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ワークフローに関するアクティビティ
最終更新日 2024年4月22日

プロセスを呼び出し

UiPath.Core.Activities.InvokeProcess

説明

ローカル マシンで使用可能な UiPath プロセスを実行します。接続が使用可能な場合、ローカル パッケージと Orchestrator のプロセスを実行するために使用できます。

マシンで利用可能なプロセスのリストを見つける方法の詳細については、こちらをご覧ください。

[プロセスを呼び出し] アクティビティは同期モードで実行されます。つまり、親プロセスは子プロセスが完了するのを待ってから再開します。

子プロセスによって生成されたログには、実行の結果とエラーのみが含まれ、親のログと同じ場所に書き込まれますが、ローカル ログの ProcessName フィールドと Orchestrator の Process 列で区別できます。

[プロセスを呼び出し] アクティビティを使用すれば、プロジェクトに複数のプロセスが含まれる場合でも、それらのプロセスを実行するために単一のジョブが作成されます。これは、プロジェクト内の各プロセスに個別のジョブを作成する [プロセスを並列実行] アクティビティとは対照的です。

複数のプロセスが追加された場合は、現在のフォルダーでアクティブなバージョンが使用されます。

注:
  • シリアル化できないデータ型は、ワークフロー間で渡すことはできません (例:UI ブラウザー、UI 要素など)。
子プロセスが呼び出されても見つからない場合は、子プロセスの名前、ロボットが子プロセスを検索したパス、および WindowsIdentitymachineName などの追加の詳細を含むエラーがログに記録されます。
注: v20.4 以降のバージョンの UiPath.System.Activities を使用する場合、[プロセスを呼び出し] は、複数のエントリ ポイントをサポートしています。このバージョンでワークフローが作成された後、UiPath.System.Activities パッケージが単一のエントリ ポイントのみをサポートする古いバージョンにダウングレードされた場合、ワークフローの [プロセスを呼び出し] アクティビティで検証エラーが発生するため、手動で置換する必要があります。
注: このアクティビティは、Studio v19.6 以降でのみ利用できます。

プロジェクトの対応 OS

Windows - レガシ | Windows | クロスプラットフォーム

Windows、クロスプラットフォームでの設定

  • フォルダー パス - 指定されたプロセスがある Orchestrator フォルダーのパスです (プロセスが実行されているフォルダーと異なる場合)。このフィールドでは文字列値のみがサポートされており、サブフォルダーを示す区切り文字として / を使用します。たとえば "Finance/Accounts Payable" です。
    注: Folder Path パラメーターは、クラシック フォルダー内のロボットによって実行されるプロセスでは機能しません。モダン フォルダー内のロボットのみが、フォルダー外にデータを渡すことができます。
  • プロセス名 - 実行するプロセスの名前です。このフィールドは、文字列と String 型変数のみをサポートします。 プロセス名には、ロボットで使用されているパッケージの名前を含める必要があります。
詳細オプション
  • エラー発生時に実行を継続 - アクティビティが例外をスローした場合でもオートメーションを続行するかどうかを指定します。このフィールドは Boolean 値 (True、False) のみをサポートします。既定値は False です。結果として、フィールドが空白であり、例外がスローされた場合、プロジェクトの実行は停止されます。値が True に設定されている場合、エラーが発生したとしても、プロジェクトの実行は続行されます。

    注: このアクティビティが [トライ キャッチ] に含まれていて、[エラー発生時に実行を継続] プロパティの値が True の場合、プロジェクトが実行されたときにエラーは発生しません。
  • タイムアウト - エラーがスローされる前にアクティビティが実行されるまで待機する時間 (ミリ秒単位) を指定します。このプロパティを空のままにすると、例外がスローされるまで無限の時間待機します。既定では、このプロパティ フィールドは空です。
  • 開始時のログ - 呼び出したリソースの開始時に自動でログに記録する情報の種類です。
  • 終了時のログ - 呼び出したリソースの終了時に自動でログに記録する情報の種類です。
  • レベル - [開始時のログ] および [終了時のログ] オプションにより生成されるメッセージに適用するログ レベルを指定します。
  • エントリ ポイントのパス - プロセス開始時に実行するワークフロー ファイルのパス (パッケージ ルートからの相対パス) です。空にすると、既定のエントリ ポイントは Main.xaml になります。このフィールドでは、文字列と String 型変数のみがサポートされています。
  • ターゲット セッション - 子プロセスを開始するセッションを指定します。

