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生産性を高めるアクティビティ
最終更新日 2024年4月15日

ファイルやフォルダーを探す

UiPath.MicrosoftOffice365.Activities.Files.FindFilesAndFolders

説明

Microsoft Graph の Search items API と Shared files API を使用して、検索パラメーター ([クエリ]) の値に一致する、ファイル、メタデータ、コンテンツのいずれか (または、すべて) を検索します。既定では、このアクティビティは接続されている OneDrive を検索します。 検索場所を SharePoint のサイト ([ドライブ名 ] と [ サイト URL]) に変更するオプションもあります。

検索の実行後、このアクティビティは一致する DriveItem オブジェクト ([最初][結果]) を返します。これは後続のアクティビティで入力変数として使用できます。ほぼすべての「Excel」および「ファイル」系のアクティビティで入力変数として、この出力が必要になります。

このアクティビティの結果は 200 に制限されています。もっと多くのファイルを操作する場合は、[繰り返し (ファイル/フォルダー)] アクティビティを使用してください。

注: [ファイルやフォルダーを探す] では、アプリケーションのアクセス許可 Sites.Selected はサポートされていません。

プロジェクトの対応 OS

Windows - レガシ |Windows

構成

プロパティ

共通
  • 表示名 - アクティビティの表示名です。 このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートします。
入力
  • クエリ - 検索先のファイルまたはフォルダーでのフリー テキスト検索に使用する検索語句を定義します。指定しない場合、ルート フォルダーの内容が返されます。サポートされているすべてのクエリ パラメーターのリストについては、Microsoft API ドキュメントの DriveItem のプロパティに関する説明をご覧ください。このプロパティでは、String 型変数と文字列形式の値がサポートされています。
  • サブフォルダー - (任意) 検索先のサブフォルダーのパスです (例: SomeFolder、SomeFolder/Another/OneMore)。空白のままにすると、ルート フォルダー内を検索します。このプロパティでは、String 型変数と文字列形式の値がサポートされています。
オプション
  • アカウント - OneDrive を所有するユーザーの ID またはユーザー プリンシパル名です。認証の種類が ApplicationIdAndSecretApplicationIdAndCertificate の場合は、このパラメーターを設定する必要があります。
その他
  • プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。 このフィールドでは、Boolean 値がサポートされています。
出力
  • 最初 - 指定したクエリに一致する最初のファイルまたはフォルダーです。このフィールドでは DriveItem 変数のみをサポートします。後続のアクティビティで出力データを使用する予定がある場合は必須です。DriveItem には、後続のアクティビティで使用できるファイルに関する情報 (名前、サイズ、種類など) が含まれます。
  • 結果 - クエリに一致するすべてのファイルとフォルダーを DriveItem の配列として返します。DriveItem にはファイル名、種類、サイズ、ID などの情報が含まれ、この情報はその後のアクティビティに使用できます。他のアクティビティで [結果]DriveItem 変数を使用する場合は、配列内の使用する項目を指定します (例: myFiles(0))。
SharePoint
  • ドライブ名 - 指定したファイルまたはフォルダーを検索する OneDrive または SharePoint 内のドライブの名前です。SharePoint 内にこのドライブが存在する場合は、[サイト URL] を指定する必要があります。空白のままにすると、[サイト URL] フィールドで指定された SharePoint サイトの既定のドライブ (通常は「Documents」) 内で検索が実行されます。このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートします。
  • サイト URL - 指定したファイルまたはフォルダーを検索する SharePoint サイトの URL です。SharePoint 内を検索する場合のみ必須です。たとえば、SharePoint サイトのドキュメントを検索する場合、サイトの URL は「https://uipath.sharepoint.com/sites/Quickstart」などとなり、[ドライブ名]Documents」などとなります。このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートします。

動作のしくみ

以下の手順とメッセージ シーケンス ダイアグラムは、設計時 (つまり、アクティビティの依存関係と入/出力プロパティ) から実行時に至るまでの、アクティビティの動作のしくみの例を示したものです。

  1. セットアップ」の手順を完了します。
  2. プロジェクトに [Microsoft Office 365 スコープ] アクティビティを追加します。
  3. [Microsoft Office 365 スコープ] アクティビティ内に [ファイルやフォルダーを探す] アクティビティを追加します。
  4. [入力] セクションのプロパティに値を入力します。
  5. DriveItem、および [出力] セクションのプロパティの DriveItem[] 型変数を作成し、入力します。
  6. アクティビティを実行します。

    • 入力したプロパティ値は、SearchItems API に渡されます。
    • API は、出力プロパティ変数に DriveItemDriveItem[] の値を返します。


  • 説明
  • プロジェクトの対応 OS
  • 構成
  • 動作のしくみ

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