エージェントを実行

重要:

これは、システム アクティビティ パッケージのバージョン 25.2.2 以降で利用可能なプレビュー アクティビティでした。バージョン 25.4.2 から、このアクティビティは [ジョブを実行] アクティビティに完全に置き換えられています。「エージェントを実行」を検索すると、今までどおり検索結果として表示されますが、代わりに [ジョブを実行] アクティビティが追加されます。

UiPath.Activities.System.Agentic.RunAgent

説明

[エージェントを実行] アクティビティは、指定したエージェント上で、定義済みのプロセスの実行を開始します。[エージェントを実行] では、入力引数の受け取り、一時停止、出力の提供が可能で、後でその出力を操作することができます。

重要:

• このアクティビティを設定する前に、Orchestrator フォルダーにエージェントが存在している必要があります。

• エージェントを更新したら、必ずエージェントを再パブリッシュし、対応するプロセスを Orchestrator フォルダーに再デプロイしてください。

プロジェクトの対応 OS

Windows | クロスプラットフォーム

Windows、クロスプラットフォームでの設定

• アクティビティの本体のプロパティ

  Orchestrator フォルダー パス

  実行するエージェントがデプロイされている Orchestrator フォルダーを選択します。このドロップダウン メニューには、自分がアクセスできるフォルダーのみが表示されます。オプションを選択しないと、個人用ワークスペースが使用されます。

  プロセス名

  実行するエージェントに関連付けられているプロセスを選択します。エージェントベースのプロセスが表示されます。必要なエージェントが表示されない場合は、[プロセスを管理] を選択すると、Orchestrator 内のフォルダーにリダイレクトされ、見つからないエージェントベースのプロセスを追加できます。

  入力

  エージェントベースのプロセスを選択すると、[入力] フィールドが表示されます。このフィールドを選択すると [データ マッピング] ウィンドウが開き、プロセスの入力引数の値を指定できます。 プロセスの引数の最新のリストを取得するには、フィールドの右側にある [引数を更新します。] を選択します。

  重要:

  最適なエクスペリエンスを実現するには、最新バージョンの Studio (2025.0.161) を使用してください。2025.0.161 より前のバージョンの Studio では、[式エディター] ウィンドウを使用します。

  次のコード スニペットは、VB.NET と C# を使用してエージェントの入力引数に値を設定する方法を示しています。

  'VB.NET
  New Email_Rewriter_Input() With {
      .feedback = "sample feedback", 
      .originalEmail = "sample email content"
  }

  //C#
  new Email_Rewriter_Input {
      feedback = "sample feedback",
      originalEmail = "sample email content"
  }

• プロパティ パネル

  エラー発生時に実行を継続

  アクティビティが例外をスローしてもオートメーションの実行を継続するかどうかを指定します。このフィールドでは Boolean 値 (True、False) のみがサポートされています。既定値は False です。その結果、フィールドを設定していない場合にエラーが発生すると、プロジェクトの実行が停止します。値を True に設定すると、プロジェクトの実行はエラーに関係なく継続されます。

  出力

  エージェントの作成時に定義された、エージェントベースのプロセスの出力引数のリストが表示されます。

  出力引数が Object 型の場合、そのサブプロパティにアクセスできます。たとえば、「PaymentDetail」という名前のオブジェクトがあり、「DueDate」「Amount」「Approver」などのプロパティがある場合、PaymentDetail.Amount、PaymentDetail.DueDate、PaymentDetail.Approver のような方法で各プロパティにアクセスできます。