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連携アクティビティ (クラシック)
Last updated 2024年9月25日

レコードを挿入

UiPath.MicrosoftDynamics.Activities.InsertRecord

[レコードを挿入] アクティビティは Web API の POST 操作を使用して新しいレコードを挿入します。

レコードの挿入後、アクティビティは要求のステータス (成功/失敗に関する情報) を、後続のアクティビティ (例: 条件ロジック) で使用できる ResponseStatus オブジェクト (MicrosoftDynamicsStatus) に出力します。
要求が成功した場合、アクティビティは、新しいレコードに割り当てられた String 識別子を返します。たとえば、アカウントを挿入する場合、[アカウント ID] の値は [設定] ボタン (下記のを参照) を使用して String 変数を追加すれば出力できます。

動作のしくみ

以下の手順とメッセージ シーケンス ダイアグラムは、設計時 (つまり、アクティビティの依存関係と入/出力プロパティ) から実行時に至るまでの、アクティビティの動作のしくみの例を示したものです。

  1. セットアップ」の手順を完了します。
  2. プロジェクトに [Microsoft Dynamics アプリケーション スコープ] アクティビティを追加します。
  3. [Microsoft Dynamics アプリケーション スコープ] アクティビティ内に [レコードを挿入] アクティビティを追加します。
  4. [レコードを挿入] アクティビティの [設定] ボタンをクリックします (オブジェクト ウィザードが開きます)。
  5. 挿入するオブジェクトを選択し、設定するフィールドを (値とともに) 挿入および追加します。
  6. [出力 ] セクションのプロパティのために ResponseStatus 型変数を作成し、入力します。
    • 入力プロパティ値は、POST 操作の要求に渡されます。
    • 操作は、String 識別子と ResponseStatus 値を出力プロパティ変数に返します。


設定

[レコードを挿入] のプロパティ値を入力するには、[設定] ボタンをクリックしてオブジェクト ウィザードを使用する必要があります。

オブジェクト ウィザードを使用してオブジェクトを選択すると、新しいレコードに含めるフィールドを追加できます。各オブジェクトで使用できるフィールドのリストは、Microsoft ドキュメントの「Web API EntityType Reference」をご覧ください。

プロパティ

Advanced (カスタム)
  • 追加フィールド - 挿入する列と値を含む DataRow です。 DataRow 型変数を入力します。
    • DataRow の列名を判断/検証するには、[設定] ボタンをクリックしてオブジェクトを選択し、[フィールド] 列に表示される名前を確認します。DataRow の列名は、表示される名前に一致している必要があります。
    • オブジェクト ウィザード[追加フィールド] プロパティの両方でフィールドの値を入力した場合、オブジェクト ウィザードに入力した値が優先されます ([追加フィールド] の値は上書きされます)。
共通
  • 表示名 - アクティビティの表示名です。 このフィールドでは Strings 型または String 型変数のみがサポートされます。
その他
  • プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。
出力
  • 応答ステータス - 要求のステータスです (成功/失敗に関する情報)。 ResponseStatus 型変数を入力します (UiPath.BAF.Models.ResponseStatus)。 ResponseStatus オブジェクトには、他のアクティビティで使用できる 3 つのプロパティが含まれています。
    • Success - Boolean - API 要求が成功したかどうかを示します。
    • ErrorCode - String - API 要求が成功しなかった場合の応答エラーです (Success=False)。
    • Message - String - エラー メッセージです。

次の画像は、アクティビティの依存関係と入力/出力プロパティの値の例です。

ステップバイステップの手順および例は、クイックスタート ガイドをご覧ください。



  • 動作のしくみ
  • プロパティ

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