,
            "disgust":0.058567,
            "anger":0.23449
         }
 }

• 言語 - 指定したテキストの言語を抽出して String 型変数に格納します。
• 未加工の結果 - 指定したテキストから情報を .JSON 形式で String 型変数として抽出できます。取得されるデータは選択した分析の種類によって異なります。
• センチメント - 指定したテキストから抽出されたセンチメント スコアとラベルです。KeyValuePair<Double,String> 変数に格納されます。