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ワークフローに関するアクティビティ
Last updated 2024年10月4日

ワークフロー ファイルを呼び出し

UiPath.Core.Activities.InvokeWorkflowFile

説明

指定したワークフローを同期的に呼び出します。必要に応じて、ワークフローに入力引数のリストを渡すこともできます。このアクティビティでは、その本体にある [引数をインポート] ボタンを使用すると、指定したワークフローから引数をインポートできます。

注:
  • ワークフローからインポートした引数は、名前とデータ型が同じである既存の変数と自動的に照合されます。
  • シリアル化できないデータ型は、分離されたワークフロー間で渡すことはできません (例:UI ブラウザー、UI 要素など)。
  • PowerShell アクセスを制限するウイルス対策ポリシーにより、PowerShell 関連のアクティビティの使用が妨げられる場合があります。たとえば、McAfee Endpoint Security でルール ID 6151 が有効化されている場合、[ワークフロー ファイルを呼び出し][Power Shell を呼び出し] を使用することはできません。
  • カスタム ログ フィールドを追加する、呼び出されたワークフローを実行すると、そのログ フィールドは親ワークフローの設定に戻ります。
重要:
  • 分離されていない [ワークフロー ファイルを呼び出し] アクティビティに IN 引数を渡すと、参照が渡されたかのように機能します。つまり、呼び出されたワークフロー内のオブジェクトに変更を加えると、メイン ワークフローのオブジェクトが変更されます。
  • Windows プロジェクトおよびクロスプラットフォーム プロジェクトでは、ワークフロー ファイル名としての変数と引数の使用はサポートされていません。ワークフロー ファイル名として変数や引数を使用すると、「式の使用は現在サポートされていません。」というエラー メッセージが表示されます。
  • ワークフローを呼び出す際は、永続性アクティビティが含まれていないことを確認してください。これらのアクティビティは、メイン ワークフローでのみ使用してください。

このアクティビティ本体の [ワークフローを開く] ボタンを使用することで、[ワークフロー ファイル名] プロパティで参照しているワークフローを現在のプロジェクトで開くことができます。

注: タイトルにドット (.) を含む .xaml ファイルを呼び出すと、必ず、ドットまでのすべてのテキスト (ドットを含む) がアンダースコア (_) で置き換えられます。

プロジェクトの対応 OS

Windows - レガシ | Windows | クロスプラットフォーム

Windows、クロスプラットフォームでの設定

  • ワークフロー ファイル名 - 呼び出される .xaml ファイルのパスです。このファイル パスは、現在のプロジェクト フォルダーへの相対パスです。このフィールドで使用できるのは、文字列と String 型変数のみです。Windows プロジェクトおよびクロスプラットフォーム プロジェクトでは、String 変数はサポートされていません。文字列はすべて引用符で囲む必要があります。
  • 引数 - 既定のオプションです。Arguments ディクショナリを開きます。ここで、呼び出されたワークフローの引数を確認できます。フィールドの右側にある [式を使用] を選択することで、変数を定義して引数のディクショナリを保持することもできます。こうすると、[引数] フィールドが引数とする変数に変換されます。

  • 引数とする変数 - [引数] フィールドの [式を使用] オプションを選択するとアクティブ化されます。定義済みの変数を使用することも、新しい変数を作成することもできます。新しい変数を作成するには、VB の式を使用するか、プロンプトを使用して Autopilot に VB の式を生成するように指示できます。この変数を使用して、呼び出されるワークフローの引数のディクショナリを格納します。[引数] オプションに戻すには、フィールドの右側にある [静的な名前を使用] を選択します。

注:
  • 引数とする変数の値が実行時に null である場合、このアクティビティは引数のプロパティにフォールバックします。

  • [引数] プロパティと [引数とする変数] プロパティを切り替えると、以前の値が表示されます。

  • [式エディター] を閉じると、引数とする変数の値は失われます。

  • 引数をインポート - 呼び出されるワークフローに引数がある場合、このボタンを選択すると、その引数が自動的にディクショナリにインポートされます。インポートされた引数を表示するには、[引数] フィールド内をクリックします。

    次の場合、ボタンは無効になります。

    • 引数のコレクションに対して引数とする変数を使用した場合

    • [ワークフロー ファイル名] プロパティの値が null または変数である場合

  • ワークフローを開く - 呼び出されるワークフローを、同じプロジェクトの別のタブで開きます。

    [ワークフロー ファイル名] プロパティの値が null または変数である場合は、ボタンは無効になります。

その他のプロパティ
共通
  • タイムアウト - 呼び出したワークフローの実行を待機する時間を指定します。この時間が経過すると、例外がスローされ、ワークフローは中断されます。このフィールドでは TimeSpan 型の変数のみがサポートされています。既定ではこのフィールドは空白です。
  • エラー発生時に実行を継続 - アクティビティでエラーが発生した場合でも、オートメーションを継続するかどうかを指定します。このフィールドで使用できるのは Boolean 値 (True、False) のみです。既定値は [False] です。そのため、フィールドが空白でエラーが発生すると、プロジェクトの実行が停止します。値を True に設定すると、プロジェクトの実行はエラーに関係なく継続されます。

    注: このアクティビティが [トライ キャッチ] に含まれていて、[エラー発生時に実行を継続] プロパティの値が True の場合、プロジェクトが実行されたときにエラーは発生しません。

