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ワークフローに関するアクティビティ
最終更新日 2024年4月22日

基本情報

UiPath フォーム デザイナーは、ドラッグ アンド ドロップ操作によるフォーム作成機能を UiPath Studio で実現する form.io エンジンのカスタム実装です。

RPA 開発者は UiPath フォーム デザイナーを使用して、有人または無人オートメーションで必要なフォーム インターフェイスを構築します。すべてのフォーム フィールドの定義、動作、検証を設定します。

フォーム デザイナーを操作するには、[フォームを作成] アクティビティで [フォーム デザイナーを開く] を選択します。



フォーム コンポーネント

フォーム コンポーネントでは、ユーザー データを収集できます。UI コンポーネントは、機能に基づいて、次のようなカテゴリにグループ化されます。

フォーム コンポーネントのカテゴリ

説明

フォーム コンポーネント

ベーシック

最もよく使用されるフォーム フィールドが含まれます。

テキスト フィールド

テキスト領域

Number

パスワード

チェックボックス

セレクト ボックス

ラベル/ヘッダー

ファイル/フォルダー

ドロップダウン リスト

ラジオ

ボタン

Advanced (カスタム)

個人データまたは時間関連データが含まれます。

HTML 要素

コンテンツ

メール

電話番号

日付/時刻

Day (日)

Time

通貨

アンケート

レイアウト

フォームのレイアウトを変更する要素が含まれます。

パネル

タブ

データ

データの収集に特化したグリッドとコンテナーが含まれます。

非表示

コンテナ―

データ グリッド

編集グリッド

グリッド

カスタム フォームを作成するには、目的の UI コンポーネントをドラッグして右側のパネルにドロップし、ユースケースのロジックに合わせて配置します。

各フォーム コンポーネントの詳細とその設定方法については、「フォーム コンポーネントについて」をご覧ください。

グリッド コントロール コンポーネントの比較

以下の表は、フォーム デザイナーで利用可能なグリッド コントロールの機能を比較したものです。この表では、グリッドデータ グリッド、および編集グリッドの各グリッド コントロール コンポーネントを使用する場合の推奨シナリオも示します。

Legend: 利用可能 = Available 利用できません。 = Not available.

機能

グリッド

データ グリッド

編集グリッド

推奨シナリオ

大量のデータを読み取り専用用途で表示する (読み取り専用機能)

ユーザーが編集する必要のある一連の小さなデータを表示する (インライン編集機能)

ユーザーが編集する必要のある一連の小さなデータを表示する (サブフォームのインライン編集機能)

推奨行数

無制限 (100 行のページネーションのサポート)

100 行以下。推奨数を超えるとパフォーマンス低下のリスク

100 行以下。推奨数を超えるとパフォーマンス低下のリスク

推奨列数

無制限

100 行に対して最大 7 列。パフォーマンス低下のリスク

100 行に対して最大 7 列。パフォーマンス低下のリスク

編集可能

利用できません。

利用可能

利用可能

ページネーション

利用可能

利用できません。

利用できません。

並べ替え可能

利用可能

利用できません。

利用できません。

フィルター設定可能

利用可能

利用できません。

利用できません。

実行時に列のサイズを変更可能

利用可能

利用できません。

利用できません。

行のグループ化

利用できません。

利用可能

利用できません。

論理と条件

利用できません。

利用可能

利用可能

テンプレートを使用した広範なカスタマイズ

利用できません。

利用できません。

利用可能

グローバル検索

利用できません。

利用できません。

利用できません。

コンポーネント タブ

フォーム コンポーネントを選択すると、複数の設定タブがあるウィザードが開き、さまざまな機能をさらにカスタマイズできます。ウィザードのプレビュー ペインで進行状況を確認します。

