音声通話を発信 (Make Voice Call)

Amazon Connect API を使用して音声呼び出しを行い、Amazon Connect の問い合わせフローまたはキューに呼び出しをルーティングします。

動作のしくみ

以下の手順は、設計時 (つまり、アクティビティの依存関係と入/出力プロパティ) から実行時にまでの、アクティビティの動作のしくみの例を示したものです。

1. 「セットアップ」の手順を完了します。
2. プロジェクトに [Amazon Connect スコープ] アクティビティを追加します。
3. [ Amazon Connect スコープ] アクティビティ内に [ Make Voice Call ] アクティビティを追加します。
4. [始点]、[ 終点]、[ ContactFlowID] 入力プロパティの値を入力します。
5. アクティビティを実行します。

プロパティ

属性

• 属性 - Dictionary<String, String> - キーと値のペアのディクショナリです。 属性は Amazon Connect の標準的な属性であり、他の問い合わせ属性と同様に問い合わせフロー内でアクセスできます。 Dictionary<String, String> または Dictionary<String, String> 型変数を入力します。

  以下のプロパティの値は、このアクティビティを UiPath Studio でプロジェクトに追加するときに指定します。

呼び出し 元

• 送信元 - String - Amazon Connect の電話番号 (E.164 形式)。 String または String 型変数を入力します。

共通

• エラー発生時に 実行を継続 - アクティビティがエラーをスローした場合でも、オートメーションを継続するかどうかを指定します。 このフィールドでは Boolean 値 (True、 False) のみがサポートされています。 既定値は [False]です。 その結果、フィールドが空白でエラーがスローされると、プロジェクトの実行が停止します。 値を Trueに設定すると、プロジェクトの実行はエラーに関係なく継続されます。
• 表示名 - String - アクティビティの表示名です。 String または String 型変数を入力します。

その他

• プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。

出力

• 連絡先 ID - String - Amazon Connect インスタンス内のこの連絡先の識別子です。 後続のアクティビティで出力データを使用する予定がある場合にお勧めします。 String または String 型変数を入力します。

受信者

• To - String - E.164 形式の、呼び出す電話番号です (例: [phone]. String または String 型変数を入力します。

ルーティング

• ContactFlowId - String - アウトバウンドコールの連絡先フローの識別子です。 String または String 型変数を入力します。

  Amazon Connect コンソールに問い合わせフローを表示するときに使用する、URL の最後の GUID は ContactFlowId です。

  
  

  

  
  
• キュー ID - String - アウトバウンド呼び出しを発信するキューの識別子です。 String または String 型変数を入力します。