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連携アクティビティ (クラシック)
最終更新日 2024年4月22日

メモの添付ファイルをダウンロード

UiPath.MicrosoftDynamics.Activities.DownloadNoteAttachment

[メモの添付ファイルをダウンロード] アクティビティは、Web API の GET 操作を使用して、指定の注釈 ([メモ ID]) に関連付けられた添付ファイルを、指定の場所 ([フォルダー]) に、新規または既存の名前 ([ファイル名]) でダウンロードします。

添付ファイルのダウンロード後、アクティビティは要求のステータス (成功/失敗に関する情報) を、後続のアクティビティ (例: 条件ロジック) で使用できる ResponseStatus オブジェクト (MicrosoftDynamicsStatus) に出力します。

動作のしくみ

以下の手順とメッセージ シーケンス ダイアグラムは、設計時 (つまり、アクティビティの依存関係と入/出力プロパティ) から実行時に至るまでの、アクティビティの動作のしくみの例を示したものです。

  1. セットアップ」の手順を完了します。
  2. プロジェクトに [Microsoft Dynamics アプリケーション スコープ] アクティビティを追加します。
  3. 注釈識別子を出力するアクティビティを追加するか外部プロセスを実行します (例: [レコードを挿入][レコードを検索])。
  4. [Microsoft Dynamics アプリケーション スコープ] アクティビティ内に [メモの添付ファイルをダウンロード] アクティビティを追加します。
  5. [入力] セクションのプロパティに値を 入力 します。
  6. [出力 ] セクションのプロパティのために ResponseStatus 型変数を作成し、入力します。
    • 入力プロパティ値は、<a href=https://docs.microsoft.com/en-us/powerapps/developer/common-data-service/webapi/retrieve-entity-using-web-api?view=dynamics-ce-odata-9 target="_blank">GET 操作の要求に渡されます。
    • 操作は、ResponseStatus の値を出力プロパティ変数に返します。


プロパティ

共通
  • 表示名 - アクティビティの表示名です。 このフィールドは、文字列または String 型変数のみをサポートします。
入力
  • ファイル名 - ダウンロードするファイルの新しい名前です。 このフィールドは、文字列または String 型変数のみをサポートします。
    • 既定では、ファイルは添付ファイルの名前で保存されます。[フォルダー] に同じ名前のファイルが存在する場合、既存のファイルは上書きされます。
    • ファイルの名前を変更するには (上書きを避けたい場合)、このプロパティを使用して、新しいファイル名をファイルの種類の拡張子とともに入力します (例: DemoFile_Download.docx)。
  • フォルダー - ファイルのダウンロード先フォルダーの完全なローカル パスです。このフィールドでは Strings 型または String 型変数のみがサポートされます。
  • メモ ID - 添付ファイルのダウンロード元の注釈に割り当てられた識別子です。このフィールドでは Strings 型または String 型変数のみがサポートされます。[メモ ID] (つまり注釈 ID) の値を取得するには、注釈識別子を出力するアクティビティを使用するか外部プロセスを実行します (例: [レコードを挿入][レコードを検索])。
    注: このアクティビティには ([活動の添付ファイルをダウンロード] アクティビティのような) [添付ファイル ID] 入力プロパティがありません。メモに添付できるファイルは 1 つだけだからです。[メモの添付ファイルをアップロード] で ([活動の添付ファイルをアップロード] のような) [添付ファイル ID] が出力されないのも、同じ理由によります。
その他
  • プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。
出力
  • 応答ステータス - 要求のステータスです (成功/失敗に関する情報)。 ResponseStatus 型変数を入力します (UiPath.BAF.Models.ResponseStatus)。 ResponseStatus オブジェクトには、他のアクティビティで使用できる 3 つのプロパティが含まれています。
    • Success - Boolean - API 要求が成功したかどうかを示します。
    • ErrorCode - String - API 要求が成功しなかった場合の応答エラーです (Success=False)。
    • Message - String - エラー メッセージです。

次の画像は、アクティビティの依存関係と入力/出力プロパティの値の例です。

ステップバイステップの手順および例は、クイックスタート ガイドをご覧ください。



  • 動作のしくみ
  • プロパティ

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