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生産性を高めるアクティビティ
Last updated 2024年11月15日

メールを移動

UiPath.MicrosoftOffice365.Activities.Mail.MoveMail

説明

Microsoft Graph の Move event message API を使用して、メッセージ ([メッセージ]) を別のメール フォルダー ([保存先フォルダー]) に移動します。

重要: メール メッセージをあるメール ボックスから別のメール ボックスに移動すると、このアクティビティの実装で使用された Microsoft Graph API は機能しなくなります。この制限は 2021 年の 4 月から 5 月に導入されたものと思われます。
スコープ

このアクティビティには、次のスコープが必要です。

  • Mail.ReadWrite

OR

  • Mail.ReadWrite.Shared

プロジェクトの対応 OS

Windows - レガシ |Windows

構成

プロパティ
共通
  • 表示名 - アクティビティの表示名です。 このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートします。
入力
  • アカウント - (任意) 対話するメール アドレスです。現在のユーザーがアクセス権を持つ任意の共有メールボックスを含みます。設定しない場合、現在のユーザーのアカウントが使用されます。 このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートします。
    注: [アカウント] フィールドは、認証の種類が [ApplicationIdAndSecret][ApplicationIdAndCertificate] の場合は必須です。
  • 保存先フォルダー ー 移動先フォルダーの名前です。サポートされている標準の Outlook フォルダー名のリストを確認するには、F1 を押してください。フォルダー名は、Outlook アプリケーションに表示されるとおりに入力します (例: "受信トレイ""送信済みアイテム""削除済みアイテム" など)。このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートします。
  • メッセージ - 移動するメッセージです。このフィールドでは Office365Message 型の変数のみがサポートされています。[メールを取得] アクティビティの [結果] 出力プロパティ変数を入力し、配列内の使用する項目を指定します (例: foundMessages(0))。このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートします。
その他
  • プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。 このフィールドでは、Boolean 値がサポートされています。

動作のしくみ

以下の手順とメッセージ シーケンス ダイアグラムは、設計時 (つまり、アクティビティの依存関係と入/出力プロパティ) から実行時に至るまでの、アクティビティの動作のしくみの例を示したものです。

  1. 手順を完了します。
  2. プロジェクトに [Microsoft Office 365 スコープ] アクティビティを追加します。
  3. Office365Message オブジェクトを出力するアクティビティを追加するか外部プロセスを実行します (例 : [メールを取得])。
  4. [Microsoft Office 365 スコープ] アクティビティ内に [メールを移動] アクティビティを追加します。
  5. [入力] セクションのプロパティに値を入力します。
  6. アクティビティを実行します。

    • 入力したプロパティ値は、MoveMessage API に渡されます。



  • 説明
  • プロジェクトの対応 OS
  • 構成
  • 動作のしくみ

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