Apps の要求を処理

UiPath.WorkflowEvents.Activities.HandleAppRequest

説明

[Apps の要求トリガー] アクティビティから受け取ったデータを処理し、出力ペイロードで関連するワークフロー ファイルを呼び出すには、[Apps の要求を処理] アクティビティを使用します。実行が完了すると、アクティビティは Robot JS を介して UiPath Apps に結果を送信します。

アプリによってトリガーされるプロジェクトを設計するときには、以下の条件を考慮してください。

• v2023.4 以降の UiPath Studio を使用します。

• v2023.4 以降の UiPath Robot を使用します。

• Windows プロジェクトのみを使用します。

• [Apps の要求を処理] アクティビティは、常に [条件分岐 (if)] アクティビティの [Else] セクションで使用してください。[条件分岐 (if)] アクティビティは、[Apps の要求トリガー] アクティビティの後に設定する必要があります。

• [Apps の要求を処理] アクティビティは、[Apps の要求トリガー] アクティビティと併用する必要があります。UiPath Studio ではこれらの 2 つのアクティビティがテンプレートにバンドルされます。このテンプレートをアプリによってトリガーされるワークフローをすばやく開始するために使用します。

• アプリとの接続が失われた場合 (ユーザーがブラウザーを閉じたなど)、[条件分岐 (if)] アクティビティでそれをキャッチする必要があります。

[Apps の要求を処理] アクティビティの動作

1. [Apps の要求トリガー] アクティビティは、[TriggerEventArgs] 引数を使用して、[Apps の要求を処理] アクティビティにワークフロー ペイロードを送信します。

2. アクティビティがペイロードを受信すると、[Apps の要求を処理] アクティビティはその後ロボットに送信され、ロボットは受信した情報を使用してワークフローを実行します。

3. ロボットがワークフローの実行を完了すると、RobotJS IPC チャネルを介して Apps クライアントに結果を送信します。

プロジェクトの対応 OS

• Windows

Windows での設定

プロパティ パネル

共通

• 表示名 - アクティビティの表示名です。

その他

• 引数 - [ローカル トリガーを実行] アクティビティの出力引数を指定します。これは、正常に実行されたトリガーされたワークフローの出力です。

• プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。

• タイムアウト - エラーがスローされるまでのアクティビティの実行を待機する時間 (単位: 秒) を指定します。既定値は 30 秒です。