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連携アクティビティ (クラシック)
最終更新日 2024年4月22日

複数の ServiceNow レコードを検索

UiPath.ServiceNow.Activities.SearchRecords

[複数の ServiceNow レコードを検索] アクティビティでは、ServiceNow の Table - GET API を使用して、エンコードされたクエリ文字列 ([クエリ]) を使用して [オブジェクト] で特定されるレコードを取得します。

レコードを取得した後、アクティビティはクエリの結果を DataTable 型オブジェクト ([結果]) に、要求のステータス (成功/失敗情報) を ResponseStatus 型オブジェクト ([ServiceNow のステータス]) に出力します。どちらの出力も、後続のアクティビティ (条件付きロジックなど) の入力変数として使用できます。

動作のしくみ

以下の手順とメッセージ シーケンス ダイアグラムは、設計時 (つまり、アクティビティの依存関係と入/出力プロパティ) から実行時に至るまでの、アクティビティの動作のしくみの例を示したものです。

  1. セットアップ」の手順を完了します。
  2. [ServiceNow アプリケーション スコープ] アクティビティをプロジェクトに追加します。
  3. [ServiceNow アプリケーション スコープ] アクティビティ内に [複数の ServiceNow レコードを検索] アクティビティを追加します。
  4. [複数の ServiceNow レコードを検索] アクティビティの [設定] ボタンをクリックします (オブジェクト ウィザードが開きます)。
  5. 取得するオブジェクトを選択し、[入力] セクションのプロパティ値を入力します。
  6. [出力] セクションのプロパティのために DataTable 型変数および ResponseStatus 型変数を作成し、入力します。
    • 入力したプロパティ値は、Table - GET API に渡されます。
    • API は、出力プロパティ変数に DataTableResponseStatus の値を返します。


アクティビティの本体

[ 複数の ServiceNow レコードを検索] の プロパティ値を入力したり [クエリ] の 入力値をテストしたりするには、[ 設定 ] ボタンをクリックして オブジェクト ウィザード を使用します。

オブジェクト ウィザードの詳細については、「ビジネス アクティビティのフレームワーク」のページをご覧ください。

  • オブジェクト - 取得する ServiceNow オブジェクトの型です。 オブジェクト ウィザードを使用してオブジェクトを選択するか、有効な String または String 変数を入力します。オブジェクト ウィザード を使用してオブジェクトを選択している場合は、選択内容を変更するときにもオブジェクト ウィザードを使用する必要があります。オブジェクト ウィザードを使用せずに変更した場合、アクティビティの実行は失敗として処理されます。

プロパティ

共通
  • 表示名 - アクティビティの表示名です。 このフィールドでは Strings 型または String 型変数のみがサポートされます。
入力
  • クエリ - フィルター パラメーターです。String または String 型変数を入力します。
    • ServiceNow のエンコードされたクエリ文字列形式に従ってクエリを入力します (例: "sysparm_query=short_descriptionLIKEUiPath&sysparm_fields=number,short_description")。
    • クエリを作成するには、ServiceNow ドキュメントの「Generate an encoded query string through a filter」の手順に従うことをお勧めします。
    • クエリをテストするには、オブジェクト ウィザードを開いて引用符 ("") なしで String を入力し、[クエリをテスト] ボタンをクリックして結果を表示します。
    • オブジェクト ウィザード に入力したクエリ String は、[ プロパティ] パネル[クエリ] プロパティにも設定されます。

      クエリを簡単に作成する方法の詳細は、「複数の ServiceNow レコードを検索」をご覧ください。

その他
  • プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。
出力
  • 結果 - クエリの結果です。 DataTable 型変数を入力します。
  • ServiceNow のステータス - 要求のステータスです (成功/失敗に関する情報)。ResponseStatus 型変数を入力します (UiPath.BAF.Models.ResponseStatus)。ResponseStatus オブジェクトには、他のアクティビティで使用できる 3 つのプロパティが含まれています。
    • Success - Boolean - API 要求が成功したかどうかを示します。
    • ErrorCode - String - API 要求が成功しなかった場合の応答エラーです (Success=False)。
    • Message - String - エラー メッセージです。

次の画像は、アクティビティの依存関係と入力/出力プロパティの値の例です。

ステップバイステップの手順および例は、「クイックスタート」ページをご覧ください。



  • 動作のしくみ
  • アクティビティの本体
  • プロパティ

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