オプション

  • ターゲット セッション (Windows プロジェクト専用) - ワークフローを開始するセッションを指定します。親とは異なるセッションで開始できるのは独立したワークフローのみです。したがって、必ず [分離] プロパティを True に設定してください。以下のいずれかのオプションから選択できます。

    • Current - 子プロセスが親プロセスと同じセッション内に開きます。
    • Main - 親プロセスの実行場所に関係なく、メイン セッション内で子プロセスが開始します。
    • Picture in Picture - 親プロセスの実行場所に関係なく、ピクチャ イン ピクチャ セッション内で子プロセスが開始します。

  • 分離 - True を選択すると、呼び出したワークフローは別の Windows プロセスで実行されます。これにより、メインのワークフローから挙動が不安定なワークフローを切り離します。既定では False です。

ログ

  • 開始時のログ - 呼び出したリソースの開始時に自動でログに記録する情報の種類を指定します。
  • 終了時のログ - 呼び出したリソースの終了時に自動でログに記録する情報の種類祖指定します。
  • ログ レベル - [開始時のログ] および [終了時のログ] によって生成されたメッセージに適用するログ レベルを指定します。

Windows - レガシでの設定

デザイナー パネル

アクティビティの本体には、次のプロパティがあります。

  • ワークフロー ファイル名 - 呼び出される .xaml ファイルのパスです。このファイル パスは、現在のプロジェクト フォルダーへの相対パスです。このフィールドで使用できるのは、文字列と String 型変数のみです。String 型変数がサポートされています。文字列はすべて引用符で囲む必要があります。

  • 引数をインポート - 引数パネルを開きます。このパネルには、[ワークフロー ファイル名] プロパティで参照されたワークフローのすべての引数が表示されます。

    このパネルでは、方向コントロールまたは Delete (削除) ボタンを使用して引数を再編成することにより、呼び出されたワークフローからインポートする引数を選択できます。 OKをクリックすると、変更が保存されます。
    注:
    • パネルで引数を作成すると、呼び出されたワークフローのデータと一致しないため、引数が破棄されます。
    • パネルでは、引数名は大文字と小文字が区別されます。
    パネルを閉じると、ボタンの横のカウンターに、インポート用に選択された引数の数が表示されます。カウンターは、次のように色分けされています。
    • オレンジ - 選択した引数と、呼び出されたワークフローに存在する引数との間に不一致がある場合。
    • グレー - 選択した引数が呼び出されたワークフローで見つかった場合。
  • ワークフローを開く - 呼び出されるワークフローを、同じプロジェクトの別のタブで開けるようにします。

プロパティ パネル
共通
  • エラー発生時に実行を継続 - アクティビティでエラーが発生した場合でも、オートメーションを継続するかどうかを指定します。このフィールドでは Boolean 値 (truefalse) のみがサポートされています。既定値は false です。その結果、フィールドが空白の場合にエラーが発生すると、プロジェクトの実行が停止します。値を True に設定すると、プロジェクトの実行はエラーに関係なく継続されます。
    注: このアクティビティが [トライ キャッチ] に含まれていて、[エラー発生時に実行を継続] プロパティの値が True の場合、プロジェクトが実行されたときにエラーは発生しません。
  • 表示名 - アクティビティの表示名です。

  • タイムアウト - エラーがスローされるまでのアクティビティの実行を待機する時間 (単位: 秒) を指定します。このフィールドでは TimeSpan 変数のみをサポートします。既定ではこのフィールドは空白です。
入力
  • 引数 - 呼び出し時にアプリケーションに渡すことができるパラメーターです。
  • 引数とする変数 - ディクショナリを使用してワークフローに動的に渡すことができるパラメーターです。
  • 分離 - このチェック ボックスをオンにした場合、呼び出したワークフローは別の Windows プロセスで実行されます。これにより、メインのワークフローから挙動が不安定なワークフローを切り離します。
  • ワークフロー ファイル名 - 呼び出される .xaml ファイルのパスです。このファイル パスは、現在のプロジェクト フォルダーへの相対パスです。このフィールドで使用できるのは、文字列と String 型変数のみです。String 型変数がサポートされています。文字列はすべて引用符で囲む必要があります。

    注: v2021.10 以前のロボットを使用している場合、分離されたワークフローではビジネス例外はサポートされておらず、すべての例外がシステム例外として返されます。

ログ

  • 開始時のログ - 呼び出したリソースの開始時に自動でログに記録する情報の種類を指定します。
  • 終了時のログ - 呼び出したリソースの終了時に自動でログに記録する情報の種類祖指定します。
  • ログ レベル - [開始時のログ] および [終了時のログ] によって生成されたメッセージに適用するログ レベルを指定します。
その他
  • プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。
  • ターゲット セッション (Windows プロジェクト専用) - ワークフローを開始するセッションを指定します。親とは異なるセッションで開始できるのは独立したワークフローのみです。したがって、必ず [分離] プロパティを True に設定してください。以下のいずれかのオプションから選択できます。

    • Current - 子プロセスが親プロセスと同じセッション内に開きます。
    • Main - 親プロセスの実行場所に関係なく、メイン セッション内で子プロセスが開始します。
    • Picture in Picture - 親プロセスの実行場所に関係なく、ピクチャ イン ピクチャ セッション内で子プロセスが開始します。

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