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ワークフローに関するアクティビティ
Last updated 2024年10月31日

リアルタイム フォーム

このチュートリアルでは、フォームの表示中にフォーム内の値を変更する方法について説明します。このためには、[フォームを表示] アクティビティ、[フォーム トリガー] アクティビティ、[フォームの値を取得] アクティビティ、および [フォームの値を設定] アクティビティ内で [ワークフローの実行を続行] 機能を使用します。
この特定のチュートリアルでは、他のフォーム コンポーネントの値に基づいてコンテンツをフォーム内に表示または自動入力する方法を説明します。
  1. Main ワークフローを作成します。[フォームを表示] アクティビティと [ローカル トリガーを実行] アクティビティを追加します。
  2. 調査への参加についてユーザーに同意を求めるフォーム ファイルを作成します。このファイルに「Study participation consent」という名前を付けます。
    1. ラジオ コンポーネントを追加して、調査に参加するかどうかをユーザーに尋ねます。
      ユーザーの回答を取得してフォーム データを更新できるように、プロパティ名を覚えておいてください。
    2. ラジオ コンポーネントを追加し、18 歳以上かどうかをユーザーに尋ねます。
      ユーザーの回答を取得してフォーム データを更新できるように、プロパティ名を覚えておいてください。
    3. ラベル/ヘッダー コンポーネントを 2 つ追加します。ユーザーが参加を望んでいて、18 歳以上である場合は、一方のコンポーネントでメッセージを表示する必要があります。他方のコンポーネントでは、ユーザーが参加を望んでいても 18 歳以上ではない場合にメッセージを表示します。
    4. ユーザーのフル ネームを尋ねるために、テキスト フィールド コンポーネントを追加します。
    5. ユーザーの年齢を尋ねるために、コンポーネントを追加します。
    6. ユーザーが住んでいる市区町村を尋ねるために、テキスト フィールド コンポーネントを追加します。
    7. ユーザーが住んでいる地域を、ユーザーが入力した市区町村に基づいて自動入力するために、テキスト フィールド コンポーネントを追加します。
  3. ユーザーが調査への参加を望まないシナリオに対してトリガー ワークフローを作成します (if user doesn't want to participate.xaml)。
    1. [Study participation consent] フォームに [フォーム トリガー] アクティビティを追加します。イベントとして、最初の ラジオ コンポーネントが変更されたときを選択します。
    2. [フォームの値を取得] アクティビティを追加します。[Study participation consent] フォームを選択します。[引数] のコレクションに、最初のラジオ コンポーネントのエントリを追加します。
      この例では、次のエントリを追加します。
      キー入力値 (Value)
      wantToParticipate (最初のラジオ コンポーネントのプロパティ名) StringdesireToParticipate (グローバル変数)
      このアクティビティにより、ユーザーが調査に参加したいかどうかを確認できます。
    3. [条件分岐 (if)] アクティビティを追加し、ユーザーが調査への参加を望まない場合の条件を設定します。
      この例では、条件「desireToParticipate = "no"」を使用します。
    4. [Then] ブロックに、[フォームを閉じる] アクティビティと [ローカル トリガーを停止] アクティビティを追加します。
      ユーザーが調査への参加を望まない場合は、フォームが閉じた後、オートメーションが閉じます。
  4. 調査に参加するユーザーが 18 歳以上かどうかを尋ねるトリガー ワークフローを作成します (check if user of legal age.xaml)。
    1. [Study participation consent] フォームに [フォーム トリガー] アクティビティを追加します。イベントとして、2 つ目の ラジオ コンポーネントが変更されたときを選択します。
    2. [フォームの値を取得] アクティビティを追加します。[Study participation consent] フォームを選択します。[引数] のコレクションに、2 番目のラジオ コンポーネントのエントリを追加します。
      この例では、次のエントリを追加します。
      キー入力値 (Value)
      areYou18OrAbove (2 番目のラジオ コンポーネントのプロパティ名) areYou18OrAboveofAge
    3. [条件分岐 (if)] アクティビティを追加し、ユーザーが 18 歳以上である場合の条件を設定します。
      この例では、条件「ofAge = "yes" And desireToParticipate = "yes"」を使用します。
    4. [Then] ブロックに [フォームの値を設定] アクティビティを追加します。ここで、ユーザーに対するカスタム メッセージをラベル/ヘッダー コンポーネント内で渡します。
      この例では、次のエントリを追加します。
      キー入力値 (Value)
      over18 (ラベル/ヘッダー コンポーネントのプロパティ名) String"Awesome! Please fill in the rest of the form to enroll in the study."
    5. 前の手順と同様に、ユーザーが 18 歳以上ではなくそれ以上フォームに入力できない場合のシナリオのために、[条件分岐 (if)] アクティビティをもう 1 つ追加します。
      この例では、条件「ofAge = "no" And desireToParticipate = "yes"」を使用します。
    6. [Then] ブロックに [フォームの値を設定] アクティビティを追加します。ここで、カスタム メッセージを表示し、フォームを閉じてオートメーションを停止します。
  5. ユーザーの住んでいる地域を、ユーザーが入力した市区町村に基づいて自動入力するために、トリガー ワークフローを作成します (auto fill city district.xaml)。
    1. [Study participation consent] フォームに [フォーム トリガー] アクティビティを追加します。イベントとして、 City コンポーネントの変更タイミングを選択します。
    2. ユーザーが住んでいる市区町村を取得するために、次の引数エントリを使用して [フォームの値を取得] アクティビティを追加します。
      キー入力値 (Value)
      city (City コンポーネントのプロパティ名) StringuserCity
このチュートリアルの結果については、以下のビデオをご覧ください。

ワークフローの例

この手順に従ってチュートリアルをご自身で試してみるには、こちらのサンプル プロジェクトをご覧ください。

  • ワークフローの例

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