アクティビティ
最新
バナーの背景画像
ワークフローに関するアクティビティ
最終更新日 2024年4月22日

データテーブルを構築しフィルター処理する

以下の例では、データ テーブルのデータをフィルター処理して抽出する方法を説明します。ここでは、[データ テーブルを構築][データ テーブルをフィルター][データ テーブルを出力][繰り返し (各行)][行項目を取得] の各アクティビティを使用します。これらのアクティビティは、UiPath.System.Activities パッケージに含まれています。

サンプルと同等のオートメーション プロセスは以下のように構築できます。

  1. Studio を開いて、新しいプロセスを作成します。
  2. デザイナー パネルに [シーケンス] コンテナーをドラッグします。

    • 次の変数を作成します。

      変数名

      変数の型

      既定値

      DT1

      データ テーブル

       

      DT2

      データ テーブル

       

      DataTableString

      文字列

       
  3. [シーケンス] コンテナーに、[データ テーブルを構築] アクティビティをドラッグします。

    • [プロパティ] パネルで、変数 DT1 を [データ テーブル]
    • [データ テーブル] ボタンをクリックします。[データ テーブルを構築] ウィンドウに、2 列、2 行の表が表示されます。
    • [列を追加] ボタンをクリックして新しい列を追加します。
    • 最初の列の [列を編集] ボタンをクリックして、[列名] フィールドに値 Name を追加します。
    • [データ型] ドロップダウン リストから [文字列] を選択します。
    • [null を許可] オプションのチェック ボックスを選択します。
    • [最大長] フィールドに値 -1 を追加します。
    • [OK] オプションをクリックしてウィンドウを閉じます。
    • 2 番目の列の [列を編集] ボタンをクリックして、[列名] フィールドに値 Surname を追加します。
    • [データ型] ドロップダウン リストから [文字列] を選択します。
    • [null を許可] オプションのチェック ボックスを選択します。
    • [最大長] フィールドに値 -1 を追加します。
    • [OK] オプションをクリックしてウィンドウを閉じます。
    • 3 番目の列の [列を編集] ボタンをクリックして、[列名] フィールドに値 Grade を追加します。
    • [データ型] ドロップダウン リストから [Int32] を選択します。
    • [null を許可] オプションのチェック ボックスを選択します。
    • [最大長] フィールドに値 -1 を追加します。
    • [OK] ボタンをクリックしてウィンドウを閉じます。
    • 再度、[OK] ボタンをクリックします。
    • [データ テーブル] ウィンドウは次のような表示になります。



  4. [データ テーブルを構築] アクティビティの下に [データ テーブルをフィルター] アクティビティをドラッグします。
  5. [フィルター ウィザード] ボタンをクリックします。

    • [入力データ テーブル] フィールドに変数 DT1 を追加します。
    • [出力データ テーブル] フィールドに変数 DT2 を追加します。
    • [行フィルター モード] フィールドの [保持] オプションを選択します。
    • [列] フィールドに値 "Grade" を追加します。
    • [操作] ドロップダウン リストから値 < を選択します。
    • [右辺値 (Value)] フィールドに値 5 を追加します。
    • [出力列] タブをクリックします。
    • [列選択モード] フィールドの [保持] オプションを選択します。
    • Name」と「Surname」の列を追加します。
    • [OK] ボタンをクリックします。
    • フィルター ウィザードの表示が次のようになります。



  6. [データ テーブルをフィルター] アクティビティの下に [データ テーブルを出力] アクティビティを配置します。

    • [プロパティ] パネルで、変数 DT2 を [データ テーブル]
    • [テキスト] フィールドに変数 DataTableString を追加します。
  7. [データ テーブルを出力] アクティビティの下に [1 行を書き込み] アクティビティをドラッグします。

    • [テキスト] フィールドに変数 DataTableString を追加します。
  8. [1 行を書き込み] アクティビティの下に [繰り返し (各行)] アクティビティを配置します。

    • [データ テーブル] フィールドに変数 DT1 を追加します。
  9. Body コンテナーを選択し、次の変数を作成します。

    変数名

    変数の型

    既定値

    Grade

    Int32

     
  10. [行項目を取得] アクティビティを追加し、[本体] コンテナー内部に配置します。

    • [プロパティ] パネルの [列名] フィールドに値 "Grade" を追加します。
    • [行] フィールドに値 row を追加します。
    • Values (値) フィールドに変数 Grade を追加します。
  11. [行項目を取得] アクティビティの下に [条件分岐 (if)] アクティビティを配置します。

    • [条件 (Condition)] フィールドに式 Grade < 5 を追加します。
  12. [Then] フィールド内部に [1 行を書き込み] アクティビティをドラッグします。

    • "Failed:" + row("Name").ToString + " " + row("Surname").ToString[テキスト] フィールドに追加します。
  13. プロセスを実行します。ロボットによって、要件を満足するすべてのデータが抽出されます。

    ワークフローは次のようになります。



こちらからサンプルをダウンロードできます。

Was this page helpful?

サポートを受ける
RPA について学ぶ - オートメーション コース
UiPath コミュニティ フォーラム
UiPath ロゴ (白)
信頼とセキュリティ
© 2005-2024 UiPath. All rights reserved.