    • Current - 子プロセスが親プロセスと同じセッション内に開きます。
    • Process Default - 子プロセスがプロセスの設定を使用します。
    • Main - 親プロセスの実行場所に関係なく、メイン セッション内で子プロセスが開始します。
    • Picture in Picture - 親プロセスの実行場所に関係なく、ピクチャ イン ピクチャ セッション内で子プロセスが開始します。

Windows - レガシでの設定

プロパティ パネル
共通
  • エラー発生時に実行を継続 - アクティビティが例外をスローした場合でもオートメーションを続行するかどうかを指定します。このフィールドは Boolean 値 (True、False) のみをサポートします。既定値は False です。結果として、フィールドが空白であり、例外がスローされた場合、プロジェクトの実行は停止されます。値が True に設定されている場合、エラーが発生したとしても、プロジェクトの実行は続行されます。

    注: このアクティビティが [トライ キャッチ] に含まれていて、[エラー発生時に実行を継続] プロパティの値が True の場合、プロジェクトが実行されたときにエラーは発生しません。
  • 表示名 - アクティビティの表示名です。
  • タイムアウト (ミリ秒) - アクティビティの実行が完了するまで待機する時間をミリ秒単位で指定します。指定した時間が経過しても実行が完了しない場合には例外をスローします。このプロパティを空のままにすると、例外がスローされるまで無制限の時間待機します。既定では、このプロパティ フィールドは空です。

    注: v2021.10 以前のロボットを使用している場合、分離されたワークフローではビジネス例外はサポートされておらず、すべての例外がシステム例外として返されます。
入力
  • 引数 - Orchestrator から実行するプロセスに渡すことができる入力引数のリスト。引数の型が不明な場合は、JSON に変換されます。
  • 引数とする変数 - 呼び出されるプロセスに渡される、引数となる変数です。
  • プロセス名 - 実行するプロセスの名前です。このフィールドは、文字列と String 型変数のみをサポートします。 プロセス名には、ロボットで使用されているパッケージの名前を含める必要があります。

ログ

  • 開始時のログ - 呼び出したリソースの開始時に自動でログに記録する情報の種類です。
  • 終了時のログ - 呼び出したリソースの終了時に自動でログに記録する情報の種類です。
  • ログ レベル - [開始時のログ] および [終了時のログ] オプションによって生成されるメッセージに適用するログ レベルです。
その他
  • エントリ ポイント - プロセス開始時に実行するワークフロー ファイルのパスです (パッケージ ルートからの相対パス)。空にすると、既定のエントリ ポイントは Main.xaml になります。このフィールドでは、文字列と String 型変数のみがサポートされています。
  • フォルダー パス - 指定されたプロセスがある Orchestrator フォルダーのパスです (プロセスが実行されているフォルダーと異なる場合)。このフィールドでは文字列値のみがサポートされており、サブフォルダーを示す区切り文字として / を使用します。たとえば "Finance/Accounts Payable" です。
    注: Folder Path パラメーターは、クラシック フォルダー内のロボットによって実行されるプロセスでは機能しません。モダン フォルダー内のロボットのみが、フォルダー外にデータを渡すことができます。
  • プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。
  • ターゲット セッション - 子プロセスを開始するセッションを指定します。

    • Current - 子プロセスが親プロセスと同じセッション内に開きます。
    • Process Default - 子プロセスがプロセスの設定を使用します。
    • Main - 親プロセスの実行場所に関係なく、メイン セッション内で子プロセスが開始します。
    • Picture in Picture - 親プロセスの実行場所に関係なく、ピクチャ イン ピクチャ セッション内で子プロセスが開始します。
  • パッケージを使用 - プロセスの識別をパッケージ名で行う (オンの場合) か、プロセス名で行う (オフの場合) かを指定します。既定では、このオプションはオフです。

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