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連携アクティビティ (クラシック)
最終更新日 2024年4月22日

Oracle NetSuite アプリケーション スコープ

UiPath.OracleNetSuite.Activities.OracleNetSuiteScopeActivity

各 NetSuite アクティビティは、そのアクティビティの入力プロパティに入力される要求パラメーターを使用して SOAP 操作を呼び出します。SOAP 操作を正常に呼び出すために、それらのアクティビティは [NetSuite スコープ] アクティビティで指定された、トークン ベース (推奨) またはユーザー資格情報のいずれかの認証を使用して、新しいまたは既存の NetSuite 統合レコードに接続します。

[NetSuite スコープ] アクティビティは、Oracle アカウント ([アカウント ID]) とトークン ベースの認証 ([コンシューマー キー][コンシューマー シークレット][トークン ID][トークン シークレット]) を使用して、統合レコードへの認証されたコネクションを確立します。

重要:

NetSuite では、RLC (要求レベルの資格情報認証、たとえば標準認証など) が廃止され、2021.1 のリリース時に RLC のサポートが完全に削除されました。これまで、管理者ロール向けのリリース 2020.2 では、SOAP API 呼び出しがサポートされていませんでした。

そのため、Oracle NetSuite アクティビティ パッケージのバージョン 1.2 以降、標準認証のためのオプションが削除されました。

接続の確立後、アクティビティは OracleNetSuiteConnection オブジェクト ([Oracle NetSuite 接続]) を返します。このオブジェクトは、後続の [NetSuite アプリケーション スコープ] アクティビティで認証に使用できます。
注: このアクティビティ パッケージを使用する場合は、NetSuite の「SuiteApp Architectural Fundamentals & Examples (SAFE)」ガイドと「Concurrency governance cheat sheet」をご覧のうえ、記載されているベスト プラクティスに従ってください。

動作のしくみ

以下の手順とメッセージ シーケンス ダイアグラムは、設計時 (つまり、アクティビティの依存関係と入/出力プロパティ) から実行時に至るまでの、アクティビティの動作のしくみの例を示したものです。

  1. セットアップ」の手順を完了します。
  2. SecureString 入力プロパティに対してアクティビティを追加します。
    • [資格情報を取得] アクティビティを 2 つ追加します。

      * 詳細については、「セットアップ」ガイドの「資格情報アセットを作成する」セクションをご覧ください。

  3. [トークン認証] プロパティの値を入力します。
  4. [出力] セクションのプロパティのために IConnection 型変数を作成し、入力します。
    • この変数は、後続の [NetSuite スコープ] アクティビティで使用できます。



アクティビティの本体

プロジェクトをビルドし、他のアクティビティでオブジェクト ウィザードを有効化するには、[設定] ボタンをクリックして接続ウィザードを使用する必要があります。

詳細については、「ServiceNow について」の「ウィザード」セクションをご覧ください。

プロパティ

認証
注: 標準資格情報は非推奨とされており、バージョン 1.2 以降では削除されています。既存のプロジェクトは引き続き実行されますが、トークン ベースの認証を使用するように更新する必要があります。
  • アカウント ID - NetSuite アカウントに割り当てられた識別子です。このフィールドでは、Strings 型または String 型の変数のみがサポートされています。NetSuite アカウント ID は NetSuite URL の先頭に示されています。
    • たとえば、URL が https://<span>1234567.app.netsuite.com</span>/ の場合、アカウント ID は 1234567 です。
  • 認証の種類 - 統合レコードに接続するときに使用する認証の種類です。アクティビティ パッケージのバージョン 1.2 以降では、サポートされているオプションは [トークン] のみです。
  • コンシューマー キー - 統合レコードに割り当てられた、自動生成されたキーです。このフィールドでは、Strings 型または String 型の変数のみがサポートされています。[コンシューマー キー] の値については、「セットアップ」ガイドの「統合レコードを作成する」セクションの、「トークンベースの認証」の説明をご覧ください。
  • コンシューマー シークレット - UiPath と統合レコード間の通信の認証に使用される SecureString です。
    • [コンシューマー シークレット] の値については、「セットアップ」ガイドの「統合レコードを作成する」セクションの、「トークンベースの認証」の説明をご覧ください。
    • SecureString 変数を入力するには、アクティビティを使用します。
  • トークン ID - ユーザーに割り当てられた自動生成の識別子です。このフィールドでは、Strings 型または String 型の変数のみがサポートされています。[トークン ID] の値については、「セットアップ」ガイドの「ユーザー アクセス トークンを作成する」をご覧ください。
  • トークン シークレット - 統合レコードへのトークン ID アクセスの認可に使用される SecureString です。
    • [トークン シークレット] の値については、「セットアップ」ガイドの「ユーザー アクセス トークンを作成する」をご覧ください。
    • SecureString 変数を入力するには、アクティビティを使用します。
共通
  • 表示名 - アクティビティの表示名です。 このフィールドでは Strings 型または String 型変数のみがサポートされます。
その他
  • プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。
オプション
  • API エラーを例外として報告 - 選択すると、このアプリケーション スコープを使用するすべての子アクティビティにより API エラー応答がビジネス アクティビティ実行例外として報告されます。選択しないと、子アクティビティは API エラー メッセージを [応答ステータス] 出力プロパティに追加し、ワークフローの実行を続行します。ワークフローが正常に実行されたかどうかを確認するには [応答ステータス] プロパティを確認します。
出力
  • Oracle NetSuite 接続 - 後続の [NetSuite アプリケーション スコープ] アクティビティで使用できる、確立済み接続のレコードです。IConnection 型変数を入力します (UiPath.BAF.Models.Connection.IConnection)。
既存の接続を使用
  • 既存の 接続 - 親の [NetSuite アプリケーション スコープ] アクティビティから取得する接続レコードです。新しい接続を確立する代わりに使用できます。IConnection 型変数を入力します。
    • IConnection 変数には、以前に実行されて、まだアクティブな接続を維持している [NetSuite アプリケーション スコープ] アクティビティ (親) のものを使用する必要があります。
    • このプロパティを使用して接続を確立できない場合は、親の [NetSuite アプリケーション スコープ] アクティビティを再実行してみてください。
  • 動作のしくみ
  • アクティビティの本体
  • プロパティ

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