ボタンを使用してカスタム ロジックをトリガーする

フォームのボタン コンポーネントがイベント トリガーとして機能するよう設定する方法については、こちらをご覧ください。このチュートリアルは、アクションを実行するボタンのカスタム ロジックを設定するのに役立ちます。たとえば、このチュートリアルは、2 つの数コンポーネントから値を計算し、その結果をフォーム内の別の数コンポーネントに表示する場合に役立ちます。

前提条件:

1. Persistence.Activities バージョン 1.4.8 以上をインストールします。
2. [フォーム タスクを作成] アクティビティで 高度なフォームを選択します。

1. 値を計算するコンポーネントと、結果を表示するコンポーネントを追加します。
   コンポーネントのプロパティ名を書き留めておいてください。値を計算するためのカスタム ロジックを設定するときに必要になります。
   この例では、フォーム内に 2 つの数コンポーネントを追加し、下の表に示すように設定します。

   ラベル	プロパティ名
   Number1	number1
   Number2	number2

2. 結果を表示するコンポーネントを追加します。
   コンポーネントのプロパティ名を書き留めておいてください。値を計算するためのカスタム ロジックを設定するときに必要になります。
   この例では、フォーム内に追加の数コンポーネントを追加し、下の表に示すように設定します。

   ラベル	プロパティ名
   Total	total

3. 前に追加したコンポーネントの計算イベントをトリガーするボタン コンポーネントを追加します。
   1. ボタンの [アクション] を [イベント]
   2. ボタン イベントに calculate という名前を付けます。
      この名前は、結果を表示するコンポーネントに設定するロジックと一致している必要があるため、覚えておいてください。
4. 結果を表示するコンポーネントに移動します。[calculate] ボタンがクリックされたときに 2 つのコンポーネントの値を追加するトリガーとアクションを使用して、ロジックを設定します。ロジックとアクションの両方に calculate という名前が付けられていることを確認します。
5. この例では、ロジックを以下のように設定します。
   1. ロジックに calculate という名前を付けます。
   2. [トリガー] の種類を [イベント] に設定します。
   3. [イベント名] を calculate に設定します。
   4. アクションに calculate という名前を付けます。
   5. [種類] を [値] に設定します。
   6. [値 (JavaScript)] フィールドに、このロジックで実行する JavaScript アクションを入力します。
      この例では、2 つの数コンポーネントの合計を 返します。

      return data.number1 + data.number2

      変数 data は、フォーム内のコンポーネント値にアクセスするために使用されます。
   7. アクション設定とロジック設定の両方を保存します。

ワークフローの例

チュートリアルをご自身で試してみるには、こちらからサンプル ワークフローをダウンロードしてください。