一括編集フォーム デザイナー

一括編集フォーム デザイナーは特殊な種類のクラシック フォーム デザイナーで、一括で編集または完了できるフォームを作成できます。

一括編集フォーム デザイナーを開くには、[フォーム タスクを作成] アクティビティの本体で [一括編集フォーム デザイナーを開く] ボタンをクリックします。

前提条件

• Install UiPath.Persistence.Activities v1.3.0 or higher.
• アクティビティの [プロパティ] パネルで [一括編集を有効化] チェックボックスをオンにする。

コンポーネント

一括編集フォーム デザイナーのコンポーネントは、クラシック フォーム デザイナーと同じです。

違いは、一括編集する特定のコンポーネントを選択できる点です。

ワークフロー

以下に、一括編集または一括完了できるフォームを設計する手順を示します。

1. ワークフローを構築する際に、必要なすべてのコンポーネントを含むクラシック フォームを作成して保存します。
2. [一括編集を有効化] チェックボックスをオンにして、[一括編集フォーム デザイナーを開く] をクリックします。[一括編集フォーム デザイナー] ウィンドウが開きます。

3. ユーザーが一括編集するフォーム コンポーネントのみを含めます。

   たとえば、クラシック フォームに以下のフィールドがある場合...

   • 請求書 (Invoice)
   • 金額
   • 割引

   • 会計士名

     ...ユーザーが [割引] フィールドと [会計士名] フィールドのみを一括編集できるようにすることができます。そのため、これらのコンポーネントのみを一括編集フォーム デザイナーに追加します。

4. 一括完了を可能するには、アクションの完了をトリガーする ボタン コンポーネントを追加します ([送信] ボタンなど)。
5. 一括フォームを保存します。
6. Orchestrator の対象テナントにワークフローをパブリッシュします。
7. 以前にパブリッシュされたバージョンからプロセスを作成します。
8. 以前に生成されたプロセスを使用してジョブを開始し、アクションを生成します。

9. 対象の Action Center インスタンスの [アクション] タブに移動し、こちらとこちらに記載されている手順に従います。

   重要: 一括編集は、同じ一括フォーム レイアウトのアクションにのみ使用できます。異なるプロセス バージョンで生成されたアクションを一括編集できるのは、一括フォーム レイアウトがバージョン間で変更されていない場合のみです。