ドキュメントにデータテーブルを挿入

UiPath.Word.Activities.WordInsertDataTable

説明

Word 文書の、テキストまたはブックマークを基準として指定した位置に、DataTable 変数から生成した表を挿入します。このアクティビティは [Word ファイルを使用] アクティビティ内に追加する必要があります。

このアクティビティの使い方については、「チュートリアル : Word の操作の自動化」をご覧ください。

アクティビティの構成

アクティビティの本体

• 挿入する表 - フィールドの横のプラス記号 をクリックし、プロジェクト ノートブックまたは親の Excel ファイルを選択してから、Word ドキュメント内に挿入する範囲、表、またはシートを選択します。または、[Excel 内で示す] をクリックして、ファイルから直接範囲を指定します。プロジェクトで後で使用するために保存しておいたデータ テーブルの値も選択できます。または、[詳細エディターを開く] を選択し、VB の式を入力します。

ドキュメントの先頭または末尾に表を挿入するには

• 次を基準にして挿入 - [ドキュメント] を選択します。
• 挿入位置 - 表を挿入するドキュメント内の位置を選択します。ドキュメントの [先頭] または [末尾] のどちらかになります。

ドキュメント内で特定のブックマークからの相対位置に表を挿入するには

• 次を基準にして挿入 - [ブックマーク] を選択します。

• 検索するブックマーク - フィールドの右側にあるプラス記号 をクリックし、メニューから [テキスト] を選択して、テキスト ビルダーで表を追加するときの基準となるブックマークの名前を入力します。または、メニューで利用可能な他のオプションの 1 つを選択して、ブックマーク名を指定します。

  • プロジェクト ノートブック、親の Excel ファイル、または Outlook アカウントからのデータ。たとえば、Excel ファイルを選択してブックマーク名を含むセルを選択するか、または Outlook で選択されているメールから名前を含むフィールドを指定します。
  • 保存された値を使用 - プロジェクトで後で使用するために以前保存した値を選択します。
  • 実行時に確認 - プロジェクトの実行時にブックマークの名前の入力を求めます。

  • 詳細エディターを開く - VB の式を入力します。

    注: [検索するブックマーク] フィールドに入力できる値は、40 文字以下です。
• テキストの出現 - ブックマーク名のすべての出現を基準として表を挿入するには、[すべて] を選択します。
• 挿入位置 - 表を挿入する位置を選択します。指定したブックマークの [前] または [後] に挿入するか、ブックマークを [置換] します。

ドキュメント内の特定のテキストを基準として表を挿入するには

• 次を基準にして挿入 - [テキスト] を選択します。

• 検索するテキスト - フィールドの右側にあるプラス記号 をクリックし、メニューから [テキスト] を選択して、テキスト ビルダーで表を追加するときの基準となるテキストを入力します。または、メニューで利用可能な他のオプションの 1 つを選択して、テキストを指定します。

  • プロジェクト ノートブック、親の Excel ファイル、または Outlook アカウントからのデータ。たとえば、Excel ファイルを選択して追加するテキストを含むセルを選択するか、または Outlook で選択されているメールからテキストを含むフィールドを指定します。
  • 保存された値を使用 - プロジェクトで後で使用するために以前保存した値を選択します。
  • 実行時に確認 - プロジェクトの実行時に追加するテキストの入力を求めます。

  • 詳細エディターを開く - VB の式を入力します。

    注: [検索するテキスト] フィールドに入力できる値は、256 文字以下です。

• テキストの出現 - 表の挿入先の基準となる指定されたテキストの出現位置を以下から選択します。

  • すべて - テキストのすべての出現位置を基準として表を挿入します。
  • 最初 - テキストの最初の出現を基準として表を挿入します。
  • 最後 - テキストの最後の出現を基準として表を挿入します。
  • 特定 - テキストの特定の出現を基準として表を挿入します。出現位置を指定するには、[出現インデックス] フィールドの横にあるプラス記号 をクリックしてから、[数値] を選択します。出現位置を指定するには、[出現インデックス] フィールドの横にあるプラス記号 をクリックしてから、[数値] を選択します。たとえば、検索するテキストがドキュメント内に 5 回出現し、テキストが 2 回出現した後に表を挿入する場合は、出現インデックスを 2 に設定する必要があります。
• 挿入位置 - 表を挿入する位置を選択します。指定したテキストの [前] または [後] に挿入するか、テキストを [置換] します。

プロパティ パネル

共通

• 表示名 - デザイナー パネルに表示されるアクティビティの名前です。

入力

• データ テーブル - 「アクティビティの本体」の「挿入する表」をご覧ください。

挿入オプション

• ブックマーク - 「アクティビティの本体」の「検索するブックマーク」をご覧ください。
• 出現 - 「アクティビティの本体」の「テキストの出現」をご覧ください。
• 出現インデックス - 「アクティビティの本体」の「テキストの出現」>「特定」をご覧ください。
• 位置 - 「アクティビティの本体」の「挿入する位置」をご覧ください。
• テキスト - 「アクティビティの本体」の「検索するテキスト」をご覧ください。

その他

• プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。