データ行/データ列を追加する

以下の例では、列と行を持つデータ テーブルを構築する方法を説明します。ここでは、[データ行を追加]、[データ列を追加]、[データ テーブルを出力] の各アクティビティを使用します。これらのアクティビティは、UiPath.System.Activities パッケージに含まれています。

サンプルと同等のオートメーション プロセスは以下のように構築できます。

1. Studio を開いて、新しいプロセスを作成します。

2. デザイナー パネルに [シーケンス] コンテナーをドラッグします。

   • 次の変数を作成します。

     変数名	変数の型	既定値
     DT1	データ テーブル	new DataTable
     ArrayOfValues	System.String[][]	{({"A1","John","6"}),({"A2","Jamie","3"}),({"A3","Jim","9"}),({"A4","Janice","5"})}
     DataTableString	文字列
     TableHeaders	System.String[]	{"Id","Name","Grade"}

3. [シーケンス] コンテナー内に [繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティをドラッグします。

   • [繰り返し] フィールドに値 header を追加します。
   • [プロパティ] パネルの [TypeArgument (引数の型)] ドロップダウン リストから [文字列] を選択します。
   • [Values] フィールドに変数 TableHeaders を追加します。

4. [繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティ内部に [データ列を追加] アクティビティを配置します。

   • [プロパティ] パネルの [列名] フィールドに値 header を追加します。
   • [データ テーブル] フィールドに変数 DT1 を追加します。
   • [TypeArgument (引数の型)] ドロップダウン リストから [文字列] を選択します。
   • [DBNull を許可] オプションのチェック ボックスを選択します。
   • [最大長] フィールドに値 100 を追加します。

5. 前の [繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティの下に、[繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティをドラッグします。

   • [繰り返し] フィールドに値 row を追加します。
   • [プロパティ] パネルの [TypeArgument (引数の型)] ドロップダウン リストから [System.String[]] を選択します。
   • [Values] フィールドに変数 ArrayOfValues を追加します。

6. [繰り返し (コレクションの各要素] アクティビティ内部に [データ行を追加] アクティビティを配置します。

   • [プロパティ] パネルの [列配列] フィールドに値 row を追加します。
   • [データ テーブル] フィールドに変数 DT1 を追加します。

7. 最後の [繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティの下に [データ テーブルを出力] アクティビティをドラッグします。

   • [プロパティ] パネルで、変数 DT1 を [データ テーブル]
   • [テキスト] フィールドに変数 DataTableString を追加します。

8. [データ テーブルを出力] アクティビティの下に [1 行を書き込み] アクティビティをドラッグします。

   • [テキスト] フィールドに変数 DataTableString を追加します。
9. プロセスを実行します。ロボットによって、列と行を追加してデータテーブルが作成されます。

• ワークフローは次のようになります。

  
  

  

  
  

こちらからサンプルをダウンロードできます。