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ワークフローに関するアクティビティ
Last updated 2024年10月31日

プロセスを呼び出し

UiPath.Core.Activities.InvokeProcess

説明

ローカル マシンで使用可能な UiPath プロセスを実行します。接続が使用可能な場合、ローカル パッケージと Orchestrator のプロセスを実行するために使用できます。

マシンで利用可能なプロセスのリストを見つける方法の詳細については、こちらをご覧ください。

[プロセスを呼び出し] アクティビティは同期モードで実行されます。つまり、親プロセスは子プロセスが完了するのを待ってから再開します。

子プロセスによって生成されたログには、実行の結果とエラーのみが含まれ、親のログと同じ場所に書き込まれますが、ローカル ログの ProcessName フィールドと Orchestrator の Process 列で区別できます。

[プロセスを呼び出し] アクティビティを使用すれば、プロジェクトに複数のプロセスが含まれる場合でも、それらのプロセスを実行するために単一のジョブが作成されます。これは、プロジェクト内の各プロセスに個別のジョブを作成する [プロセスを並列実行] アクティビティとは対照的です。

複数のプロセスが追加された場合は、現在のフォルダーでアクティブなバージョンが使用されます。

注:
  • シリアル化できないデータ型は、ワークフロー間で渡すことはできません (例:UI ブラウザー、UI 要素など)。
子プロセスが呼び出されても見つからない場合は、子プロセスの名前、ロボットが子プロセスを検索したパス、および WindowsIdentitymachineName などの追加の詳細を含むエラーがログに記録されます。
注: v20.4 以降のバージョンの UiPath.System.Activities を使用する場合、[プロセスを呼び出し] は、複数のエントリ ポイントをサポートしています。このバージョンでワークフローが作成された後、UiPath.System.Activities パッケージが単一のエントリ ポイントのみをサポートする古いバージョンにダウングレードされた場合、ワークフローの [プロセスを呼び出し] アクティビティで検証エラーが発生するため、手動で置換する必要があります。

プロジェクトの対応 OS

Windows - レガシ | Windows | クロスプラットフォーム

Windows、クロスプラットフォームでの設定

  • フォルダー パス - 指定されたプロセスがある Orchestrator フォルダーのパスで、プロセスが実行されているフォルダーと異なる場合に使用します。このフィールドは文字列値のみをサポートし、サブフォルダーを示す区切り文字として / が使用されます。例: "Finance/AccountsPayable"
  • 次で呼び出す - プロセスを Orchestrator で設定されたプロセス名またはパッケージ名のどちらで呼び出すかを指定します。パッケージ名の使用はサポートされていますが、非推奨であることに注意してください。
  • プロセス名/パッケージ名 - 呼び出すプロセスまたはパッケージの名前です。このドロップダウンには、接続されている Orchestrator フォルダーで利用可能なプロセスまたはパッケージが表示されます。このフィールドは、文字列と String 型変数のみをサポートします。利用可能なプロセスのリストを管理するには、フィールドの右側にある [プロセスを管理] を選択します。

    注:

    [プロセス名] オプションと [パッケージ名] オプションを切り替えても、名前は自動的には更新されません。プロセス名がパッケージ名と異なる場合は、適宜更新してください。

  • エントリ ポイント - プロセスに複数のエントリ ポイントがある場合、プロセスの開始後に実行するワークフロー ファイルのパスを指定します。このパスは、ルート パッケージを基準にした相対パスである必要があります。既定では、このフィールドは空のままで、Orchestrator で設定されているエントリ ポイントが使用されます。

  • 引数 - 既定のオプションです。 arguments ディクショナリを開き、呼び出されたプロセスの引数を確認できます。 フィールドの右側にある [式を使用 ] を選択して、引数のディクショナリを保持する変数を定義することもできます。 これにより、[ 引数 ] フィールドが [引数] の変数に変換されます。 プロセス引数の最新のリストを取得するには、フィールドの右側にある [ 引数を更新 ] を選択します。 引数のリストを開いて属性を編集するには、[ 引数フィールド] ボックスを選択します。

  • 引数とする変数 - [引数] フィールドの [式を使用] オプションを選択するとアクティブ化されます。定義済みの変数を使用することも、新しい変数を作成することもできます。新しい変数を作成するには、VB の式を使用するか、プロンプトを使用して Autopilot に VB の式を生成するように指示できます。この変数を使用して、呼び出されるワークフローの引数のディクショナリを格納します。[引数] オプションに戻すには、フィールドの右側にある [静的な名前を使用] を選択します。

その他のプロパティ
共通
  • タイムアウト - 呼び出したワークフローの実行を待機する時間を指定します。この時間が経過すると、例外がスローされ、ワークフローは中断されます。このフィールドでは TimeSpan 型の変数のみがサポートされています。既定ではこのフィールドは空白です。
  • エラー発生時に実行を継続 - アクティビティでエラーが発生した場合でも、オートメーションを継続するかどうかを指定します。このフィールドで使用できるのは Boolean 値 (True、False) のみです。既定値は [False] です。そのため、フィールドが空白でエラーが発生すると、プロジェクトの実行が停止します。値を True に設定すると、プロジェクトの実行はエラーに関係なく継続されます。