目的どおりにコンポーネントをデザインした後、[保存] を選択します。

ウィザードに共通のタブで使用できる設定を以下の表に示します。

ウィザードのタブ

説明

特記事項

表示

フォーム コンポーネントの表示方法を設定します。

必須の [ラベル] フィールドで設定した名前が、[フィールド キー] タブのプロパティ名として渡されます。

データ

テキスト フィールドでエンド ユーザーに表示される既定値を設定します。

ここでは、複数の項目 (セレクト ボックス、タブなど) を含むコンポーネントを定義できます。

検証

他の UI コンポーネントを有効化するための検証要件を設定します。

 

フィールド キー

ワークフローで今後も使用するコンポーネント名を設定します。

既定では、この値は [表示] タブの [ラベル] フィールドから渡されます。

条件

コンポーネントの条件を設定します。

Javascript や JSON などの高度な条件を設定できます。

論理

条件をトリガーするロジックを設定します。

 

ウィザードの各タブについて詳しくは、「フォーム デザイナーのコントロールについて」のページをご覧ください。

重要: カスタム JavaScript ロジックの使用はセキュリティ攻撃を招く恐れがあるため、必ず関連するリスクを把握したうえで JavaScript コードを実装するようにしてください。

一部のフォーム コンポーネントには、次のような特定のタブがあります。

コンポーネント

ウィザードのタブ

説明

日付/時刻

日付

選択可能な最小日付と最大日付を設定します。

 

Time

時刻の時と分のインクリメントを設定します。

Day (日)

Day (日)

ビジネス ユーザーが日にちを選択する方法を設定します (インクリメンタルまたはドロップダウン リストから)。

 

Month (月)

ビジネス ユーザーが月を選択する方法を設定します (インクリメンタルまたはドロップダウン リストから)。

 

Year (年)

ビジネス ユーザーが年を選択する方法 (インクリメンタルまたはドロップダウン リストから)、および選択可能な最小年と最大年を設定します。

編集グリッド

テンプレート

編集グリッド データのヘッダーと行をカスタマイズします。

フォーム コンポーネントを管理する

設定ウィザードを開き直す場合は、フォーム コンポーネントにカーソルを合わせて [編集] を選択します。

フォーム コンポーネントを配置し直すには、[移動] を選択して、フォーム コンポーネントをフォーム内の別の場所にドラッグします。

JSON 設定を使用してフォーム コンポーネントを編集するには、[JSON を編集] を選択します。コンポーネント JSON が開き、使用可能なすべての設定が表示されます。

フォーム内でコンポーネントをコピーするには、[コピー] を選択してから、同じコンポーネントまたは別のコンポーネントで [Paste below] をクリックします。

フォームからコンポーネントを削除するには、[削除] を選択します。

フォームを管理する

フォーム デザイナーのリボンには、以下のオプションがあります。



  • 保存—デザインしたフォームを保存します。
  • テンプレートとして保存—将来のオートメーション プロセスで再利用できるテンプレートとしてデザインしたフォームをエクスポートすることができます。
  • テンプレートを挿入—既存のフォーム テンプレートを参照し、現在のプロジェクトに追加できます。
  • フォームをクリア—現在のフォーム内のすべてのコンポーネントを削除します。
  • プレビュー—プレビュー モードに入り、実行時のフォームの外観が表示されます。このセクションでは、フォームの表示サイズを変更したり、既成テーマを選択したりすることもできます。

テーマのカスタマイズ

既成テーマを好みに合わせてカスタマイズするには、以下の手順を実行します。

  1. プレビュー モードで、[テーマ] パネルに移動します。
  2. 既成テーマを選択します。
  3. [現在のテーマをカスタマイズ] を選択します。
  4. 利用可能なオプションを使用して、フォームとプライマリ ボタンをカスタマイズします。
  5. [カスタマイズを保存] を選択します。
注: カスタマイズしたテーマの名前を変更すると、そのテーマの複製が作成されます。テーマを複製する目的は、同じテーマを使用しているにもかかわらず、そのテーマを以前の名前で参照しているワークフロークフローが中断されるのを防ぐためです。

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