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Oracle NetSuite アプリケーション スコープ
UiPath.OracleNetSuite.Activities.OracleNetSuiteScopeActivity
各 NetSuite アクティビティは、そのアクティビティの入力プロパティに入力される要求パラメーターを使用して SOAP 操作を呼び出します。SOAP 操作を正常に呼び出すために、それらのアクティビティは [NetSuite スコープ] アクティビティで指定された、トークン ベース (推奨) またはユーザー資格情報のいずれかの認証を使用して、新しいまたは既存の NetSuite 統合レコードに接続します。
[NetSuite スコープ] アクティビティは、Oracle アカウント ([アカウント ID]) とトークン ベースの認証 ([コンシューマー キー]、[コンシューマー シークレット]、[トークン ID]、[トークン シークレット]) を使用して、統合レコードへの認証されたコネクションを確立します。
NetSuite では、RLC (要求レベルの資格情報認証、たとえば標準認証など) が廃止され、2021.1 のリリース時に RLC のサポートが完全に削除されました。これまで、管理者ロール向けのリリース 2020.2 では、SOAP API 呼び出しがサポートされていませんでした。
そのため、Oracle NetSuite アクティビティ パッケージのバージョン 1.2 以降、標準認証のためのオプションが削除されました。
OracleNetSuiteConnection
オブジェクト ([Oracle NetSuite 接続]) を返します。このオブジェクトは、後続の [NetSuite アプリケーション スコープ] アクティビティで認証に使用できます。
以下の手順とメッセージ シーケンス ダイアグラムは、設計時 (つまり、アクティビティの依存関係と入/出力プロパティ) から実行時に至るまでの、アクティビティの動作のしくみの例を示したものです。
- 「セットアップ」の手順を完了します。
-
各
SecureString
入力プロパティに対してアクティビティを追加します。-
[資格情報を取得] アクティビティを 2 つ追加します。
* 詳細については、「セットアップ」ガイドの「資格情報アセットを作成する」セクションをご覧ください。
-
- [トークン認証] プロパティの値を入力します。
-
[出力] セクションのプロパティのために
IConnection
型変数を作成し、入力します。-
この変数は、後続の [NetSuite スコープ] アクティビティで使用できます。
-
プロジェクトをビルドし、他のアクティビティでオブジェクト ウィザードを有効化するには、[設定] ボタンをクリックして接続ウィザードを使用する必要があります。
詳細については、「ServiceNow について」の「ウィザード」セクションをご覧ください。
認証
-
アカウント ID - NetSuite アカウントに割り当てられた識別子です。このフィールドでは、
Strings
型またはString
型の変数のみがサポートされています。NetSuite アカウント ID は NetSuite URL の先頭に示されています。- たとえば、URL が
https://<span>1234567.app.netsuite.com</span>/
の場合、アカウント ID は1234567
です。
- たとえば、URL が
- 認証の種類 - 統合レコードに接続するときに使用する認証の種類です。アクティビティ パッケージのバージョン 1.2 以降では、サポートされているオプションは [トークン] のみです。
- コンシューマー キー - 統合レコードに割り当てられた、自動生成されたキーです。このフィールドでは、
Strings
型またはString
型の変数のみがサポートされています。[コンシューマー キー] の値については、「セットアップ」ガイドの「統合レコードを作成する」セクションの、「トークンベースの認証」の説明をご覧ください。 -
コンシューマー シークレット - UiPath と統合レコード間の通信の認証に使用される
SecureString
です。- [コンシューマー シークレット] の値については、「セットアップ」ガイドの「統合レコードを作成する」セクションの、「トークンベースの認証」の説明をご覧ください。
SecureString
変数を入力するには、アクティビティを使用します。
- トークン ID - ユーザーに割り当てられた自動生成の識別子です。このフィールドでは、
Strings
型またはString
型の変数のみがサポートされています。[トークン ID] の値については、「セットアップ」ガイドの「ユーザー アクセス トークンを作成する」をご覧ください。 -
トークン シークレット - 統合レコードへのトークン ID アクセスの認可に使用される
SecureString
です。- [トークン シークレット] の値については、「セットアップ」ガイドの「ユーザー アクセス トークンを作成する」をご覧ください。
SecureString
変数を入力するには、アクティビティを使用します。
共通
- 表示名 - アクティビティの表示名です。 このフィールドでは
Strings
型またはString
型変数のみがサポートされます。
その他
- プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。
オプション
- API エラーを例外として報告 - 選択すると、このアプリケーション スコープを使用するすべての子アクティビティにより API エラー応答がビジネス アクティビティ実行例外として報告されます。選択しないと、子アクティビティは API エラー メッセージを [応答ステータス] 出力プロパティに追加し、ワークフローの実行を続行します。ワークフローが正常に実行されたかどうかを確認するには [応答ステータス] プロパティを確認します。
出力
- Oracle NetSuite 接続 - 後続の [NetSuite アプリケーション スコープ] アクティビティで使用できる、確立済み接続のレコードです。
IConnection
型変数を入力します (UiPath.BAF.Models.Connection.IConnection)。
既存の接続を使用
-
既存の 接続 - 親の [NetSuite アプリケーション スコープ] アクティビティから取得する接続レコードです。新しい接続を確立する代わりに使用できます。
IConnection
型変数を入力します。IConnection
変数には、以前に実行されて、まだアクティブな接続を維持している [NetSuite アプリケーション スコープ] アクティビティ (親) のものを使用する必要があります。- このプロパティを使用して接続を確立できない場合は、親の [NetSuite アプリケーション スコープ] アクティビティを再実行してみてください。