メッセージを送信

UiPath.Slack.Activities.Messages.SendMessage

概要

[メッセージを送信] アクティビティは、(他の API の中でも特に) Slack の chat.postMessage API を使用して、メッセージ ([テキスト]) を特定のチャンネルまたはダイレクト/グループメッセージ ([会話]) に送信します。

会話は次のいずれかです。

チャンネル
個人へのダイレクトメッセージ
複数の個人へのグループダイレクトメッセージ

返信を送信した後、アクティビティはそのプロパティを Message オブジェクト ([メッセージ]) で返します。これは、後続のアクティビティで入力プロパティ変数 (例: [返信を取得]、[1 行を書き込み] の Message.Text) として使用できます。

動作のしくみ

以下の手順は、設計時 (つまり、アクティビティの依存関係と入/出力プロパティ) から実行時に至るまでの、アクティビティの動作のしくみの例を示したものです。

「セットアップ」の手順を完了します。
プロジェクトに [Slack スコープ] アクティビティを追加します。
[Slack スコープ] アクティビティ内に [メッセージを送信] アクティビティを追加します。
[入力] セクションのプロパティに値を入力します。
[ 出力] セクションのプロパティのために Message 変数を作成し、入力します。
アクティビティを実行します。

アクティビティの本体

会話の種類 - メッセージの取得元の会話の種類です。[Channel]、[DirectMessage]、[GroupMessage] の 3 つのオプションが利用可能です。
チャンネル名 - メッセージの取得元のチャンネルの名前です。String または String 型変数。
チャンネル ID - メッセージの取得元のチャンネルの ID です。String または String 型変数。
テキスト - メッセージで送信するテキストの本文です。String または String 型変数を入力します。 [ファイル] または [テキスト] プロパティは必須です。両方のプロパティに値を入力できます。
ユーザーとして - この返信をユーザーまたはボットとして送信します。既定では「True」(ユーザーとして送信) です。Boolean または Boolean 型変数を入力します。指定しない場合、既定で True になります。
ファイル - 返信に添付するローカルファイルのパスです。String または String 型変数を入力します。 [ファイル] または [テキスト] プロパティは必須です。両方のプロパティに値を入力できます。
メッセージ - Message オブジェクトとして返される送信済みのメッセージです。Message 型変数を入力します。このアクティビティを使用して配列の出力を処理する予定の場合は、[TypeArgument] として [UiPath.Slack.Models.Message] を選択します。
ユーザー - メッセージの取得元の DM を持つユーザーの名前です。String または String 型変数を入力します。
会話名 - メッセージの取得元のグループダイレクトメッセージの名前です。このフィールドでは Strings 型または String 型変数のみがサポートされます。1 人以上のユーザー間のダイレクトメッセージは「mpdm-Person1-Person2-Person2-Person3-1」という形式を取ります。

プロパティ

共通

表示名 - アクティビティの表示名です。このフィールドでは Strings 型または String 型変数のみがサポートされます。

その他

プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。

出力

応答ステータス - 要求のステータスです (成功/失敗に関する情報)。 ResponseStatus 型変数を入力します (UiPath.BAF.Models.ResponseStatus)。 ResponseStatus オブジェクトには、他のアクティビティで使用できる 3 つのプロパティが含まれています。
- Success - Boolean - API 要求が成功したかどうかを示します。
- ErrorCode - String - API 要求が成功しなかった場合の応答エラーです (Success=False)。
- Message - String - エラーメッセージです。