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生産性を高めるアクティビティ
Last updated 2024年11月15日

Exchange メール メッセージを取得

UiPath.Mail.Exchange.Activities.GetExchangeMailMessages

Exchange からメール メッセージを取得します。

プロパティ

共通
  • 表示名 - アクティビティの表示名です。
  • タイムアウト (ミリ秒) - エラーがスローされる前にアクティビティが実行されるまで待機する時間 (ミリ秒単位) を指定します。既定値は 30000 ミリ秒 (30 秒) です。
Exchange の設定
  • メール自動検出 - Exchange サーバーからのメール アドレスを使用して Exchange サーバーを自動的に検索します。Exchange サーバーの自動検出が有効化されている場合にのみ機能します。
  • ExchangeVersion - 使用される Exchange サーバーの最低バージョンを指定します。このフィールドに表示されるオプションは、2007 から 2013 バージョンまでの範囲です。バージョン番号は、サポートしているサービスの最低レベルを示しています。つまり、2016 Exchange Server がある場合は、Exchange 2013 オプションを選択することができます。
  • サーバー - 使用するメール サーバー ホストです。
ログオン
  • Domain - 接続先の Active Directory ドメインです。
  • Password - メッセージの取得に使用される Exchange アカウントのパスワードです。
  • セキュリティで保護されたパスワード - 使用している Exchange アカウントのパスワードを、セキュリティで保護された文字列で表したものです。
  • User - メッセージの取得に使用される Exchange アカウントのユーザー名です。
その他
  • プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。
Office 365 の設定
  • アプリケーション ID - お使いの Azure Active Directory アプリケーションの ID です。このフィールドは、文字列と String 型変数のみをサポートします。
  • 認証の種類 - Office 365 サービスの認証オプションです。使用可能なオプションは次のとおりです。
    • ユーザー名とパスワード - 標準のユーザー名とパスワードのログイン。

      重要: [ユーザー名とパスワード] 認証を選択する場合は、[アプリケーション ID] プロパティが必須になります。これにより、基本認証の代わりに確実に ROPC 認証が使用されます。基本認証は Exchange Online で非推奨となっています。
    • 対話型 - 対話型トークン (Auth 2.0)。
    • Windows 統合 - 統合 Windows 認証。
  • ディレクトリ ID - お使いの Azure Active Directory の ID です。このフィールドは、文字列と String 型変数のみをサポートします。
オプション
  • メッセージ ID でフィルター - 指定したメッセージ ID を持つメール メッセージのみを返します。設定した場合、[フィルター式] パラメーターは無視されます。このフィールドでは String[] 変数のみサポートされています。
    注: メッセージ ID によるフィルター処理は、Exchange Server 2013 以降サポートされています。
  • フィルター式 - フィルター式に一致するメール メッセージのみを返します。
    注: Exchange Server 2010 以降、フィルター式を使用できます。
  • 添付ファイルを取得 - メール メッセージの添付ファイルを取得するかどうかを指定します。既定では、このチェック ボックスはオフになっています。
    注: Exchange Server 2007 SP1 では、このアクティビティはインライン添付ファイルを含むすべての添付ファイルを返します。これは、Exchange API の制限です。
  • IsBodyHtml - メッセージの本文が HTML 形式で記述されているかどうかを指定します。
  • MarkAsRead - 取得したメッセージを既読としてマークするかどうかを指定します。既定では、このチェック ボックスはオフになっています。
  • OnlyUnreadMessages - 未読のメッセージのみを取得するかどうかを指定します。既定では、このチェック ボックスはオンになっています。
  • 日付で並べ替え - メール メッセージを日付で並べ替えます。[NewestFirst][OldestFirst] の 2 つのオプションのどちらかを選択します。既定値は [NewestFirst] です。
  • 上限数 - [日付で並べ替え] パラメーターの設定に応じて、最新または最も古いメッセージから取得するメッセージの数です。
出力
  • Messages - MailMessage オブジェクトのコレクションとして取得されたメッセージです。
    注: UiPath.Mail.Activities バージョン 1.10.4 からは、MailMessage オブジェクトは以下を公開します。
    • メール メッセージのメッセージ ID (例: MailMessage.Headers("Message-ID"))
    • メール メッセージに関連付けられているカテゴリ (例: MailMessage.GetCategories())
ターゲット
  • メール フォルダー - メッセージの取得元のメール フォルダーです。
    重要:
    • パブリック フォルダーからメールを取得する場合、[メール フォルダー] フィールドの値は、[お気に入り] に表示されるパブリック フォルダーの名前と正確に一致している必要があります。
    • パブリック フォルダーを使用する際、メールボックスに同じ名前の個人用フォルダーが存在する場合、アクティビティは個人用フォルダーからメールを返します。パブリック フォルダーからメールを返すには、個人用フォルダーの名前を変更する必要があります。
    • アクティビティは、投稿アイテムをサポートしていません。パブリック フォルダーに投稿アイテムがある場合、適切なフィルター式を指定しない限り (例: FilterExpression = “kind:emails”)、アクティビティは失敗します。
  • 共有メールボックス - Exchange ユーザー アカウントにリンクされている共有メールボックスからのメッセージの取得を有効化します。

フィルター処理の例

次の表は、Exchange のメール メッセージに対するクエリを実行するときに役立つ可能性があるフィルターの例です。

クエリ

フィルター式

件名に「welcome」を含むすべてのメール メッセージ

"subject:welcome"

件名に「welcome」を含み、送信元が「john.smith@example.com」であるすべてのメール メッセージ

"subject:welcome AND from:""john.smith@example.com"""

「example.com」のメール アカウントから送信されたすべてのメール メッセージ

"from:example.com"

本文に「please review」を含むすべてのメール メッセージ

"body:please review"

添付ファイルを含むすべてのメール メッセージ

"hasattachment:true"

pdf ファイルが添付された、重要度が「高」のすべてのメール メッセージ

"importance:high AND attachments:.pdf"

カテゴリが「Red category」かつ「Blue category」のすべてのメール メッセージ

"category:Red category, Blue category"

会議の種類 (例: 予定表の招待、応答) であるすべてのメール メッセージ

"kind:meetings"

今日受信したすべてのメール メッセージ

"received:today"

2020 年 10 月 23 日に受信されたすべてのメール メッセージ

"received:10/23/2020"

2020 年 10 月 23 日以降に受信されたすべてのメール メッセージ

"received: >=10/23/2020"

注: フィルター式の指定方法については、「Exchange で EWS を使用して AQS 検索を実行する」をご覧ください。
  • プロパティ
  • フィルター処理の例

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