クイックスタート - 顔を比較

概要

このガイドの目的は、実用的な [面を 比較 ] アクティビティのサンプルを作成するために役立ちます。 この実用的なサンプルにより、AWS アカウントへの接続をすばやく確認したり、アクティビティの入力/出力データ型に習熟したりできます。

このページの手順を完了すると、以下のアクションを実行するオートメーション シーケンスが使用できるようになります。

1. [ Amazon Scope] アクティビティを介して AWS アカウントと Amazon Rekognition サービスへの接続を確立します。
2. ソース画像で最も顕著な顔を対象画像で検出した顔と比較し、[顔を 比較 ] アクティビティを介して顔の一致の配列を返します。
3. [条件分岐 ( if)] アクティビティ、[繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティと [ 1 行を 書き込み ] アクティビティを使用して、[ 顔を比較 ] の入力/出力プロパティをテストします。

前提条件

開始する前に、以下に示す該当する前提条件を満たす必要があります。

別の Amazon Rekognition Quickstart ガイドの前提条件を完了している場合は、すべて設定済みであり、以下の 「手順 」セクションに進むことができます。

1. Amazon Rekognition の セットアップ手順を 完了します。
2. 新しいオートメーション プロジェクトを作成します。
   1. UiPath Studio を開きます。
   2. [新しいプロジェクト] の [プロセス] をクリックします ([新しい空のプロセス] ウィンドウが開きます)。
   3. プロジェクトの [名前]、[場所]、[説明] を入力します。
   4. [作成] をクリックします。
   
   

   

   
   
3. UiPath.Amazon.Scope.Activities パッケージと UiPath.Amazon.Rekognition.Activities パッケージをインストールします。
   1. [デザイン] リボンの [パッケージを管理] をクリックします ([パッケージを管理] ウィンドウが開きます)。
   2. [すべてのパッケージ] の下の [Go!] をクリックします。
   3. [検索 ] バーに「 Amazon」と入力します。
   4. [インストール] をクリックし UiPath.Amazon.Scope.Activities と UiPath.Amazon.Rekognition.Activities の両方のライセンスに同意します。
      • UiPath Studio パッケージの詳細については、『Studio ガイド』の「パッケージの管理」をご覧ください。

手順

プロジェクトを構築する

1. プロジェクトに [Amazon スコープ] アクティビティを追加します。
2. [Amazon スコープ] アクティビティの後に [ 顔を比較 ] アクティビティを追加します。
3. ターゲット入力 画像と比較する顔を含む画像の SourceImagePath または SourceImageURL を入力します。
   • 推奨事項: 画像の場所に String 変数を作成し、他のアクティビティ (例: [ 顔を識別]、[顔を 追加]) で再利用できるようにします。
4. ソース入力画像と比較する顔を含む画像の [ ターゲット 画像パス ] または [ ターゲット 画像 URL] を入力します。
   • 推奨事項: 画像の場所に String 変数を作成し、他のアクティビティ (例: [ 顔を識別]、[顔を 追加]) で再利用できるようにします。
5. (任意) [信頼度] の値を入力します (テスト目的の場合は、この値を低く設定して、出力データを見ながらさまざまな顔の画像を簡単に比較できるようにします)。
6. [照合 インターフェイス] の値に対し、 FaceMatch[] 変数を作成して入力します (例: matchingFaces)。
   • 変数を作成するときは、 UiPath.Amazon.Rekognition.Models.Face[] 型を選択します。

プロジェクトをテストする

1. [顔を 比較 ] アクティビティをテストするには、[繰り返し ( コレクションの各要素 )] を含 む [条件分岐 (if)] アクティビティを [ Then ] と [ Else ] ステートメント ボックスの両方に [1 行を書き込み ] アクティビティを含みます。
2. [ 条件 ] プロパティに、以下を書き込んで、 MatchingFaces FaceMatch[] 変数の 信頼度 レベルを測定する値を入力します。 matchingFaces.Length>=.98 (例: 一致する顔の信頼度レベルが 98% 以上の場合など)。
3. [ Then ] ステートメント ボックスに [繰り返し (コレクションの 各 要素)] アクティビティを追加し、[1 行を書き込み ] アクティビティを追加します。
   1. [ TypeArgument ] プロパティで、[ UiPath.Amazon.Rekognition.Models.FaceMatch] を選択します。
   2. [ 値 ] プロパティに、上記の手順 4 で作成した Face[] 変数を入力します (例: matchingFaces)。
   3. [ テキスト ] プロパティに 、「"顔が一致する! | " + 項目」と入力します。Confidence.ToString です。
4. [Then ] ステートメント ボックスから [繰り返し ( コレクションの各 要素)] アクティビティをコピーし、 Else ステートメント ボックスに貼り付けます。[ Else ] ステートメント ボックスに [繰り返し (コレクションの 各 要素)] アクティビティを追加し、[ 1 行を書き込み ] アクティビティを追加します。
   1. [テキスト ] プロパティの値を 「面が一致しない | + 項目」に編集します。Confidence.ToString です。
5. [ 実行 ] をクリックして、[1 行を 書き込み ] アクティビティに入力した顔の詳細値が [出力 ] ウィンドウに含まれるかどうかを確認します。

完了です!

準備ができたら、他の「クイックスタート」ガイドにも挑戦し、さまざまな Amazon Rekognition アクティビティにさらに習熟してください。

その他のAmazon Rekognition アクティビティの詳細については「Activities (アクティビティ)」ページをご覧ください。すべてのアクティビティがまとめられたリストと、アクティビティの詳細な説明ページへのリンクが記載されています。