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ワークフローに関するアクティビティ
Last updated 2024年11月13日

一致と置換

以下の例では、正規表現を定義し、それに一致する値を検索、照合してから、それらを指定した値に置き換える方法を説明します。ここでは、[一致するパターンを探す][一致するパターンを置換] などのアクティビティを使用します。これらのアクティビティは、UiPath.System.Activities パッケージに含まれています。

サンプルと同等のオートメーション プロセスは以下のように構築できます。

  1. Studio を開いて、新しいプロセスを作成します。
  2. デザイナー パネルに [シーケンス] コンテナーをドラッグします。

    • 次の変数を作成します。

      変数名

      変数の型

      既定値

      StringToAnalyze

      文字列

      "I have 10.5 RON in first account and 25 RON in second account!"

      AccountMatches

      IEnumerable<Match>

       

      FinalString

      文字列

       
  3. [シーケンス] コンテナーに、[一致する文字列を取得] アクティビティをドラッグします。

    • [プロパティ] パネルの [入力] フィールドに変数 StringToAnalyze を追加します。
    • [正規表現オプション] ドロップダウン リストから [IgnoreCase] および [Compiled] を選択します。
    • Result (値) フィールドに変数 AccountMatches を追加します。
  4. [正規表現を設定] ボタンをクリックします。

    • [正規表現] ドロップダウン リストから [カスタム] を選択します。
    • [右辺値 (Value)] フィールドに式 ([0-9]+\.*[0-9]* RON) を追加します。
    • [量指定子] ドロップダウン リストから [固定値] を選択します。
    • [大文字小文字を区別しない] チェック ボックスを選択します。
    • [保存] ボタンをクリックします。

  5. [一致する文字列を取得] アクティビティの下に [繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティをドラッグします。

    • [繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティ内部で、[項目][アカウント] に変更します。
    • [プロパティ] パネルの [TypeArgument (引数の型)] ドロップダウン リストから [System.Text.RegularExpressions.Match] を選択します。

      • [Values] フィールドに変数 AccountMatches を追加します。
    • [繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティ内部に [メッセージをログ] アクティビティを配置します。
    • [ログ レベル] ドロップダウン リストから [Info (情報)] オプションを選択します。
    • account.ToStringMessage フィールドに追加します。
  6. [繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティの下に [置換] アクティビティをドラッグします。

    • [プロパティ] パネルの [入力] フィールドに変数 StringToAnalyze を追加します。
    • [正規表現オプション] フィールドに値 IgnoreCase, Compiled を追加します。
    • [置換] フィールドに式 "$2 $1" を追加します。
    • Result (値) フィールドに変数 FinalString を追加します。
  7. [正規表現を設定] ボタンをクリックします。

    • [正規表現] ドロップダウン リストから [カスタム] を選択します。
    • [右辺値 (Value)] フィールドに式 ([0-9]+\.*[0-9]* RON) を追加します。
    • [量指定子] ドロップダウン リストから [固定値] を選択します。
    • [大文字小文字を区別しない] チェック ボックスを選択します。
    • [保存] ボタンをクリックします。
  8. [繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティ内部に [メッセージをログ] アクティビティを配置します。

    • [ログ レベル] ドロップダウン リストから [Info (情報)] オプションを選択します。
    • [メッセージ] フィールドに変数 FinalString を追加します。
  9. プロセスを実行します。ロボットによって、定義した正規表現に一致する値が検索、照合され、それが指定の値に置き換えられます。
  • ワークフローは次のようになります。



こちらからサンプルをダウンロードできます。

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