    注: このアクティビティが [トライ キャッチ] に含まれていて、[エラー発生時に実行を継続] プロパティの値が True の場合、プロジェクトが実行されたときにエラーは発生しません。

実行

  • ターゲット セッション - 子プロセスを開始するセッションを指定します。

    • Current - 子プロセスが親プロセスと同じセッション内に開きます。
    • Process Default - 子プロセスがプロセスの設定を使用します。
    • Main - 親プロセスの実行場所に関係なく、メイン セッション内で子プロセスが開始します。
    • Picture in Picture - 親プロセスの実行場所に関係なく、ピクチャ イン ピクチャ セッション内で子プロセスが開始します。
ログ
  • 開始時のログ - 呼び出したリソースの開始時に自動でログに記録する情報の種類を指定します。

  • 終了時のログ - 呼び出したリソースの終了時に自動でログに記録する情報の種類祖指定します。

  • ログ レベル - [開始時のログ] および [終了時のログ] によって生成されたメッセージに適用するログ レベルを指定します。

Windows - レガシでの設定

デザイナー パネル
アクティビティの本体には、次のプロパティがあります。
  • パッケージ名 - 呼び出すプロセスの作成に使用するパッケージの名前です。Windows - レガシ プロジェクトでは、ロボットは呼び出すプロセスをパッケージ名で識別します。
  • エントリ ポイント - プロセスに複数のエントリ ポイントがある場合、プロセスの開始後に実行するワークフロー ファイルのパスを指定します。このパスは、ルート パッケージを基準にした相対パスである必要があります。既定では、このフィールドは空のままで、Main.xaml がエントリ ポイントとして使用されます。
  • 引数を編集 - 引数のリストを開きます。ここで、呼び出されるプロセスの引数を表示および管理できます。
プロパティ パネル
共通
  • エラー発生時に実行を継続 - アクティビティが例外をスローした場合でもオートメーションを続行するかどうかを指定します。このフィールドは Boolean 値 (True、False) のみをサポートします。既定値は False です。結果として、フィールドが空白であり、例外がスローされた場合、プロジェクトの実行は停止されます。値が True に設定されている場合、エラーが発生したとしても、プロジェクトの実行は続行されます。

    注: このアクティビティが [トライ キャッチ] に含まれていて、[エラー発生時に実行を継続] プロパティの値が True の場合、プロジェクトが実行されたときにエラーは発生しません。
  • 表示名 - アクティビティの表示名です。
  • タイムアウト - 呼び出したワークフローの実行を待機する時間を指定します。この時間が経過すると、例外がスローされ、ワークフローは中断されます。このフィールドでは TimeSpan 型の変数のみがサポートされています。既定ではこのフィールドは空白です。
入力
  • 引数 - Orchestrator から実行するプロセスに渡すことができる入力引数のコレクション。引数の型が不明な場合は、JSON に変換されます。
  • 引数とする変数 - 呼び出されるプロセスに渡される、引数となる変数です。
  • プロセス名 - 呼び出すプロセスの名前です。このフィールドは String 値を受け入れます。

ログ

  • 開始時のログ - 呼び出したリソースの開始時に自動でログに記録する情報の種類を指定します。

  • 終了時のログ - 呼び出したリソースの終了時に自動でログに記録する情報の種類祖指定します。

  • ログ レベル - [開始時のログ] および [終了時のログ] によって生成されたメッセージに適用するログ レベルを指定します。

その他
  • エントリ ポイント - プロセスに複数のエントリ ポイントがある場合、プロセスの開始後に実行するワークフロー ファイルのパスを指定します。このパスは、ルート パッケージを基準にした相対パスである必要があります。既定では、このフィールドは空のままで、Main.xaml がエントリ ポイントとして使用されます。
  • フォルダー パス - 指定されたプロセスがある Orchestrator フォルダーのパスで、ププロセスが実行されているフォルダーと異なる場合に使用されます。このフィールドは文字列値のみをサポートし、サブフォルダーを示す区切り文字として / が使用されます。例: "Finance/AccountsPayable"
  • プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。
  • ターゲット セッション - 子プロセスを開始するセッションを指定します。

    • Current - 子プロセスが親プロセスと同じセッション内に開きます。
    • Process Default - 子プロセスがプロセスの設定を使用します。
    • Main - 親プロセスの実行場所に関係なく、メイン セッション内で子プロセスが開始します。
    • Picture in Picture - 親プロセスの実行場所に関係なく、ピクチャ イン ピクチャ セッション内で子プロセスが開始します。
  • パッケージを使用 - プロセスの識別をパッケージ名で行う (オンの場合) か、プロセス名で行う (オフの場合) かを指定します。既定では、このオプションはオフです。

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