ファイルをアップロード

UiPath.OracleNetSuite.Activities.UploadFile

[ファイルをアップロード] アクティビティは、Oracle NetSuite file.create API を使用して、ファイル ([ファイル パス]) を特定のフォルダー ([フォルダー ID]) にアップロードします。

ファイルをアップロードすると、アクティビティは添付ファイルの ファイル ([ファイル ID]) と、アップロードのステータス (成功/失敗情報) を持つ ResponseStatus 型オブジェクト ([応答ステータス]) を出力します。いずれの出力も、後続のアクティビティ (例: [ファイルをダウンロード] アクティビティの [ファイル ID] フィールドおよび条件ロジックの [応答ステータス]) で入力変数として使用できます。

注: アップロード可能なファイルの最大サイズは、Oracle NetSuite のドキュメントあたり 10MB です。

動作のしくみ

以下の手順とメッセージ シーケンス ダイアグラムは、設計時 (つまり、アクティビティの依存関係と入/出力プロパティ) から実行時に至るまでの、アクティビティの動作のしくみの例を示したものです。

1. 「セットアップ」の手順を完了します。
2. プロジェクトに [Oracle NetSuite アプリケーション スコープ] アクティビティを追加します。
3. [Oracle NetSuite アプリケーション スコープ] アクティビティ内に [ファイルをアップロード] アクティビティを追加します。
4. String、および [入力] セクションのプロパティの FolderId 型変数を作成し、入力します。
5. String、および [入力] セクションのプロパティの File 型変数を作成し、入力します。
6. String、および [出力] セクションのプロパティの FileId 型変数を作成し、入力します。
7. String、および [出力] セクションのプロパティの ResponseStatus 型変数を作成し、入力します。
   
   

   

   
   

プロパティ

共通

• 表示名 - アクティビティの表示名です。 このフィールドでは Strings 型または String 型変数のみがサポートされます。

入力

• ファイル - アップロードするファイルの完全なローカル パスです。このフィールドでは Strings 型または String 型変数のみがサポートされます。
• フォルダー ID - ファイルのアップロード先フォルダーの ID です。このフィールドでは、Strings 型または String 型の変数のみがサポートされています。

その他

• プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。

出力

• ファイル ID - ファイルの ID です。 このフィールドでは String 型の変数のみがサポートされています。 このプロパティ用に作成した変数は、後続のアクティビティ (例: [ファイルをダウンロード]) で入力変数として使用できます。
• 応答ステータス - 要求のステータスです (成功/失敗に関する情報)。 ResponseStatus 型変数を入力します (UiPath.BAF.Models.ResponseStatus)。 ResponseStatus オブジェクトには、他のアクティビティで使用できる 3 つのプロパティが含まれています。
  • Success - Boolean - API 要求が成功したかどうかを示します。
  • ErrorCode - String - API 要求が成功しなかった場合の応答エラーです (Success=False)。
  • Message - String - エラー メッセージです。