フォルダーをコピー

UiPath.Box.Activities.Folder.CopyFolder

[フォルダーをコピー] アクティビティでは、Box の Copy folder API を使用して、指定したフォルダー ([フォルダー ID]) を指定した親フォルダー ([親フォルダー ID]) 内に既存または新規のフォルダー名 ([新しいフォルダー名]) でコピーします。

ファイルのコピー後、アクティビティは、コピーされたファイルのプロパティを含む BoxFolder オブジェクト ([Box フォルダー]) を出力します。このオブジェクトには、後続のアクティビティ ([フォルダーを削除]、[フォルダー名を変更] など) でファイルを識別するために使用できる BoxFolder.Id が含まれます。

動作のしくみ

以下の手順とメッセージシーケンスダイアグラムは、設計時 (つまり、アクティビティの依存関係と入/出力プロパティ) から実行時に至るまでの、アクティビティの動作のしくみの例を示したものです。

「セットアップ」の手順を完了します。
[Box スコープ] アクティビティをプロジェクトに追加します。
Folder.Id の値を出力するアクティビティを追加するか外部プロセスを実行します (例: [フォルダーを作成]、[内容を検索])。
[Box スコープ] アクティビティ内に [フォルダーをコピー] アクティビティを追加します。
[入力 ] セクションのプロパティに値を入力します。
[出力] セクションのプロパティのために BoxFolder 型変数を作成し、入力します。
- 入力プロパティ値は、Copy Folder の API 操作の要求に渡されます。
- 操作は、BoxFolder の値を出力プロパティ変数に返します。

プロパティ

共通

エラー発生時に実行を継続 - 例外がスローされた際にアクティビティの実行を継続するかどうかを指定します。このフィールドでは、Boolean 値のみがサポートされています。
表示名 - アクティビティの表示名です。このフィールドでは Strings 型または String 型変数のみがサポートされます。

入力

フォルダー ID - コピーするフォルダーの ID です。このフィールドでは Strings または String 型の変数のみがサポートされています。フォルダー ID の値を取得するには、Folder.Id オブジェクトを出力するアクティビティを追加するか外部プロセスを実行します (例: [フォルダーを作成]、[内容を検索] など)。
親フォルダー ID - ファイルのコピー先の親フォルダーの ID です。このフィールドでは Strings 型または String 型変数のみがサポートされます。
- アプリケーションのルートフォルダーを使用するには、"0" の値を入力します。
- ルート以外のフォルダーの ID を取得するには、[内容を検索] アクティビティを使用します。