参加者を追加

UiPath.MicrosoftOffice365.Activities.Calendar.AddAttendee

説明

Microsoft Graph の Update event API を使用して、指定したイベント ([イベント]) に出席者 ([メール アドレス] と [名前]) を追加します。

このアクティビティには、出席者に割り当てる出席の種類 ([種類] - [必須]、[任意]、[リソース]) を指定する機能もあります。

プロジェクトの対応 OS

Windows - レガシ |Windows

構成

プロパティ

出席者の情報

• メール アドレス ｰ 出席者のメール アドレスです。メール アドレスは 1 つしか指定できません。複数の出席者を招待する場合は、[繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティを使用するか、出席者ごとに別の [出席者を追加] アクティビティを使用する必要があります。このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートします。
• 名前 - 出席者の名前です。 このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートします。

共通

• 表示名 - アクティビティの表示名です。 このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートします。

入力

• アカウント - (任意) 対話するメール アドレスです。現在のユーザーがアクセス権を持つ任意の共有メールボックスを含みます。設定しない場合、現在のユーザーのアカウントが使用されます。 このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートします。
  注: [アカウント] フィールドは、認証の種類が [ApplicationIdAndSecret] と [ApplicationIdAndCertificate] の場合は必須です。
• イベント - 出席者を追加するイベントです。このフィールドでは Event 型の変数のみがサポートされています。[イベントを検索] または [イベントを作成] アクティビティの出力プロパティ変数 ([イベント (複数)] または [イベント]) を入力します。[イベントを検索] アクティビティの [イベント (複数)] 出力プロパティを使用する場合、配列内の使用する項目を指定します (例: myEvents(0))。

その他

• プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。 このフィールドでは、Boolean 値がサポートされています。

オプション

• 種類 ｰ 出席者に割り当てる出席の種類です。次の 3 つのオプションのいずれかを選択します。

  • 必須 - 出席者が必須としてマークされます。
  • 任意 - 出席者が任意としてマークされます。

  • リソース - 出席者がリソースとしてマークされます。

    既定値は、[必須] です。

    詳細は、Microsoft Office ドキュメントの「会議出席依頼に BCC の受信者を追加する」をご覧ください。

動作のしくみ

以下の手順とメッセージ シーケンス ダイアグラムは、設計時 (つまり、アクティビティの依存関係と入/出力プロパティ) から実行時に至るまでの、アクティビティの動作のしくみの例を示したものです。

1. 「セットアップ」の手順を完了します。
2. プロジェクトに [Microsoft Office 365 スコープ] アクティビティを追加します。
3. Event オブジェクトを出力するアクティビティを追加するか、外部プロセスを実行します (例 : [イベントを検索] または [イベントを作成])。
4. [Microsoft Office 365 スコープ] アクティビティ内に [出席者を追加] アクティビティを追加します。
5. [出席者の情報] プロパティと [入力] プロパティの値を入力します。

6. アクティビティを実行します。

   • 入力したプロパティ値は、UpdateEvent API に渡されます。