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ワークフローに関するアクティビティ
Last updated 2024年11月13日
動的なチェック ボックス
このチュートリアルでは、動的なチェックボックスを設定および使用する方法をステップ バイ ステップで説明します。動的なチェックボックスを使用すれば、データ エントリのリスト全体を表示し、ユース ケースに応じて 1 つまたは複数のエントリを選択できます。動的なチェックボックスは、フォーム デザイナーのセレクト ボックス コンポーネントを使用して作成します。
注: このチュートリアルで説明する動的なチェックボックスの設定方法は、C# プロジェクトのみを対象としています。
チュートリアル
この機能を使用するには、次の手順を実行します。
-
ワークフローに [コードを呼び出し] アクティビティを追加します。 ここで、フォームに動的に表示される選択肢を保持する文字列のリストを作成します。
-
[引数を編集] をクリックして引数を作成します。この例では、
choiceList
という名前です。[方向] をIn/Out
、[型] をList<String>
に設定します。[値] フィールドで、キーボードのCTRL + k
を押して、GchoiceList
という名前のList<String>
型変数を作成します。この変数は、動的に表示する選択肢を保持します。 -
[コードを編集] をクリックして、初期化するコード スニペットを入力します。選択したプログラミング言語 (C# または VB.NET) に応じて、正しい構文を使用してください。たとえば、
choiceList
引数に 4 つの選択肢を定義するには、次のコードを使用します。choiceList = new List<string>(); choiceList.Add("Choice1"); choiceList.Add("Choice2"); choiceList.Add("Choice3"); choiceList.Add("Choice4");
choiceList = new List<string>(); choiceList.Add("Choice1"); choiceList.Add("Choice2"); choiceList.Add("Choice3"); choiceList.Add("Choice4");
-
-
ワークフローに [フォームを作成] アクティビティを追加します。
- [フォーム フィールド コレクション] プロパティ ウィンドウを開きます。
Dictionary<String,Boolean>
型の引数を作成します。この引数にchoices
という名前を付け、[方向] をIn/Out
、[値] をchoices
変数に設定します。この引数は、フォームで選択された選択肢をワークフローに再度マップします。List<String>
型の引数を作成します。この引数にchoices_selectboxes
という名前を付け、[方向] をIn/Out
、[値] をGchoiceList
変数に設定します。この引数は、サフィックス_selectboxes
を追加して、選択肢 (Gchoicelist
) を保持するリストを動的にします。-
[入力フィールドを生成] をオンにします。これにより、[フォーム フィールド コレクション] プロパティ ウィンドウでマッピングした引数に基づいて、フォーム内にセレクト ボックス コンポーネントを自動的に生成できます。
注: フォームにより、一連の動的なチェックボックスであることが自動的に認識され、チェックボックスとして表示されます。これらのチェックボックスは、後でフォーム デザイナーから編集可能です (たとえば、ユーザーが選択できる最小値または最大値を設定します)。
-
ワークフローに [繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティを追加します。このアクティビティは、動的なリスト内のすべての選択肢を反復処理し、各選択肢の名前と値を取得します。
- [TypeArgument] プロパティで、
System.Collections.Generic.KeyValuePair<System.String,System.Boolean>
を選択します。 - アクティビティの本体内で、[繰り返し ] フィールドに
keyVal
を入力します。 - アクティビティの本体内 で 、[次のコレクション内の要素] フィールドで
choices
変数を渡します。
- [TypeArgument] プロパティで、
- [繰り返し (コレクションの各要素)]アクティビティの [本体] に [メッセージをログ] アクティビティを追加します。このアクティビティを使用して、ユーザーがフォーム内で選択した選択肢を出力します。
- [ログ レベル] を
Info
に設定します。 - [メッセージ] プロパティ フィールドに、式「
keyVal.Key +":" + keyVal.Value
」を渡します。
- [ログ レベル] を
結果
セレクト ボックス コンポーネントには、
GchoiceList
に保持されている値が動的に入力されます。この例では、ビジネス ユーザーがフォームの 1 番目の選択肢と 2 番目の選択肢を選択します。フォームが送信されてワークフローに返されると、ユーザーが選択した選択肢は [出力] パネルに True
として表示され、選択していない選択肢は False
として表示されます。
ワークフロー全体を確認するか、今後の参考にするには、XAML の例をダウンロードしてください。