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ワークフローに関するアクティビティ
Last updated 2024年10月31日

表を操作する

以下の例では、テーブルを構築して結合し、データを並べ替えて、重複するデータを削除する方法を説明します。ここでは、[データ テーブルをマージ][データ テーブルを並べ替え][重複行を削除] などのアクティビティを使用します。これらのアクティビティは、UiPath.System.Activities パッケージに含まれています。

サンプルと同等のオートメーション プロセスは以下のように構築できます。

  1. Studio を開いて、新しいプロセスを作成します。
  2. デザイナー パネルに [シーケンス] コンテナーをドラッグします。

    • 次の変数を作成します。

      変数名

      変数の型

      既定値

      DT1

      データ テーブル

       

      DT2

      データ テーブル

       

      DataTableString

      文字列

       
  3. [シーケンス] コンテナーに、[データ テーブルを構築] アクティビティをドラッグします。

    • [プロパティ] パネルで、変数 DT1 を [データ テーブル]
  4. [データ テーブルを構築] アクティビティの [データ テーブル] ボタンをクリックします。

    • [列を追加] ボタンをクリックして新しい列を追加します。
    • 最初の列の [列を編集] ボタンをクリックして、[列名] フィールドに値 Name を追加します。
    • [データ型] ドロップダウン リストから [文字列] を選択します。
    • [null を許可] オプションのチェック ボックスを選択します。
    • [最大長] フィールドに値 -1 を追加します。
    • [OK] オプションをクリックしてウィンドウを閉じます。
    • 2 番目の列の [列を編集] ボタンをクリックして、[列名] フィールドに値 Surname を追加します。
    • [データ型] ドロップダウン リストから [文字列] を選択します。
    • [null を許可] オプションのチェック ボックスを選択します。
    • [最大長] フィールドに値 -1 を追加します。
    • [OK] オプションをクリックしてウィンドウを閉じます。
    • 3 番目の列の [列を編集] ボタンをクリックして、[列名] フィールドに値 Grade を追加します。
    • [データ型] ドロップダウン リストから [Int32] を選択します。
    • [null を許可] オプションのチェック ボックスを選択します。
    • [最大長] フィールドに値 -1 を追加します。
    • フィールドに名、姓、学年を入力します。
    • [OK] ボタンをクリックしてウィンドウを閉じます。
    • 再度、[OK] ボタンをクリックします。
    • [データ テーブルを構築] の表示は次のようになります。



  5. 前の [データ テーブルを構築] アクティビティの下に、もう 1 つ [データ テーブルを構築] アクティビティをドラッグします。

    • [プロパティ] パネルで、変数 DT2 を [データ テーブル]
  6. [データ テーブルを構築] アクティビティの [データ テーブル] ボタンをクリックします。

    • [列を追加] ボタンをクリックして新しい列を追加します。
    • [列名 ] フィールドに値 Name を追加します。
    • [データ型] ドロップダウン リストから [文字列] を選択します。
    • [null を許可] オプションのチェック ボックスを選択します。
    • [最大長] フィールドに値 -1 を追加します。
    • [OK] オプションをクリックしてウィンドウを閉じます。
    • 2 番目の列の [列を編集] ボタンをクリックして、[列名] フィールドに値 Surname を追加します。
    • [データ型] ドロップダウン リストから [文字列] を選択します。
    • [null を許可] オプションのチェック ボックスを選択します。
    • [最大長] フィールドに値 -1 を追加します。
    • [OK] オプションをクリックしてウィンドウを閉じます。
    • 3 番目の列の [列を編集] ボタンをクリックして、[列名] フィールドに値 Grade を追加します。
    • [データ型] ドロップダウン リストから [Int32] を選択します。
    • [null を許可] オプションのチェック ボックスを選択します。
    • [最大長] フィールドに値 -1 を追加します。
    • フィールドに名、姓、学年を入力します。
    • [OK] ボタンをクリックしてウィンドウを閉じます。
    • 再度、[OK] ボタンをクリックします。
    • [データ テーブルを構築] の表示は次のようになります。



  7. [データ テーブルを構築] アクティビティの下に、新しい [シーケンス] コンテナーを配置し、その名前を「Merge」とします。
  8. [Merge] コンテナー内部に [データ テーブルをマージ] アクティビティをドラッグします。

    • [プロパティ] パネルの [保存先] フィールドに変数 DT1 を追加します。
    • [スキーマがない時の動作] ドロップダウン リストから [追加] を選択します。
    • [ソース] フィールドに変数 DT2 を追加します。
  9. [データ テーブルをマージ] アクティビティの下に [データ テーブルを出力] アクティビティをドラッグします。

    • [プロパティ] パネルで、変数 DT1 を [データ テーブル]
    • [テキスト] フィールドに変数 DataTableString を追加します。
  10. [データ テーブルを出力] アクティビティの下に [1 行を書き込み] アクティビティを配置します。

    • "Merged DataTable:"[テキスト] フィールドに追加します。
  11. 前の [1 行を書き込み] アクティビティの下に、同じアクティビティをもう 1 つ配置します。

    • [テキスト] フィールドに変数 DataTableString を追加します。
  12. 新しい [シーケンス] コンテナーをドラッグし、[Merge] コンテナーの下に配置します。

    • [プロパティ] パネルの [表示名] フィールドに値 Sort Descending by Grade を追加します。
  13. Sort Descending by Grade コンテナー内部に [データ テーブルを並べ替え] アクティビティをドラッグします。

    • [プロパティ] パネルで、変数 DT1 を [データ テーブル]
    • [データ テーブル] フィールドに変数 DT1 を追加します。
    • [Name] フィールドに値 "Grade" を追加します。
    • [並び順] ドロップダウン リストから [降順] を選択します。
  14. [データ テーブルを並べ替え] アクティビティの下に [データ テーブルを出力] アクティビティをドラッグします。

    • [プロパティ] パネルで、変数 DT1 を [データ テーブル]
    • [テキスト] フィールドに変数 DataTableString を追加します。
  15. [データ テーブルを出力] アクティビティの下に [1 行を書き込み] アクティビティを配置します。

    • "Sorted DataTable:"[テキスト] フィールドに追加します。
  16. 前の [1 行を書き込み] アクティビティの下に、同じアクティビティをもう 1 つ配置します。

    • [テキスト] フィールドに変数 DataTableString を追加します。
  17. 新しい [シーケンス] コンテナーをドラッグし、[Sort Descending by Grade] コンテナーの下に配置します。

    • [プロパティ] パネルの [表示名] フィールドに値 Remove Duplicates を追加します。
  18. Remove Duplicates コンテナー内部に [重複行を削除] アクティビティを配置します。

    • [プロパティ] パネルで、変数 DT1 を [データ テーブル]
    • [データ テーブル] フィールドに変数 DT1 を追加します。
  19. [重複行を削除] アクティビティの下に [データ テーブルを出力] アクティビティをドラッグします。

    • [プロパティ] パネルで、変数 DT1 を [データ テーブル]
    • [テキスト] フィールドに変数 DataTableString を追加します。
  20. [データ テーブルを出力] アクティビティの下に [1 行を書き込み] アクティビティを配置します。

    • "Remove Duplicates DataTable:"[テキスト] フィールドに追加します。
  21. 前の [1 行を書き込み] アクティビティの下に、同じアクティビティをもう 1 つ配置します。

    • [テキスト] フィールドに変数 DataTableString を追加します。
    • ワークフローは次のようになります。



  22. プロセスを実行します。ロボットによって、表が構築、結合され、データが並べ替えられたうえで重複行が削除されます。

こちらからサンプルをダウンロードできます。

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