フォームを作成

UiPath.Form.Activities.FormActivity

説明

このアクティビティを使用して、カスタム フォームを作成します。設定するフォームは、エンド ユーザーが入力するすべてのデータを取得し、変数に格納します。これらの変数は、その後オートメーション プロセスで使用できます。アクティビティの [実行] ブロックを使用すると、フォームが開いたときまたはフォームの実行中に、追加のアクションを実行できます。

プロジェクトの対応 OS

Windows - レガシ | Windows

Windows および Windows - レガシでの設定

デザイナー パネル

• フォーム デザイナーを開く - UiPath フォーム デザイナーを開きます。

プロパティ パネル

共通

このカテゴリのプロパティは、一般的なアクティビティ設定を参照します。

• 表示名 (String) - このアクティビティの名前を設定します。 例: "User Registration Form"
• 先に実行ブロックを実行 (Boolean) - フォームを開く前に [実行] ブロックでアクティビティを実行するには、このボックスをオンにします。既定では、このチェックボックスはオフになっています (false に設定されています)。
• フォーム タイトル (String) - ビジネス ユーザーに表示される、フォームのタイトルを設定します (例: "Registration Form")。
• 個別実行 (Boolean) - フォームを別個の Windows プロセスで実行するには、このボックスをオンにします。このチェック ボックスをオンにすると、検証ステーションと吹き出しを同じプロセスからシームレスに実行できます。既定では、このチェックボックスはオフになっています (false に設定されています)。
• タイマー (Int32) - フォームが自動的に閉じられるまでの時間を秒単位で設定します (例: 50)。既定では、値は指定されていないため、フォームは手動で閉じる必要があります。

データ バインド

このカテゴリのプロパティは、オートメーション プロセスにリンクされているデータを参照します。

• フォーム フィールド コレクション (Dictionary<String, Argument>) - ワークフロー変数をフォームのフィールド キーにバインドします。入力フォーム フィールドの方向には、入力または入力/出力を使用します。出力フォーム フィールドの方向には、出力または入力/出力を使用します。たとえば、[名前] フィールドに文字列 First Name を追加し、[方向] を [入力/出力]、[型] を String にそれぞれ設定します。
  
  

  

  
  
• 入力フィールドを生成 (Boolean) - コレクションで定義されたフィールドをフォームに追加するには、このボックスをオンにします。既定では、このチェックボックスはオンになっています (true に設定されています)。

データ テーブル

このカテゴリのプロパティは、フォームのテーブル データを参照します。

• スキーマ生成する列の最大数 (Int32) - データテーブル スキーマに生成される列の最大数を指定します。既定値は 6 です。

デバッグ

このカテゴリのプロパティは、フォームのデバッグと CSS スタイルの実験を参照します。

• 開発ツール - フォームのデバッグおよびトラブルシューティング用の開発者向けのツール (開発ツール) を有効化します。開発者は開発ツールを使用して CSS スタイルを試すことができます。オンにすると、実行時に [開発ツール] ウィンドウが開きます。

フォームのオプション

このカテゴリのプロパティは、フォーム内のアクセシビリティを参照します。

• アクセシビリティを有効化 - USWDS (United States Web Design System) に準拠したアクセシビリティを有効化します。このプロパティを有効化すると、フォームのスタイルが影響を受ける場合があります。

形式

このカテゴリのプロパティは、フォームの外観と形式を参照します。

• 最大化を無効化 (Boolean) - フォームの [最大化] ボタンと [復元] ボタンを無効化するには、このボックスをオンにします。既定では、このチェックボックスはオフになっています (false に設定されています)。
• 最小化を無効化 (Boolean) - フォームの [最小化] ボタンと [復元] ボタンを無効化するには、このボックスをオンにします。既定では、このチェックボックスはオフになっています (false に設定されています)。
• サニタイズを無効化 (Boolean) - フォーム コンポーネントで最終チェックを無効化してパフォーマンスを向上させるには、このボックスをオンにします。既定では、このチェックボックスはオフになっています (false に設定されています)。

警告: フォームに不明な URL が含まれる場合、またはフォームが外部ソースを使用している場合、このチェックボックスはオフのままにします。

• フォームの高さ (Int32) - フォームの高さをピクセル単位で設定します。既定の高さは 400 です。
• フォームの幅 (Int32) - フォームの幅をピクセル単位で設定します。既定の幅は 800 です。

注: 最大化したウィンドウでフォームを開くには、[フォームの高さ] フィールドと [フォームの幅] フィールドを空のままにします。

• アイコンのパス (String) - アイコン ファイルに対するローカルの相対パスを設定します。このアイコンはタスクバーとフォーム ウィンドウに表示されます。.ico または画像形式を受け入れます (例: "C:/Users/Icons/myIcon.ico")。

注: .ico ファイルがそのプロセス内のリソースとしてパブリッシュされている場合は、プロセスに対する相対パスを使用できます (例: "myIcon.ico")。

警告: [個別実行] チェックボックスをオンにする必要があります ([共通] プロパティ)。オンにしないと、このアイコンが表示されません。

• 読み取り専用 (Boolean) - フォーム フィールドが編集されないようにするには、このボックスをオンにします。[常に有効] と指定したフィールドは、このオプションの影響を受けません。既定では、このチェックボックスはオフになっています (false に設定されています)。
• ローカル CSS ファイル パス (String) - ローカル CSS ファイルへのパスを設定します (例: "/file://C:\C:\User heCssFile.css")。
• フォームを最小化表示で開始 (Boolean) - 生成されるフォームのウィンドウをタスクバーに最小化して表示するには、このボックスをオンにします。既定では、このチェックボックスはオフになっています (false に設定されています)。
• ウィンドウ位置 X (Int32) - フォームの左マージンの位置をピクセル単位で設定します。
• ウィンドウ位置 Y (Int32) - フォームの上マージンの位置をピクセル単位で設定します。

入力

このカテゴリのプロパティは、JSON 入力データを参照します。

• フォーム フィールド入力データ (String) - フォームに JSON 入力データを渡して、[フォーム フィールド コレクション] フィールドで定義された値を上書きします。データ グリッド コンポーネントの場合は、JSON を配列として構造化します。

その他

このカテゴリのプロパティは、その他の設定を参照します。

• プライベート (Boolean) - 変数と引数のログ作成を Verbose レベルでスキップするには、このボックスをオンにします。既定では、このチェックボックスはオフになっています (false に設定されています)。

出力

このカテゴリのプロパティは、出力オブジェクト データを参照します。

• 無視 (Boolean) - エンド ユーザーが入力を提供せずにフォームを閉じた場合、true を出力します。たとえば、"isDismissed" です。
• フォーム フィールド出力データ (String) - 完了時にフォームから出力される JSON データです。たとえば、"userData" です。
• 選択したボタン (String) - エンド ユーザーが操作したフォーム UI 要素を出力します。たとえば、"selectedButton" です。

フォームを開始

このカテゴリのプロパティは、フォームを [フォームを開始] アクティビティにバインドして、バックグラウンドで開けるようにします。

• フォルダー パス (String) - フォーム データの保存先のパスを入力します。

• フォーム名 (String) - フォーム データの名前を入力します。

  
  

  

  
  

警告: すべての [フォームを作成] アクティビティを対応する [フォーム アクティビティを開始] アクティビティにバインドするには、[フォルダー パス] と [フォーム名] の値が [フォーム アクティビティを開始] アクティビティ > [フォームを作成] プロパティに設定した値と一致している必要があります。